医学に関するNATROMのブックマーク (1,436)

  • 「漫画家が若くして亡くなる度に囁かれる「漫画家は早死に」は本当かと思って集計 自殺や事故で早逝したことが公表された方を除く」最中義裕の漫画

    漫画家が若くして亡くなる度に囁かれる「漫画家は早死に」は当かと思って集計 自殺や事故で早逝したことが公表された方を除く219名の平均値は62.6歳 我が国の平均寿命より大分短い 勿論、公表されていないだけで自殺や事故の方がこの中にいる可能性も、長命の方が私の調査から漏れている可能性もあり

    「漫画家が若くして亡くなる度に囁かれる「漫画家は早死に」は本当かと思って集計 自殺や事故で早逝したことが公表された方を除く」最中義裕の漫画
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    NATROM 2024/04/11
    選択バイアス以外にも、「享年(死亡した歳)の平均」と「平均寿命」を比較するのも適切ではないでしょうね。
  • プラセボの逆!偽薬なのに具合が悪くなる「ノセボ効果」がコロナワクチンきっかけに注目される - ナゾロジー

    「病は気から」といわれるように、私たちの体調は気の持ちようで左右されることがあります。 よく知られているのは「プラセボ効果」でしょう。 これは、実際には薬効のない偽薬を「よく効くから飲んで」といわれて服用すると、当に病状が回復する現象を指します。 では、その”悪魔の双子”と呼ばれる「ノセボ効果(Nocebo effect)」というものがあるのをご存知でしょうか? これはプラセボ効果とは真逆、つまりは何の害もない偽薬を飲むとなぜか有害な症状が出てしまう現象をいいます。 実はノセボ効果は最近になってようやく注目され始めた概念です。 そのきっかけとなったのは、コロナパンデミックにおけるワクチン接種でした。 When words make you sick https://www.eurekalert.org/news-releases/1038014 THE “NOCEBO” EFFECT:

    プラセボの逆!偽薬なのに具合が悪くなる「ノセボ効果」がコロナワクチンきっかけに注目される - ナゾロジー
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    NATROM 2024/03/31
    ノセボ効果に言及した学術書はもちろん以前にもある。原文では"…the first book dedicated to investigating this fascinating phenomenon by the foremost experts in the field." 「専門家がノセボ効果を主題とした書いた初めての本」という感じ。
  • 『HPVワクチンの「相当規模」の薬害が存在するのなら、WHOやCDCがなぜ無視しているのか、合理的な理由を説明して欲しい - NATROMのブログ』へのコメント

    比率としては低いけど被害を訴える人はいて裁判にもなってるわけで、研究結果が無いから被害もないのではみたいなのだと、水俣病の時代とかわらないのではとも思ってしまう。

    『HPVワクチンの「相当規模」の薬害が存在するのなら、WHOやCDCがなぜ無視しているのか、合理的な理由を説明して欲しい - NATROMのブログ』へのコメント
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    NATROM 2024/03/01
    B型肝炎ワクチンについても被害を訴える人もいて裁判にもなっています。じゃあB型肝炎ワクチン薬害はあるのかよ、どう違うのか合理的な説明を、という話です。水俣病は因果関係を示した疫学研究結果がありますね。
  • 『HPVワクチンの「相当規模」の薬害が存在するのなら、WHOやCDCがなぜ無視しているのか、合理的な理由を説明して欲しい - NATROMのブログ』へのコメント

    HANSが全て妄想だっていうのは科学的に誠実だとは思いませんね。ワクチン固有の生物学的特性が全てではないだろうけど、あれと向き合うのは接種推奨にも重要でしょう。 PubMed ID 30478703 27503625 31475305

    『HPVワクチンの「相当規模」の薬害が存在するのなら、WHOやCDCがなぜ無視しているのか、合理的な理由を説明して欲しい - NATROMのブログ』へのコメント
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    NATROM 2024/03/01
    「複数の医療・研究機関でHANSについては研究されている」として、ならばいったいなぜ、PubMedで検索可能な水準に達した論文が一本も出版されていないのか、という話なのです。和文誌ならそこそこあります。内弁慶か。
  • トランプ推奨の抗マラリア薬、服用でコロナ患者1万7000人死亡 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)

