アトピー性皮膚炎の患者数は2002年に27万9000人、2014年には45万6000人まで増加。この十数年で1.6倍増えました。 大人になってから現れるアトピー性皮膚炎(成人型アトピー性皮膚炎)が急増しています。2014年と1999年を比べると、40~44歳、45~49歳はそれぞれ6倍、50~54歳は4.8倍、35~39歳も2.7倍に増えました。大人になれば治ると思われがちなアトピー性皮膚炎ですが、今や30歳代以上の大人も苦しめる疾患となったことが分かります。(厚生省 患者調査より) 洗剤などによる手荒れは指の腹のほうから始まるのに対し、成人型アトピー性皮膚炎は爪の周りなどからかゆくなって、皮がむけだすのが特徴です。 洗剤など手を荒れさせるものに触らなくても手が荒れたような症状になります。 目の周りがかゆく、カサカサしたりかゆみが伴う場合には成人型アトピー性皮膚炎の可能性があります。 大人