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  • NIBB、植物細胞壁中の糖タンパク質に重要な未知の酵素「HPAT」を解明

    基礎生物学研究所(NIBB)は9月16日、植物の細胞を取り囲む細胞壁中には、動物には存在しない特殊な糖鎖構造を持つ糖タンパク質に、「アラビノース」という糖を鎖状に連ねて付加させている未知の酵素を、モデル植物「シロイヌナズナ」の細胞から精製・同定することに成功したと発表した。 成果は、NIBB細胞間シグナル研究部門の松林嘉克教授、同・大西真理研究員らの研究チームによるもの。研究の詳細な内容は、9月15日付けで英科学誌「Nature Chemical Biology」に掲載された。 1967年、それまでセルロース繊維からのみ構成されていると考えられていた細胞壁中に、特殊な糖鎖構造を持つ糖タンパク質が多数含まれていることが発見された。それ以降、これらの糖タンパク質には、細胞壁形成時の足場や補強剤としての役割を果たすものや、細胞間で情報を伝えるホルモンとして機能するものなど、植物の成長に極めて重要

    Tousa
    Tousa 2013/09/20
    植物の細胞を取り囲む細胞壁中には動物に存在しない特殊な糖鎖構造を持つ糖タンパク質に「アラビノース」という糖を鎖状に連ねて付加させている未知の酵素をモデル植物「シロイヌナズナ」の細胞から精製・特定に成功
  • 動脈硬化や高脂血症予防促進に期待 -近大、キトサンを捕えるタンパク質を発見

    近畿大学(近大)は9月4日、サプリメントなどとして注目度が高い、多数のグルコサミンが鎖状に連なった多糖類の一種である「キトサン」を混合物の中から捕らえるタンパク質を発見し、その仕組みを明らかにしたと発表した。 同成果は、同大農学部バイオサイエンス学科の深溝慶 教授、同 新家粧子 博士後期課程2年、同 大沼貴之 講師、福井県立大学の木元久 教授、福井工業大学の草桶秀夫 教授らによるもの。詳細は米国生物化学雑誌「Journal of Biological Chemistry」に掲載された。 キトサンは血中コレステロール低下や整腸作用、脂肪吸着などの効果で知られ、病気の予防やダイエットのサプリメントなど機能性品として活用されているが、その多くはエビやカニなどの甲羅から抽出されている。現在、この抽出過程では、高濃度の酸・アルカリといった大量の廃棄物が発生しているほか、得られるキトサンも甲殻類アレ

    動脈硬化や高脂血症予防促進に期待 -近大、キトサンを捕えるタンパク質を発見
    Tousa
    Tousa 2013/09/17
    キトサン加水分解酵素というタンパク質の1つ「Paenibacillus sp. IK-5由来キトサン加水分解酵素」に存在する「ディスコイジン・ドメイン」に様々な糖質を混合させた結果、キトサンだけが結合する事を発見。
  • 妊娠を科学する! - 男も知っておくべき高齢出産時代の妊娠のための基礎知識 (1) 今さらそんなことを言われても… | 開発・SE | マイナビニュース

    「37歳をこえたら妊娠しにくくなるなんて。だって、芸能人が40代で子どもを産みました~って、テレビでよく報道されてるじゃないですか。えーっ、今さらそんなこと言われても困る!が心でした」 壇上で、大きなスクリーンを背後に、小柄な女性が淡々と話します。彼女はNHK報道局の記者。2012年の2月14日にNHKクローズアップ現代で放送された「産みたいのに産めない ~卵子老化の衝撃~」をプロデュースしたご人です。「えーっ」は女性だけではありません。彼女によれば「取材の中で男性から『パートナーの適齢期をのがしてしまって、パートナーに申し訳ない』という声が多かった」ともいいます。 妊娠は「あたりまえ」ではない 2013年3月24日に鳥取県の米子コンベンションホールで開催された、不妊治療を行うミオ・ファティリティ・クリニックが開催したイベント「うむってすばらしい…」での一幕。彼女が1カ月間、米子市に滞

    妊娠を科学する! - 男も知っておくべき高齢出産時代の妊娠のための基礎知識 (1) 今さらそんなことを言われても… | 開発・SE | マイナビニュース
    Tousa
    Tousa 2013/05/08
    妊娠は「あたりまえ」ではない 卵子は年齢とともに減っていく 排卵で命を失う危険性すらある 精子と出会う場に卵子がたどりつけるのは、3~5回に1回 妊娠しようと思っても、妊娠できる確率は1割程度....
  • 東北大など、ゴマの健康成分「セサミノール」の生産につながる新酵素を発見