    ドナルド・トランプ前米大統領は2020年春、新型コロナウイルス感染症の予防と治療で抗マラリア薬「ヒドロキシクロロキン」の使用を推奨した。効果も安全性も証明されていなかったにもかかわらず、繰り返し服用を米国民に勧めた。査読医学誌「Biomedicine & Pharmacotherapy」の最新号に発表された研究によると、米国など6カ国で、ヒドロキシクロロキンの服用に関連した新型コロナ患者の死亡例が推定で計1万7000人近くにのぼることがわかった。 ヒドロキシクロロキンは長年、抗マラリア薬として知られていたが、新型コロナのパンデミック(世界的大流行)の第1波が起きた時に「臨床上の有用性を示す証拠がないにもかかわらず」(研究チーム)、一部の医師によって患者に処方された。 今回の研究では、ランダム化比較試験を行った44のコホート研究をメタ解析した。すると、米国、フランス、ベルギー、イタリア、スペ

    トランプ推奨の抗マラリア薬、服用でコロナ患者1万7000人死亡 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)
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    NATROM 2024/01/09
    「緊急時だからランダム化比較試験なんかやらなくていい。緊急時は人命救助を優先させよ」といった主張もありましたが間違いです。有効性を評価しないまま、だらだらと薬を使うほうが人命軽視です。
  • 『適切な比較がなくては因果関係の推論はできない - NATROMのブログ』へのコメント

    HPVワクチンを接種してないけど同様の症状の人が同じくらいの確率で発生してることを示せれば無関係だという推定が可能だけど、そういうデータは無いのかな。

    『適切な比較がなくては因果関係の推論はできない - NATROMのブログ』へのコメント
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    NATROM 2024/01/04
    id:ROYGBさん。「HPVワクチンを接種してないけど同様の症状の人が同じくらいの確率で発生してる」ことは多くの研究で示されています。 https://natrom.hatenablog.com/entry/2023/11/30/152403 の参考文献を参照してください。
  • アマクロ疣研

    アマクロ疣研 『HPVの感染が子宮頸がんの原因である』ことは広く一般的な知識となった。HPV感染症に関する誤解や偏見も、同じく満ち溢れ大きな負担となっている。19世紀末に始まるパピローマウイルス学の系譜を継ぐ🐰が、丁寧にパピローマウイルスとその感染症について説明する。それは人類の科学的発展の成果だ

    アマクロ疣研
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    NATROM 2023/11/27
    HPV(ヒトパピローマウイルス)の専門家による解説。きわめて質が高く、勉強になる。子宮頸がんの原因であることはわかってきた歴史的経緯、最新のHPVワクチンの情報、「感染」と「感染症」の違いなど。
  • HIROTSUバイオサイエンスのNewsPicksに対する反論について|手を洗う救急医Taka

    雉も鳴かずば撃たれまい。 2023年9月19日にHIROTSUバイオサイエンスが出した「一部メディアの報道について」というプレスリリースを読んで、最初に感じたのはこれでした。 HIROTSUバイオサイエンスは「線虫ががんの匂いに引き寄せられる」という性質を使って、がんの早期発見効果を謳う "N-NOSE" というサービスを提供しています。 尿を一滴垂らすと、がんの人のものであれば線虫は寄ってくる。 健康な人のものであれば、逆に線虫は逃げていく。 自分の尿を線虫に判定してもらえば、がんのリスクがわかるということですね。 しかし、NewsPicks が「がん患者10人の尿が全て陰性(がんではない)と判定された」等のデータを元に、N-NOSE は役に立たないのではないかということを報道したのです。 これに対してHIROTSUバイオサイエンス側が9月19日に反論したのですが、これが正直絶句するよう

    HIROTSUバイオサイエンスのNewsPicksに対する反論について|手を洗う救急医Taka
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    NATROM 2023/09/20
    「過剰診断」の誤用のほかは十分に参考になる記事だと思う。感度・特異度が集団により変わり得ることは注釈があってもよい、ぐらい。NewsPicks側の「感度13%」の計算にも問題があるという指摘はその通り。
  • 「癌」になって、考えたこと、感じたこと(1)|Hajime Yamazaki(山崎元)

