病鍼連携の実践―がん性疼痛への導入のシナリオ 地域医療ジャーナル 2022年3月号 vol.8(3) 記者:bycomet 医師/編集長 2021年6月号から連載が開始している「鍼灸と地域医療」。 鍼灸の実践について、特に医療との連携の側面から詳しく知ることができ、とても参考になります。 一連の記事はこちら。 2つの障壁さて、いざ医療現場で鍼灸を活用してみようと考えてみると、2つの高い障壁がありそうです。 保険診療の制約 保険診療との線引きや費用に関することは、障壁のひとつでしょう。 この点については、こちらの
医療機関向けの電子システム開発を手掛けるベンチャー企業のkanata(東京都中央区)は、音声認識技術や人工知能(AI)で電子カルテの作成を省力化する診察支援システム「kanaVO」を開発した。来年1月にも販売を始める。一般的に医師は電子カルテ作成に1日2時間以上を費やしており、これが長時間労働の要因となっている。診察支援システムの導入を働き掛け医療機関の〝働き方改革〟を後押しする。 「kanaVO」は、パソコンやスマートフォンなどで利用できるクラウドサービスとして提供する。診察時の医師と患者の会話をマイク機能で音声認識した上で文書化する。さらに、独自開発したAIを使ってこの文書から雑談を省き、体温や血圧、病名など医療に関する部分を抽出して要約文書を作成。医師はこれをコピーして電子カルテに貼り付けるだけで、入力作業が完了する。 「文書化後の誤字や脱字の確認に追われることのないよう、マスク越し
夜間や休日の往診サービスを提供するコールドクターは12月27日、9時~17時のオンライン診療、ならびに24時間対応で無料のオンライン医療相談のサービスを開始した。これにより、夜間に限らず24時間コールドクターのサービスを受けられるようになった。 コールドクターは健康保険が適用可能な往診サービス。最短30分で医師が往診し、処方薬も同時に届ける。 従来は、一般の病院が診療していない「夜間休日の往診」サービスのみ提供していたが、コロナ禍で往診サービスの認知度が高まり、休日夜間に限らず医師に相談したいという声も多く上がったことから、日中時間帯のサービス提供を決めたという。 オンライン診療では、スマートフォンの専用アプリのビデオ通話機能で、医師の診断を24時間受けられる。また、医療相談では、専用アプリの電話機能で医師や看護師に無料で相談ができる。こちらも24時間対応で、医療相談後にオンライン診療や往
福祉保健局は、令和5年7月1日から福祉局と保健医療局に再編し、URLを変更しました。下の各局バナーからトップページに進み、分野別取組・キーワード等で検索をお願いします。 ブックマーク、お気に入り等に登録いただいている場合は、お手数ですが、再登録をお願いします。 The Bureau of Social Welfare and Public Health was reorganized into the Bureau of Social Welfare and the Bureau of Public Health on July 1, 2023, and the URL was changed. Please proceed to the top page from the banners of each bureau below and search by area-specific i
東京都の小池百合子知事は24日、直近に海外渡航歴のない都内の50代の男性医師について、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の感染が確認されたと発表した。感染経路は分かっておらず、都は市中感染とみている。東日本でオミクロン株の市中感染が確認されたのは初めて。 都は市中感染について「今は面的な広がりはまだない」とする一方、帰省や旅行など年末年始の移動を見据え、来年1月末まで、感染不安がある都民を対象に無料でPCR検査を実施すると発表した。25日から都内12カ所のPCR検査場で始め、週明けからは薬局なども加えた計約180カ所で、1日最大約3万件実施できる体制を整える。 都によると、市中感染とみられる男性医師は都内のクリニックに勤務し、16日に勤務を終えて帰宅した後に37度台の発熱があった。17日に抗原検査を受けて新型コロナ陽性が判明して入院し、24日にウイルスのゲノム(全遺伝情報)解析でオ
