1975年に公開された映画『トラック野郎・御意見無用』から始まる東映『トラック野郎』シリーズのブームで、アオシマとバンダイは版権の取得を東映に打診していたが、玩具関連における『トラック野郎』シリーズの版権は最終的にバンダイが独占することになった。そのため、アオシマは独自のトラック模型の路線を展開することになり、デコトラシリーズが誕生した[1]。シリーズ最初期の名称は「デコトラ爆走野郎」であった。当初の車種は中型トラック(初代・日野レンジャー)であり、その後大型トラック(三菱ふそう・Fシリーズなど)に展開した[1]。 1980年代に入り、ザ・グレート・ドルフィン・810が登場。1980年代中盤ごろ、タイヤホイールが新規金型に更新され、1990年代に入りロングシャーシが登場。パネルバン荷台も新規で起こされた。トラクタ・シャーシやダンプ荷台、シャーシ一式は初期デコトラシリーズでも存在したが、新規