いまさらですが、今回は当たり前のように使っている“品詞”について。 単語は、『文法』に則って並べられることで文になります。 文法的に同じようなふるまいをする単語のグループが“品詞”です。 【構文解析】のところで、なにげなく「自立語と付属語から文節ができる」と書きました。 構文解析では、単語から文節、文節から文へと、ボトムアップに積み上げていくので、 この二つの区分はとても便利です。そこで、私たちはこんなふうに品詞をわけています。 自立語: (=ひとつの単語だけで文節や文になれる) 名詞:「水」 動詞:「行く」 形容詞:「悪い」 副詞:「早く」 連体詞:「どんな」 感動詞:「あらっ」 接続詞:「しかし」 これらに対して、助詞=「は、が、を、と、…」や、助動詞=「た、です、ます、…」などは付属語です。 単独では文節にも文にもなれません。 ※ 「ね!」「でしょ!」という文があるって?これは自立語