    東北大学は、ゴマに含まれる健康促進成分「セサミノール」の工業的生産を実現する可能性を持つ新しい酵素を発見したと発表した。 同成果は同大大学院工学研究科バイオ工学専攻応用生命化学講座の中山亨 教授、宮崎県の清鐵工、南九州大学の山口雅篤教授らによるもので、詳細は4月10日発行の米国科学誌「PLOS ONE」に発表された。 近年の研究からゴマやゴマ油などのゴマ関連品を摂取すると、健康に好ましいさまざまな効果があることが判明してきた。中でもゴマに含まれるリグナンの一種である「セサミン」の健康促進効果については理解が進み、健康品の成分として市場開拓が進んでいるほか、同じく健康促進成分として有望な「リグナン」の活用も期待されるようになってきている。セサミノールはこうしたリグナンの1種で、これまでの研究から、強力な抗酸化活性、抗動脈硬化作用、抗がん作用などが明らかにされてきた。 セサミノールはゴマ

    東北大など、ゴマの健康成分「セサミノール」の生産につながる新酵素を発見
    Tousa
    Tousa 2013/05/08
    東北大学はゴマに含まれるセサミノールに3つの糖(糖鎖)が結合したセサミノールトリグルコシド分解してセサミノールを効率よく生成できる微生物を探索、ゴマ搾りかす中にそうした能力を持った微生物がいることを発見
  • 北大、クラス横断的に複合糖質糖鎖を系統的に定量解析する新手法を確立

    北海道大学(北大)は1月24日、「N-結合型糖鎖」、「O-結合型糖鎖」、「スフィンゴ糖脂質」、「プロテオグリカン」、「遊離オリゴ糖」からなる5つのクラスの複合糖質糖鎖を系統的に定量解析する手法を確立し、細胞の有する主要なすべての複合糖質糖鎖の発現プロファイルをクラス横断的に俯瞰できるようになったと発表した。 成果は、北大大学院 先端生命科学研究院 複合糖質機能化学グループの篠原康郎特任教授、同・藤谷直樹特任助教、同・古川潤一特任助教らの研究グループによるもの。研究の詳細な内容は、1月23日付けで米国科学雑誌「米科学アカデミー紀要(PNAS)」に掲載された。 複合糖質とは、糖質を含む生体分子の総称のことで、広くは動植物の組織、細胞あるいは体液中などに存在する。複合糖質は(1)糖タンパク質、(2)糖脂質、(3)プロテオグリカンに大別することが可能だ。 そして、疾患マーカーや未分化細胞マーカーに

    北大、クラス横断的に複合糖質糖鎖を系統的に定量解析する新手法を確立
    Tousa
    Tousa 2013/01/29
    北海道大学はN-結合型・O-結合型糖鎖、スフィンゴ糖脂質、プロテオグリカン、遊離オリゴ糖からなる5つのクラスの複合糖質糖鎖定量解析手法を確立、複合糖質糖鎖発現プロファイルを横断的に俯瞰出来る様になったと発表
  • 理研、急性心筋梗塞の早期診断用の新規バイオマーカー候補を発見

    理化学研究所(理研)は10月11日、「血管内皮細胞」に発現する「アミロイドβ前駆体タンパク質APP770」を特異的に測定できる「サンドイッチELISA」法の開発に成功し、これによりAPP770が急性心筋梗塞の早期診断マーカーとなり得ることを発見したと発表した。 成果は、理研基幹研究所 システム糖鎖生物学研究グループ 疾患糖鎖研究チームの北爪しのぶ副チームリーダー、福島県立医科大学 循環器内科の竹石恭知教授、同・義久精臣准教授、同・八巻尚洋助教、免疫生物研究所の研究者らの共同研究グループによるもの。研究の詳細な内容は、米科学雑誌「Journal of Biological Chemistry」印刷版12月号に掲載されるに先立ち、日時間10月3日付けでオンライン版に掲載された。 アルツハイマー病患者の脳では、「脳実質(神経細胞)」と脳内血管の双方にペプチド「アミロイドβ(Aβ)」が沈着するこ

