8月7日(現地時間)、リオデジャネイロ五輪男子シングルス1回戦。金メダルの大本命、世界ランキング1位だったノバク・ジョコビッチ(セルビア)は、フアンマルティン・デルポトロ(アルゼンチン)にストレート負けした。センターコートの去り際、ジョコビッチはあふれる涙を隠そうともせず、観衆のねぎらいの拍手に左手を掲げて応え、舞台から消えた。 私はすぐ、ツイッターでつぶやいた。 リオ五輪を現地で取材していた稲垣記者のツイート プロテニスプレーヤーの「常識」で考えれば、五輪は究極の目標ではない。毎年開かれる全豪、全仏、ウィンブルドン、全米の4大大会を制することが最大の勲章だ。名誉とともに、優勝すれば賞金数億円が懐に入る。五輪には賞金は出ないし、金メダルも純金ではない。リオ五輪からは、世界ランキングに反映されるポイントすら与えられなくなった。「ただ働き」といったら言い過ぎか。 たしかにジョコビッチは五輪に重
12月4日発行GLOBEルポ Re:searchの取材日記 リオデジャネイロ五輪を現地で取材して、興奮や感動のシーンに幾度も遭遇した。そのなかで、脳裏に焼き付いて離れないのは、男子テニス世界ランキング1位で金メダルの大本命だったノバク・ジョコビッチ(セルビア)の号泣だった。(編集委員・稲垣康介) 読者プレゼントの応募要領 「ジョコビッチを涙させた正体」を取材した稲垣康介が、ツアー・ファイナルの会場で入手した、①タオル②マグカップ③マウスパッド④キーホルダー=写真=を各1名にプレゼントします。 プレゼントは、①タオル②マグカップ③マウスパッド④キーホルダー この取材日記や特集記事の感想と希望の品、郵便番号、住所、氏名、年齢、職業、電話番号をお書き添えのうえ、タイトルに【涙プレゼント】と明記してglobe-voice★asahi.com(★を@に変えてください)へメールでご応募ください。1月7
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