読んでない方はお先に以下に目を通してください。 「1864/部数と印税 1」 「1865/部数と印税 2」 「1866/部数と印税 3」 「1688/部数と印税 4」 「1870/部数と印税 5」 困ったことに、このシリーズはまだ終わらないです。アホな右翼やアホな左翼のことを書いていてもなんのメリットもないので、このまま延々続けようかと思わないではない。 『エロスの原風景』はオールカラーです。この場合は、高い本だからオールカラーなのでなく、最初からオールカラーにしたいというのが私の意向でした。 現物を見ていただかないとわからないと思いますが、例えば今から一世紀前のフランスのポストカードを紹介した章があります。これが泣けてくるくらいに美しいのです。 当時はまだ写真のカラー印刷ができなかったため、カラーのポストカードは、手あるいはスタンプによる彩色です。中でも彩色のヌードものを私は集めています