警察庁は2月1日、遊技機規則に関する技術上の規格解釈基準の一部改正を行った。これによって、16R大当りだが実際の出玉は5R分といった、いわゆる「実質○R大当り」を搭載する必要がなくなる。射幸性に与える影響はほぼないと思われるが、実質○R大当りの特徴である「アタッカーが開放しているので玉を打ち出しても、パカパカしているだけで入賞はせず出玉には繋がらない」といったファンに分かりづらい仕様の改善に繋がりそうだ。 改正されたのは、ぱちんこ機の規格を定めた別表第四にあるMSRNの規定部分。M(特別電動役物の作動確率)×S(賞球数)×R(入賞数)×N(ラウンド数)が12以下であることが定められているが、このうち「N」の算出方法について、「大入賞口の1回の開放等の時間が1.8秒以上」という条件を満たせば、特図1と特図2でそれぞれ平均ラウンド数を算出。大きいほうを「N」にあてはめることができるとする条項が