    理研、急性心筋梗塞の早期診断用の新規バイオマーカー候補を発見
    Tousa
    Tousa 2012/10/18
    理化学研究所は血管内皮細胞に発現する「アミロイドβ前駆体タンパク質APP770」を特異的に測定できる「サンドイッチELISA」法の開発に成功。これによりAPP770が急性心筋梗塞早期診断マーカーとなり得る事を発見したと発表
  • 東大など、直径7nmのカプセルにタンパク質を1つ丸ごと閉じ込めることに成功

    科学技術振興機構(JST)、東京大学、分子科学研究所(分子研)、理化学研究所(理研)、高輝度光科学研究センター(JASRI)の5者は10月3日、人工的に作り出した直径7nmのカプセル内部に、タンパク質を丸ごと閉じ込めることに成功したと共同で発表した。 成果は、東大 大学院工学系研究科 応用化学専攻の藤田誠教授、分子研 岡崎統合バイオサイエンスセンターの加藤晃一教授らの共同研究グループによるもの。研究はJST課題達成型基礎研究の一環として行われ、詳細な内容は英国時間10月2日付けで英国科学雑誌「Nature Communications」オンライン版に掲載された。 自然界ではタンパク質やDNAなどの生体分子が、ウイルスの殻などの巨大なカプセル状物質に閉じ込められることで、構造や生理活性が制御されたり、必要とされる時まで貯蔵されたりすることが知られている。 人工的な化学現象においても同様だ。中

    東大など、直径7nmのカプセルにタンパク質を1つ丸ごと閉じ込めることに成功
    Tousa
    Tousa 2012/10/05
    人工的に作り出した直径7nmのカプセル内部に、タンパク質を丸ごと閉じ込めることに成功。成功の鍵はンパク質をあらかじめ配位子の1つに結合しておき、残りの配位子には「糖鎖」を結合させておいたこと。
  • NEDO、高感度・低コストの抗体集積化チップを開発

    新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は9月13日、高感度・低コストの抗体集積化チップの開発に成功したと発表した。 成果はNEDOの若手グラント(産業技術研究助成事業)の一環として、免疫診断に使用する抗体の高感度化と製造コストの低減に取り組んでいる京都工芸繊維大学 熊田陽一助教によるもの。詳細は9月27日~28日に開催される第11回産学官連携会議/イノベーションジャパン2012の「若手研究者による科学・技術研究説明会」で発表される。 将来の予防医療社会を考える上で、免疫診断に使用する抗体の高感度化と製造コストの低減が課題となっている。これまで免疫診断に用いられてきた完全長抗体は製造コストが高く、免疫診断の価格も高騰している。このような背景から、研究グループでは、小サイズで、完全長抗体と同じ機能が期待できる単鎖抗体を用い、抗体チップ基板として使用するポリスチレン基板にしっかりと付着す

    NEDO、高感度・低コストの抗体集積化チップを開発
    Tousa
    Tousa 2012/10/05
    安価に製造された単鎖抗体固定化基板を用い、バイオマーカーの標識糖鎖を高感度に検出可能な糖鎖プロファイリング診断技術の開発に成功
  • 肌のシミは「マドンナリリー根エキス」と「グルコサミン」で解決 - 資生堂

    皮膚は紫外線をあびると、表皮に存在する色素形成細胞「メラノサイト」で、黒褐色になるメラニン色素の生成が増加し、メラノサイト周囲の基底細胞「ケラチノサイト」にメラニン色素を渡す。そして、メラニン色素を過剰に蓄えた基底細胞は「黒化基底細胞」となり、その部分が黒褐色のシミとなる(画像3)。 資生堂は、これまで一般的にシミの肌状態としていわれている、メラノサイトによるメラニン色素の過剰産生だけでなく、メラニンを渡されたケラチノサイトも含めた肌の上部の表皮全体が「負のスパイラル」と呼ぶ異常な状態に陥っていることを明らかにしてきた。そして、このシミ部位の肌状態に対応する医薬部外品美白有効成分として、「m-トラネキサム酸」や「4MSK」などを独自に開発してきており、同社ではシミの原因究明のためには、メラニン色素やメラノサイトだけでなく、肌全体で起こっている現象をとらえることが重要としている。 しかし、こ

    肌のシミは「マドンナリリー根エキス」と「グルコサミン」で解決 - 資生堂
    Tousa
    Tousa 2012/10/02
    資生堂は基底膜の構成成分の1つである糖鎖「ヘパラン硫酸」がシミの部位では減少している事、これにより肌の奥の真皮で産生されるシミ増殖因子が表皮へ流入する量をコントロール出来なくなっている事を突き止めた
  • 細胞増殖因子「FGFC」は高線量の放射線被ばくに対して有効 - 産総研など

