3年後の東京オリンピックで実施される野球の競技方式について、国際競技団体の会長は13日、1次リーグの日程を増やして総当たり戦を行うという新たな案を、IOC=国際オリンピック委員会に提案したことを明らかにしました。 こうした中、13日、連盟のフラッカーリ会長はスイス・ローザンヌで取材に応じ、「野球の1次リーグは、ソフトボールと日程を調整しながら、当初の計画よりも日程を3、4日増やし、総当たり戦を行う方法をIOCに提案した」と話し、競技日程を増やす新たな案を示したことを明らかにしました。 野球の競技方式をめぐっては先月、IOCのコーツ副会長が組織委員会の2つのグループに分ける案を支持する考えを示しており、今回の新たな案が競技方式の決定に、どう影響するか注目されます。