セキュリティ企業の米Trusteerは10月15日(米国時間)、企業ユーザーを狙ったトロイの木馬攻撃が発生したと報告した。IT部門からと見せかけた電子メールによって、トロイの木馬「Zeus」を仕掛け、機密情報を盗もうとするという。「非常に効果的」として注意を呼びかけている。 この攻撃は、従業員に「Microsoft Outlook Web Access」の設定をアップグレードするよう要求する企業のIT部門からと見せかけた電子メールを送る。電子メールにはWebサイトへのリンクがあり、指示通りにインストールするとトロイの木馬が送り込まれる。トロイの木馬は自身をWebブラウザに仕掛け、トラフィックをモニタリングしてログイン認証情報を盗むほか、Webページの表示を改ざんして、さらに機密情報の入力を求めるという。 収集した情報は、ロシア、チリ、ハンガリー、コロンビア、ルーマニアにあるサーバーに送られ
文:Dancho Danchev(Special to ZDNet.com) 翻訳校正:石橋啓一郎 2009-07-21 16:48 2009年7月、Symantecの製品マネージャーDavid Hall氏は無償のセキュリティソフトウェアは有償バージョンの代わりにはならないと退けるとともに、Microsoftの無償の「Microsoft Security Essentials」について、「Microsoftが小売店から引き上げた製品OneCareの必要最小限の機能を残したものだ」と表現した。 競合企業からのこのような発言は、対抗馬となるソリューションに対する直接的な攻撃として行われることが多いことはもちろんだが、これらの発言が無償のアンチウイルスソフトウェアが安全性に対するあやまった感覚を与えるかどうかという議論に火を注いだことも事実だ。 答えはどちらなのだろうか。データとほんの少しの常識
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