安倍晋三首相と民進党の蓮舫代表による初の党首討論が7日午後、あった。カジノを含む統合型リゾート(IR)の整備を政府に促す議員立法「カジノ解禁法案」の審議に関し、蓮舫氏は自民党の強引な国会運営を批判。追及をかわそうとする首相を「答えない力、逃げる力、ごまかす力、まさに神ってます」と断じた。首相と蓮舫氏との主なやりとりは以下の通り。 蓮舫氏 民進党の蓮舫です。安倍総理、どうぞよろしくお願いいたします。 まず総理、やめたいのにやめられない。家中のカネを持ち出す。闇金で借金を繰り返す。多重債務。一家離散。破産。果ては自殺に追い込まれる。これがギャンブル依存症の怖さです。アルコールや薬物依存症と違って、体の中に取り込まないギャンブル依存症。そのメカニズムは未解明です。治療法はまだ確立されていません。やめたいのにやめられない疑いのあるギャンブル依存症の患者は我が国では536万人いると厚生労働省が推計し