『センター試験』

早速あちこちで話題になっているようですが(たとえばこちら－「幻影随想」 )、今年のセンター試験の「倫理」で科学や科学と社会に関する問題が出され、それがなかなか興味深い。 問題自体はたとえばこちらの『読売』のサイト でご覧になっていただくとして、第4問の問7で、伊勢田哲治『疑似科学と科学の哲学』から引用されている部分を、折角なので、省略されているところを補って引用してみよう。これはこの本の冒頭、「序章」にある文章である。p.5の末尾から。太字強調は引用者による。 (…)とりあえず疑似科学の話を始めるために最低限必要な特徴づけだけしておこう。少なくとも、言葉の定義からして、疑似科学には「科学のようで」「科学でない」という二つの条件が必要である。後者の条件から考えてみよう。 「科学でない」ことの一つの目安として、その分野の中心的な主張が正統科学(以下、この本では、だれもが認める科学、つまり現代の

[maangie]

ごもっとも。id:fireflysquid 単なる誤字指摘なんで、訂正線を入れなくても…。コメント欄で指摘するか、いやそれほどでもないか、ハイクでちょろっと id コールすればいいか、いろいろ悩むのであった。→メタブクマへ。

[fireflysquid]

そうですね。現象先にありきなので、まず特徴づけをしてから、それと整合性の取れる定義を探っていこうということで関係してますね。ただ不毛な定義論争を避けたくもありますので強調してみました。>id:ublftboさん

[ublftbo]

実は引用ではなかったのにびっくり。今手許にないので、確認疎かになった、不覚。 / 確かに目安だけれども、定義に関わる部分でもありますね。※日本語がおかしい所削除

[dododod]

疑似科学のやつについて