日本の牛海綿状脳症(BSE)リスク管理が国際的に評価された: 極東ブログ

少し旧聞になるが、先月26日、パリで開催された国際獣疫事務局(OIE)総会にて、OIE加盟国としての日本が、牛海綿状脳症(BSE)発生リスクについて、ようやく米国と同水準の「管理されたリスク」の国へ格上げの決定がなされ、総会最終日に正式に採択された（参照）。 OIEのBSEリスク管理については3段階があり、オーストラリア、ニュージーランド、アルゼンチンなどが最上位の「無視できるリスク」の国で、今回の総会でチリもそれに加わった。今回日本が格上げ評価されることになった「管理されたリスク」の国は、その下位に位置し、すでにこの位置にある米国同様、牛の年齢に関係なく牛肉を輸出できるようになる。最下位は従来日本が所属していた「不明のリスク国」であり、リスク不明ということは、リスクがあると見なされることを含意している。日本は、つまり、2009年5月まで、米国に比べBSEリスクの高い国であるというのが、国

[hidex7777]

2年以上前の記事だが、国際的に科学的・合理的とされていることと日本のそれの違いに日本人は鈍感すぎじゃないか。放射線のリスク評価もしかり。「日本では合理的（日本特殊論）」は字義通り無意味になりつつある

[yosh0419]

http://nichiju.lin.go.jp/mag/06006/06_1c.htm

[udy]

全頭検査が科学的に無意味って意外に知られてないのかね。

[sugimo2]

ピッシング放置をごまかすための全頭検査と思ってた。「2ch ピッシング」でぐぐるとけっこうヒットする。

[keloinwell]

これは知らなかった。

[kelokelo]

これは知らなかった。

[blackspring]

　「科学的に考えるなら、狂牛病から人間への病原体感染を恐れるのであれば、国産牛よりも米国牛を食べたほうがよいという状態であったが、日本では逆の印象を持つ人が多かったようだ」

[n_y_a_n_t_a]

牛の全頭検査と、新型インフルの水際作戦がだぶって見えるのは気のせいだよねきっと。どっちも意味がないなんて。

[utushi]

科学的には米国より日本のほうがBSEリスクが高い。本当に日本のBSE騒動は基地外沙汰だった。

[sasa0451]

知らなかったな

[nijuusannmiri]

「あるいはこれには別の視点も成り立つかもしれない。手短に言えば、BSEのリスクは、適切な対応採るなら、そもそも高くはないという視点である」

[daruyanagi]

これってもっと広まるべきだよなぁ…

[bn2islander]

「月齢20カ月以下の牛肉」と言う規制を守りたいがために、ピッシングを放置していたと読み取った/ピッシングが今頃廃止されたのは、輸入牛肉に関するコンセンサスがとれたと言うことだろうな

[t-murachi]

これを報じられないのがマスメディアの限界なのか (とか書いてみる)。

[ume-y]

「科学的に考えるなら、狂牛病から人間への病原体感染を恐れるのであれば、国産牛よりも米国牛を食べたほうがよいという状態であった」

[arajin]

「ピッシング廃止」「BSEの発生件数は近年激減しており、その理由はOIEのリスク管理指針の正しさを結果的に示している。」

[noriboy]

しらなかった

[mfluder]

"日本ではピッシングなしで作業員の安全を確保するのは難しいとする業界を配慮してこの間、実現できずにいた。ようやく4年を経て廃止に及び、これを契機にOIE総会へのリスクのランク変更が可能になった。"

[ggg123]

ピッシングは・・・BSE特定危険部位である脳・脊髄が破壊されることで、血液などを介して他の部位を汚染する可能性がある。・・・ようやく4年を経て廃止に及び

[mapiro]

ピッシングという屠殺工程の廃止

[saitokoichi]

この件は、ぜひ福岡伸一さんにコメント(この記事への、という意味ではなく)してほしいなあ

[Listlessness]

"和牛よりも米国牛を食べたほうがよいという状態であったが""日本国内の牛肉もより安心して食べられるようにもなり、他国にも和牛の肉を自信をもって輸出できるようになる。"和牛と国産牛は違う。外国産和牛もある。

[katow]

ピッシング、初めて知った。

[norixto]

いまや話題にも上らないが・・・

[jiangmin-alt]

"全頭検査はリスク管理には役立たず、もっと重要なリスク管理が、あたかも情報操作があったかのような意図的に見えるほどに、日本では看過されていた。ピッシングである"