    産業技術総合研究所(産総研)は、放射線医学総合研究所(NIRS)の協力を得て、高線量の放射線被ばくによる障害の予防・治療に効果があると見られる新たな細胞増殖因子「FGFC」を創製し、マウスによる実験で、事前投与の方がより有効だが、事後投与でも生存日数が延長されることが確認され、致命的な放射線障害に対する予防・治療として有効である可能性が示されたと発表した。 成果は、産総研 バイオメディカル研究部門 シグナル分子研究グループの浅田眞弘主任研究員、同・今村亨研究グループ長、NIRSの明石真言理事、同・重粒子医科学センター・先端粒子線生物研究プログラムの中山文明主任研究員らの研究グループによるもの。今回の成果の詳細は、2012年9月6~8日に東北大学で開催される「日放射線影響学会第55回大会」にて発表される予定だ。 2011年3月の東京電力福島第一原子力発電所の事故以降、放射線障害を予防・治療

    細胞増殖因子「FGFC」は高線量の放射線被ばくに対して有効 - 産総研など
    Tousa
    Tousa 2012/09/21
    産総研はNIRSの協力を得て高線量の放射線被ばくによる障害の予防・治療に効果があると見られる新たな細胞増殖因子「FGFC」を創製。マウス実験で事前投与の方がより有効だが、事後投与でも生存日数が延長される事を確認
  • 東大医科研、がん細胞関連タンパク質「MT1-MMP」の糖鎖修飾の様子を解明

    東京大学医科学研究所(東大医科研)は、新たに開発した手法を用いてがん細胞の浸潤に必要なタンパク質「MT1-MMP」の糖鎖解析を行った結果、がん細胞内でMT1-MMPに付加する「糖鎖」の数が一定ではなく、不均一性があることが示され、同時に予想外の部位に糖鎖付加が起こりうることも判明したと発表した。 成果は、東大医科研 腫瘍細胞社会学分野の周尾卓也特任研究員、同・清木元治教授、同・田中耕一客員教授(兼島津製作所シニアフェロー/同・田中耕一記念質量分析研究所所長)らの研究グループによるもの。研究の詳細な内容は、日時間8月23日付けで米オンライン科学誌「PLoS ONE(Public Library of Science One)」に掲載された。 タンパク質の翻訳後修飾の中で最も多いのが糖鎖による修飾反応で、タンパク質の50%以上には糖鎖が付加されており、タンパク質に付加する糖鎖には、タンパク質

    東大医科研、がん細胞関連タンパク質「MT1-MMP」の糖鎖修飾の様子を解明
    Tousa
    Tousa 2012/08/28
    癌細胞内で癌細胞の浸透に必要なMT1-MMPに付加する「糖鎖」の数が一定ではなく、不均一性があることが示され、同時に予想外の部位に糖鎖付加が起こりうることも判明したと発表。
  • 横浜市大、低濃度の抗がん剤で細胞死を誘発できるSUEL型レクチンを発見

    横浜市立大学(横浜市大)は、SUELレクチンドメインを有す魚卵レクチンが、悪性リンパ腫の一種であるバーキットリンパ腫の細胞膜に存在するグロボトリオース糖鎖と結合すると、がん細胞が抗がん剤を排出させる時に働く多剤耐性トランスポーターMRP1の遺伝子発現が抑制され、通常の1/10の低濃度の抗がん剤で細胞死が起きることを見出したと発表した。 同成果は同大客員研究員で現長崎国際大学薬学部 専任助教の藤井佑樹博士と大学院生命ナノシステム科学研究教授で元文科省学術調査官 大関泰裕氏(糖鎖生物学)、東北薬科大学分子生体膜研究所助教 菅原栄紀博士、同 仁田一雄所長、同大 高柳元明 学長(医学博士・内科学)、パシフィックノースウェスト糖尿病研究所部長で米国アカデミー会員の箱守仙一郎博士(糖鎖腫瘍学)、および横浜市大 教授 安光英太郎氏(分子生物学)、同准教授ロバート・カナリー氏(環境毒性学)らによるもので、

