仮想通貨の大手取引所、「コインチェック」で巨額の仮想通貨が流出した問題で金融庁は、ほかの取引所についても顧客保護の体制が十分か確認する必要があるとして、複数の業者に立ち入り検査に入りました。金融庁は今後、コインチェック以外の31社すべてに対し立ち入り検査を行うことを検討しています。 さらに金融庁は、ほかの取引所についても顧客保護の体制が十分か確認する必要があるとして、まず、複数の業者に立ち入り検査に入りました。 これについて麻生副総理兼金融担当大臣は9日の閣議のあとの記者会見で、「システムリスク管理体制などの内部管理体制の検証のため今回、複数の業者に対して立ち入り検査に着手した」と述べました。 金融庁は今後、コインチェック以外の31社すべてに対し立ち入り検査を行うことを検討していて、経営の実態を直接確認し仮想通貨の流出などの問題が再び起こることがないよう厳しく監督していく方針です。