後藤茂之厚労相と鈴木俊一財務相は12月22日朝の大臣折衝で、2022年度診療報酬本体の改定率をプラス0.43%(国費300億円程度)とすることを正式に決めた。医科・歯科・調剤に回る実質的な診療報酬本体(通常改定分)はプラス0.23%。「リフィル処方箋(反復利用できる処方箋)の導入・活用促進」として、0.10%の医療費効率化も盛り込んだ。リフィル処方箋の導入は、現行の「分割調剤とは異なる実効的な方策」であることも明記した。再診の効率化につながることを見込む。後藤厚労相は同日会見し、リフィル処方箋の導入について医師と薬剤師の連携のもとで、「医療の質を下げないという条件のもとで、できる限り工程、手順を効率化していくことは必要だ」との考えを示した。 ◎医科+0.26%、歯科+0.29%、調剤+0.08% 薬価は▲1.35%(国費▲1600億円程度) 診療報酬改定は、通常改定分がプラス0.23%。各
Research Heavy metal toxicity... Heavy metal toxicity and mortality—association between density of heavy metal bands and cause specific hospital admissions and mortality: population based cohort study Research Christmas 2021: Get Lucky Heavy metal toxicity and mortality—association between density of heavy metal bands and cause specific hospital admissions and mortality: population based cohort st
野村総合研究所(NRI)では、ITの最新動向を解説するとともに5年先までの動向を予測する書籍「ITロードマップ」を毎年出版しています。最新刊である2021年版から、「シンセティック・メディア」と「ジェロンテック」について最新動向と今後の見通しを紹介します。 シンセティック・メディア―IT基盤技術戦略室 長谷 佳明 リアルな音声付き動画を低コスト、短期間で制作できるシンセティック・メディア シンセティック・メディアとは、リアルな音声付き動画をAIによって作り出す動画合成技術です。事前に用意したテキストと人の映像から、その人が本当に話しているような動画を生成することができます。 2013年に米Digital Domainが台湾の歌手テレサ・テンの没後20周年を記念して制作したフルCG「バーチャル・テレサ・テン」は、多くのクリエイターを起用し、約16億円の費用と5カ月もの期間を掛けて制作されまし
認知症だとこう見える。AR体験が衝撃でした2021.12.16 16:0016,182 ヤマダユウス型 当事者になってみると、今までと視点が変わってくるよね。 世界最大級のコンピューターグラフィックスの祭典、SIGGRAPH。そのアジア版であるSIGGRAPH Asia 2021にて、認知症患者の視点をARで体験できる「Dementia Eyes」なるブースを体験してきました。Dementiaとは認知症のこと。 2007年に超高齢化社会(全人口の21%が65歳以上)を迎えた日本において、お年寄りファーストな社会は重要課題の一つ。認知症は高齢化社会において避けられぬ問題ですが、脳の病気って、知見はあっても実体験を想像するのは難しくないですか? 車椅子などと違って身体的なものじゃあないし、そもそも患者本人の視点にはなれない。 「Dementia Eyes」は、アルツハイマー型認知症の一般的な視
フシテレビが来年1月3日に「決定!第30回FNSドキュメンタリー大賞」(午前4時55分、関東ローカル)を放送する。同局系列から選ばれる今年の第30回「FNSドキュメンタリー大賞」の大賞に、TSKさんいん中央テレビ制作の「命の選択~ALSとの闘い~」が選ばれた。 ALS(筋萎縮性側索硬化症)という全身の筋力が急速に衰える難病患者を取材した作品。ALSは喉の筋肉が弱くなり自発呼吸ができなくなった時、人工呼吸器を装着するかどうかを自ら決めなければならない。人工呼吸器をつけない選択は死を選ぶことを意味し、呼吸器をつければ手足が動かず声を発することはできなくても、生き続けることはできる。この作品では、鳥取・島根両県の3人のALS患者を中心に取材を進め、厳しい選択を目の前にした患者たちの迷いや希望、葛藤を追っている。 制作したTSKさんいん中央テレビ報道部の藤谷裕介ディレクターは「重度ALS患者は、動
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