    〜発病の経緯と検査について考えたこと〜 <癌発見の経緯> 2022年の6月くらいから、喉の調子が今一つだと感じていた。不調だと感じた部位は喉の少し奥と、耳の下のリンパ腺の辺りだった。細菌が感染しているような感覚だったので、近所の内科医院を受診した。コロナが問題の頃であったせいだろう。医師は、一切私に触ろうとせず、おそるおそるライトで私の喉を数秒照らしただけで、「抗炎症剤を出しておきますので、様子を見てください」と言った。 10日くらい経って、悪くもならないけれども改善が見られない。次には、耳鼻科を受診して、内視鏡で喉を見て貰った。鼻から細い管を入れる耳鼻科の内視鏡は楽な検査だった。画像を見せても貰ったが全く異常はなかった。 耳鼻科の医師は「念のため、道も見て貰った方がいいのではないかと言って、近くの胃腸専門の病院を教えてくれた。 ベッドが2、30床くらいの胃腸専門の病院だったが、内視鏡の

    「癌」になって、考えたこと、感じたこと(1)|Hajime Yamazaki(山崎元)
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    NATROM 2023/09/07
    (2)に対する反論は豊富にある。乳がん検診や大腸がん検診はがん死亡率を下げるが、「本物の癌」「癌もどき」以外の「早期に治療介入すれば治るがん」の存在を示す( https://natrom.hatenablog.com/entry/20171121/p1 )。
  • 健康診断見直しへ 厚労省、女性疾患追加やX線廃止検討 - 日本経済新聞

    厚生労働省は働く人が会社で受ける健康診断の内容を見直す。女性に特有の疾患を問診に加える。結核の把握を目的に始まった胸部エックス線を廃止し、心電図は年齢が高い人のみの受診に絞るといった方向で議論する。女性就業率の上昇や疾患の変化に対応し、効果を高める。今秋に新たな検討会を立ち上げる。健診項目は省令の1つである労働安全衛生規則に定められており、早ければ2025年度から項目を順次変える。見直しは07

    健康診断見直しへ 厚労省、女性疾患追加やX線廃止検討 - 日本経済新聞
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    NATROM 2023/09/04
    「結核の把握を目的に始まった胸部エックス線を廃止し、心電図は年齢が高い人のみの受診に絞るといった方向」。いいね。世界標準に近づいた。
  • 小学校では予防接種由来の小児がんにより、卒業時には入学時の半分以下に..

    小学校では予防接種由来の小児がんにより、卒業時には入学時の半分以下になるまで生徒が亡くなる事態が恒常化。 今や癌は高齢者より幼少期から予防接種や投薬をされてきた若者世代の病気。 とある地域の中核総合病院では新規に膵臓がんと診断された人の9割、大腸がんと診断された人の6割が20代から40代。若さと相まって進行が早く「腫瘍が大きくなる様子を腹部エコーで視認できる」ほどの進行スピード。 緩和ケア病棟が児童と若者で溢れ高齢者など一人もいないのは今や「隠された常識」である。 免疫が高くがんが治ってしまいそうな患者には厚労省から出向した医師がアービタックスなどの抗がん剤(実際は癌性腹膜炎や癌性肺炎を誘発させる毒物)を投与し生存の芽をつむ。 なぜそんなことをするのか? 製薬、軍事、金融のあらゆる産業を牛耳るスウェーデンの富豪貴族であるヴァレンベリ家を頂点とするストックホルム貴族達は北欧系を頂点に考える白

    小学校では予防接種由来の小児がんにより、卒業時には入学時の半分以下に..
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    NATROM 2023/09/03
    予防接種、小児がん、半分以下というフレーズから「台湾ではB型肝炎由来の小児肝細胞がんが、B型肝炎ワクチンの定期接種後に半分以下に」という話( https://www.nejm.jp/abstract/vol336.p1855 )かと思ったら違った。
  • 子宮頸がんワクチンで要望 「積極的勧奨の中止を」:東京新聞 TOKYO Web

    全国薬害被害者団体連絡協議会は24日、子宮頸がんなどを防ぐヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンについて、副反応被害者の診療体制や救済が不十分だとして、積極的な接種勧奨の中止を訴える要望書を加藤勝信厚生労働相に手渡した。 要望書では、2022年4月に厚労省がHPVワクチン接種の積極的勧奨を再開したことで「被害者が再度増加することは不可避だ」と指摘。治療法の開発を行う国の研究班の設置や、国が指定した協力医療機関に勤務する医師への研修の実施などを求めた。

