東京都の新型コロナウイルスの感染者が3日連続で100人を超え、小池百合子知事は4日、都民に対し、不要不急の都外への移動自粛を要請した。政府による都道府県をまたぐ移動自粛の要請は6月19日に解除されたばかりだが、都内で再び感染者が増えていることから、都外への感染拡大を抑える必要があると判断したとみられる。 都が都民への自粛を要請するのは、全業種で休業要請を解除した6月19日以降、初めて。4日には新たに131人の感染が確認され、5月25日に緊急事態宣言が解除されて以降、最多を更新した。 新型コロナ対策を担当する西村康稔経済再生相との面会後、小池知事は4日夕、報道陣に「最近、近隣の県で感染者数が増えている。不要不急な他県への移動につきましてはご遠慮いただきたい」と述べた。通勤者には、改めてテレワークを定着させていくよう求めた。 都によると、4日に確認された131人のうち20代と30代が98人で7