1980年に横浜高校の夏初優勝を導き「甲子園のアイドル」として絶大な人気を博した愛甲猛氏(54)。波乱万丈続きのプロ生活、数々のスキャンダルに見舞われた引退生活を陰ながら支えたのは妻・佐和子さんだった。17日に放送されるTBS「壮絶人生ドキュメント プロ野球選手の妻たち」(月曜後7・00)で夫妻の30年の歩みと、愛甲氏が妻にあてた初めての手紙の内容が明らかになる。 高校3年時、夏の甲子園大会で投打にわたる活躍を見せ、そのやんちゃっぽいルックスも相まってアイドル的な人気を誇った愛甲氏は、鳴り物入りでロッテに入団。プロ3年目に佐和子さんと出会い、年俸1000万円を手にしたプロ6年目のオフに結婚した。 しかし、その結婚生活は佐和子さんの想像をはるかに超える苦難の連続。愛甲氏は主力として535試合連続フルイニング出場のパリーグ記録を打ち立てるなど順調にキャリアを積んでいたが、30歳を越え、成績