    子宮頸がんワクチンで要望 「積極的勧奨の中止を」:東京新聞 TOKYO Web
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    NATROM 2023/08/25
    裁判で副作用が争われているような重い症状がHPVワクチンと因果関係があるなら、HPVワクチン接種割合の高い海外でたくさん発生しているはずだけど、実際には発生の増加は観察されていません。
  • 《過剰診断という不利益が生じえる検査》は止めるべきか - Interdisciplinary

    はじめに 題で強調しているのは、下に引用する文に書かれていたものです。 福島の #甲状腺検査 は過剰診断という不利益が生じえる検査です。世界では無症状の人(症状とは甲状腺にしこりがある,嗄声)には推奨されない検査にかわりました。人生を変えることもある検査。検査するだけでなく、何か見つかった時どうするかまでが検査です。 pic.twitter.com/NQHneeHM4Q— こどもを甲状腺がんの過剰診断から守る医師の会 SaveChildrenOverdiagnosis (@MKoujyo) 2023年8月21日 福島の #甲状腺検査 は過剰診断という不利益が生じえる検査です。 この文章は、福島で実施されている甲状腺がん検診の実施に疑問を呈する流れで書かれています。つまり、甲状腺がん検診の再考、あるいはもっとはっきりと言えば、検診の実施に反対する理由として、 過剰診断という不利益が生じえる

    《過剰診断という不利益が生じえる検査》は止めるべきか - Interdisciplinary
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    NATROM 2023/08/22
    良記事。あらゆる検診に過剰診断という不利益は生じます。「甲状腺がん検診は過剰診断という不利益が生じるから止めるべき」という主張はあまりにも雑です。利益と害を比較して考えましょう。
  • 日本内分泌外科学会会誌に掲載された論文 「過剰診断(overdiagnosis)の定義と過剰手術(oversurgery)/ 過剰治療(overtreatment)の用法: 病理医と疫学者の見解の差異」に対するJCJTCの見解

    内分泌外科学会会誌に掲載された論文 「過剰診断(overdiagnosis)の定義と過剰手術(oversurgery)/ 過剰治療(overtreatment)の用法: 病理医と疫学者の見解の差異」に対するJCJTCの見解 日内分泌外科学会が発行する会誌に下記の論文が掲載されました(内分泌外会誌 38(4):265-268,2021)。<論文> 過剰診断(overdiagnosis)の定義と過剰手術(oversurgery)/ 過剰治療(overtreatment)の用法: 病理医と疫学者の見解の差異 坂 穆彦、廣川 満良、伊東 正博、長沼  廣、鈴木  理、橋 優子、鈴木 眞一 福島県民健康調査において過剰診断(overdiagnosis)の被害が発生しているのではないか、との指摘があります。これに対して当論文の筆者らは、従来病理学的な誤診という意味で「過剰診断」という用語を使

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    NATROM 2023/08/08
    「国際的には病理医も含め大多数の専門家がWelchの定義した疫学的な意味(生涯にわたり対象者に悪影響をおよぼさない病変を患者に有害で治療を要するものであると診断してしまうこと)で過剰診断を使用している」。
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    NATROM 2023/06/11
    「ワイのTwitterにはクソリプが山ほど湧いているのですが、その中でもガチで違法かつ割と最近書き込んでいたクソリプの中のクソリプの主が50名ということになります」。
  • 「輸血しなければ死んでしまう」との説得は逆効果になり得る

    日経メディカル運営の「日最大級」医師求人メディア。転職支援会社が扱う求人情報のほか、医療機関からの直接求人情報も掲載!

    「輸血しなければ死んでしまう」との説得は逆効果になり得る
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    NATROM 2023/05/30
    「無輸血治療がもたらすデメリットは積極的に紹介しませんし、引用している論文についても、医師の先生方から見ると、エホバの証人にとって都合の良い部分を取捨選択しているように取れる箇所もある…」。
  • 「がんが消えた」という体験談は本当なのか…きわめてまれに起こる"自然退縮"という奇跡 ただし、がんが自然に治る可能性はあまりにも低いので標準医療は必須

