仏パリで気候変動に関する自身の計画について発表するニコラ・ユロ環境相(2017年7月6日撮影)。(c)AFP/Thomas Samson 【7月7日 AFP】フランスのニコラ・ユロ(Nicolas Hulot)新環境相は6日、地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定(Paris Agreement)」の目標達成に向けた野心的な計画の一環として、フランスは2040年までにガソリン車とディーゼル車の販売を終了させると発表した。 ユロ環境相は、目標の達成はとりわけ自動車製造業にとって「厳しい」と認めつつ、PSA(旧プジョーシトロエンPeugeot-Citroen)やルノー(Renault)といったフランスのメーカーには変革を実行する手段が十分にあると述べた。 欧州第2位の自動車産業を抱えるフランスは欧州の電気自動車市場で大きな存在感を示しており、特にルノーの「ゾエ(Zoe)」は2016年の販売台数で