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2015年6月20日のブックマーク (4件)

  • 東京の「近隣地区」書店から見た暮らしの息づく街と書店のリアリティ ─往来堂書店店長 笈入建志氏インタビュー - オルタナティブなサンフランシスコ、観光ガイドと街づくりのヒント

    千駄木は古くからの歴史を持った街で、空襲は受けたものの焼け野原になるほどの被害を受けず、また再開発も一部で進みましたが、さまざまな住民の活動の成果もあって、懐かしさを感じさせる路地や建物が多く残っています。1980年代に始まった下町散歩ブーム以降、その独特の雰囲気から観光地として訪れる人は途切れることがありません。 千駄木に立地する街の書店で、さまざまな、これまでの書店の枠にとらわれない取り組みをされていることで有名な往来堂書店の店長、笈入建志(おいり けんじ)氏に『チャイナタウン、ゲイバー、レザーサブカルチャー、ビート、そして街は観光の聖地となった─「物」が息づくサンフランシスコ近隣地区』を読んで頂き、サンフランシスコの近隣地区と千駄木の街づくりについて、さらに、ノースビーチ近隣地区の街の書店であるシティライツブックストアのことなどをお聞きしました。 【千駄木の街の再発見─『やねせん』

    東京の「近隣地区」書店から見た暮らしの息づく街と書店のリアリティ ─往来堂書店店長 笈入建志氏インタビュー - オルタナティブなサンフランシスコ、観光ガイドと街づくりのヒント
  • 異端を受け容れる都市、許容しない企業

    「ニューヨークは大きなサンフランシスコだ」—。 そういうと、ニューヨークの人たちは激しく反発するだろう。サンフランシスコの人たちも黙ってはいないはずだ。いろいろな点で、この2つはむしろ対照的な都市だ。 サンタフェ研究所のジェフリー・ウェストは、両都市に違いはないという。違いがあるとすれば、そのサイズだ。 1. 物理学者のウェストは、都市が「スケール則」に従っていることを発見した。 平均賃金や人の歩くスピードは、都市によって異なる。だが、そうしたデータを都市の大きさに沿ってプロットすると、一直線上に並ぶ。 ウェストによると、都市の人口が2倍になると、その都市の平均賃金や生産性、研究機関の数、特許数などが15%ずつ増加するという。 動物は体が大きくなるほど、エネルギー代謝率が落ちることが知られている。 たとえば、ゾウはネズミよりも代謝率が低い。 それに対して、都市の場合は、サイズが大きくなれば

    異端を受け容れる都市、許容しない企業
  • 神戸連続児童殺傷事件、元少年の手記に広がる波紋:朝日新聞デジタル

    神戸市の連続児童殺傷事件の加害男性(32)=事件当時14歳=が書いた手記「絶歌」が、ベストセラーになっている。遺族は出版中止と回収を求めたが、出版社は「社会的な意味がある」として増刷を決めた。表現の自由と遺族への配慮を巡り、書店や図書館は対応に頭を悩ませている。 出版社は増刷、遺族は回収求め反発 版元の太田出版は初版の10万部に加えて17日、5万部の増刷を決めた。増刷分は、早ければ26日にも書店に並ぶ予定。岡聡社長によると、同社には抗議の電話が続いているが、「出版する意義があった」と肯定的な意見も寄せられ始めたという。岡社長は「元少年の原稿を読んだ上で、出版社としては、非難を引き受ける覚悟で世に出した。その気持ちは変わらないが、一方で、結果的にご遺族を傷つけたことは重く受け止めている」と話す。 17日には、ホームページに「加害者の考えをさらけ出すことには深刻な少年犯罪を考える上で大きな社会

    神戸連続児童殺傷事件、元少年の手記に広がる波紋:朝日新聞デジタル
  • カドカワ、取次会社“外し”加速か 紀伊國屋書店とも直取引開始、業界の常識破壊

    大手出版社KADOKAWA(カドカワ)は6月4日、埼玉県所沢市から購入した旧所沢浄化センター跡地に新しい印刷製・物流拠点とともに、図書館や美術館、博物館を融合した文化施設を建設する「COOL JAPAN FOREST 構想」(以下、同構想)を発表した。その敷地は約37万平方メートル――東京ドーム8個分という広大なもの。 7月1日には同社の100%出資で、文化施設の建設を推進する株式会社ところざわサクラタウン(松原眞樹社長=KADOKAWA社長)を資金1億円で設立する。KADOKAWAの角川歴彦会長は「2020年の東京オリンピック開催までには完成させたい」と意気込んでおり、その総事業費は300億円にも上る一大事業である。 しかし、この構想をめぐって、経営統合したドワンゴとの間で不協和音が聞こえてくる。関係者は語る。 「KADOKAWAは2015年3月期第2四半期連結決算で、9億円の営業損

    カドカワ、取次会社“外し”加速か 紀伊國屋書店とも直取引開始、業界の常識破壊