日本ハムが29日、日本シリーズ第6戦で広島に10-4で勝利し、4勝2敗で2006年以来、10年ぶりの日本一に輝いた。同点の8回に中田翔内野手の押し出し四球で勝ち越すと、ブランドン・レアード内野手の満塁本塁打も飛び出すなど一挙6得点。試合を決めた。広島はジャクソンが6失点と誤算。第7戦は今季限りで現役引退する黒田博樹投手が先発予定と見られていたが、舞台を作ることができず、32年ぶりの日本一はならなかった。 先制したのは日本ハム。初回、第5戦で劇的なサヨナラ満塁本塁打を放った西川が、広島先発・野村の初球を右中間に運んで三塁打とした。続く中島卓はストレートの四球。3番に入った岡はカウント2-2からの8球目をショートに転がし、タイムリー内野安打で1点を先制した。 日本ハムが見事日本一に、日本シリーズ第6戦の経過詳細 一方の広島は2回、先頭の松山が日ハム先発・増井からセンター前ヒットで出塁。続く