    横浜市大、低濃度の抗がん剤で細胞死を誘発できるSUEL型レクチンを発見
    Tousa
    Tousa 2012/07/13
    SUELレクチンドメインを有す魚卵レクチンが悪性リンパ腫の一種であるバーキットリンパ腫の細胞膜に存在するグロボトリオース糖鎖と結合すると通常の1/10の低濃度の抗癌剤で細胞死が起きることを見出したと発表
  • 東大など、医薬品候補化合物とタンパク質の相互作用解析の新手法を開発

    東京大学生産技術研究所、立教大学、みずほ情報総研、国立医薬品品衛生研究所、神戸大学、海洋研究開発機構、日電気の7者は、論理的創薬法に適した「医薬品候補化合物(リガンド)」とタンパク質の相互作用解析の高分解能化を可能とする新規手法を開発し、スーパーコンピュータを使って超高速計算することに成功したと発表した。 新規手法を開発したのは、立教大学理学部の望月祐志教授とみずほ情報総研の福澤薫チーフコンサルタント、国立医薬品品衛生研究所の中野達也室長、神戸大学大学院システム情報科学の田中成典教授らの共同研究グループ。また、海洋研究開発機構のスーパーコンピュータ「地球シミュレータ」を用いて実際の計算を行ったことから、同スパコンを開発したNECとの連携も取られた。 研究の詳細な内容は、3月25日から28日まで開催の日化学会第92回年会において、「フラグメント分子軌道法によるインフルエンザウイルスノ

    東大など、医薬品候補化合物とタンパク質の相互作用解析の新手法を開発
    Tousa
    Tousa 2012/04/06
    スパコン地球シミュレータ」を用いて計算に成功。日本化学会第92回年会において「フラグメント分子軌道法によるインフルエンザウイルスノイラミニダーゼと抗ウイルス薬との相互作用解析」として発表された。
  • 東大、植物に新たなウイルス抵抗性を与える遺伝子「JAX1」を発見

    東京大学は、ジャガイモやトマトなど重要作物に大きな被害を与える数多くの植物ウイルスに対する抵抗性遺伝子「JAX1」を発見したと発表した。研究は東京大学大学院農学生命科学研究科生産・環境生物学専攻の難波成任教授や同・山次康幸助教らの研究グループによるもので、成果は「The Plant Cell」(オンライン版)に2月4日に掲載された。 植物は病原体による感染から逃れるため、さまざまな抵抗性遺伝子を自身のゲノムに用意しているが、その多くは野生植物が持っている。ヒトが口にする作物は改良されているため、味や品質が良かったり、収量が高かったり、見た目が良かったりするが、その代わりに病気に弱いという欠点があるわけだ。 ヒトは農耕を始めて以来、病気に強い作物品種を創り出すために、野生植物の持つ抵抗性遺伝子を交配によって導入してきた。現在、ヒトが日常生活で口にする農作物の中にはウイルスや菌類やバクテリアな

    東大、植物に新たなウイルス抵抗性を与える遺伝子「JAX1」を発見
    Tousa
    Tousa 2012/02/17
    東京大学はジャガイモやトマトなど重要作物に大きな被害を与える数多くの植物ウイルスに対する抵抗性遺伝子「JAX1」を発見したと発表
  • 神経由来「エクソソーム」がアルツハイマー病の治療薬に!? - 北大が実証

    北海道大学(北大)は2月15日、神経細胞から膜脂質の一種である「スフィンゴ脂質」の代謝依存的に分泌される「エクソソーム」が、アルツハイマー病の原因物質と考えられている「アミロイドβペプチド(Aβ)」の線維化そして無毒化を促進することを見出したと発表。また、この線維化Aβがエクソソームと共に脳内貪細胞「ミクログリア」へ取り込まれ、最終的に分解除去されることを実証したとした。 成果は、北大大学院先端生命科学研究院附属次世代ポストゲノム研究センターの五十嵐靖之特任教授および湯山耕平特任助教らの研究グループによるもので、論文は「The Journal of Biological Chemistry」オンライン版に米国東部時間2月2日に公開された。 エクソソームは、さまざまな種類の細胞で作られては細胞外環境へと放出される、脂質二重膜で構成された細胞内部直径50~100nmの微小顆粒だ。近年はドラッ

    神経由来「エクソソーム」がアルツハイマー病の治療薬に!? - 北大が実証
    Tousa
    Tousa 2012/02/17
    神経細胞由来エクソソームは、表面に存在する糖脂質糖鎖依存的に、Aβの高分子凝集体であるアミロイド線維の形成を促進する事、また神経毒性をもつ低分子凝集体「オリゴマー」の形成を抑制する事が見出された
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