    ちまたには「がんが消える」と称する事法や代替療法が多数ある。当にがんは消えるのか。内科医の名取宏さんは「標準医療以外のいわゆる代替療法で、臨床試験で効果が証明されたものはありません。一方で、きわめてまれながら、がんが自然退縮するケースはあります」という――。 「がんが消えた!」体験談はほぼウソ 世の中には、各種がんの標準医療以外に「がんが消える」と称する事法や治療法が数多くあります。野菜ジュースで、玄米菜で、塩で、精神統一で、温熱療法で……さまざまな方法でがんが消えたと、WEBサイトや書籍、雑誌、商品の通販ページなどに書かれています。こんなに種類があるのかと驚くほどです。がんが消える事法がない理由は前回の記事の通りですが、治療法でも同じこと。標準医療以外のいわゆる代替療法で、きちんとした臨床試験で効果が証明されたものはありません。 がん治療は副作用や合併症を伴うことがありますから

    「がんが消えた」という体験談は本当なのか…きわめてまれに起こる"自然退縮"という奇跡 ただし、がんが自然に治る可能性はあまりにも低いので標準医療は必須
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    NATROM 2023/04/11
    がんの自然退縮について書きました。数万例に1例ぐらいだと言われていますが、がん腫や統計の取り方によってはもっと高い頻度が報告されています。とても興味深い現象です。
  • 小児・AYAがん、国内未承認薬を臨床研究 ドラッグラグ解消へ(毎日新聞) - Yahoo!ニュース

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    NATROM 2023/04/06
    米国と比べて日本ではドラッグラグが拡大し「海外で承認済みの薬や治験中の薬を使用できずに、亡くなる子どももいる」が、改善に向けて、国立がん研究センターが臨床試験を開始、というニュース。
  • 心停止の患者に水素加えた酸素投与で救命率向上 慶大など発表 | NHK

    心臓が停止したあと、救急病院に搬送された患者に水素を加えた酸素を投与して救命措置を行うと、通常の酸素を投与した場合より救命率が高まったとする臨床試験の結果を慶応大学などのグループが発表しました。今後、治療の実用化を目指すとしています。 心臓の病気などで心臓が停止し救急の医療機関に運ばれる患者は、総務省消防庁の統計によりますと、国内で年間およそ8万人いますが意識が戻らないまま死亡したり、助かっても重い後遺症が残ったりするケースが多くあります。 慶応大学の鈴木昌特任教授らのグループは、各地にある15の病院で、おととし9月までの4年半余りの間に心停止で搬送され意識が回復していない患者73人を対象に、2%の水素を加えた酸素を投与して救命措置を行った場合の効果を調べる臨床試験を行いました。 その結果、90日後の生存率は通常の酸素の投与を受けた患者では61%だったのに対し、水素を含む酸素を受けた患者で

    心停止の患者に水素加えた酸素投与で救命率向上 慶大など発表 | NHK
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    NATROM 2023/03/27
    水素ガスを飲料水に溶解させるアイディアがビジネスに悪用されただけで、水素ガスの抗酸化作用は動物実験レベルではよく知られていました(たとえば、PMID: 17486089、Nature Medicine誌、2007年)。
  • 記者の目:新しいがん検査で考える 受診の不利益面も考慮して=高野聡(医療プレミア) | 毎日新聞

    体長約1ミリの線虫を用いたがん検査が注目されている。犬に勝る嗅覚を持ち、尿に含まれたがんのにおいに集まるという。この特性を生かし、既存のがん検診では早期発見が難しい「15種のがんリスク」や「膵臓(すいぞう)のがんリスク」の検査サービスが始まった。だががん検診で重要なのは受けた人に不利益が少なく、検査によって死亡率が下がることだ。新技術に注目が集まる今、がん検診の基を知っておきたい。 「がんは早期発見、早期治療が大事」というフレーズは浸透したが、その手段であるがん検診には誤解が多い。その一つが「がんがあれば検診で見つかる」という過剰な期待だ。がんを正しく判定できる割合を「感度」と呼ぶ。感度が低いと、がんがあっても「なし」と判定される「偽陰性」が増え、がんの見逃しになる。公的に推奨されている「対策型検診」(肺、胃、大腸、乳房、子宮頸(けい)部)でも感度は60~80%。つまり20…

    記者の目:新しいがん検査で考える 受診の不利益面も考慮して=高野聡(医療プレミア) | 毎日新聞
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    NATROM 2023/03/03
    紙面のほうで読んだ。見出しは「集団での死亡率低下発見率より大事」「線虫の嗅覚利用十分な検証望む」。膵がんリスクがわかると称する線虫検査にも言及あり。運営会社は取材の申し込みに「応じられない」と回答。