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不思議なアンケート (内田樹の研究室)

少し前に某誌からアンケートがあった。 「人生の中で一度は読み たい未読の本」というものである。 なかなか興味深い趣向である。 「読みたい」と思っていながら、なぜか手に取ることや読み通すことに抵抗が働くような種類の書物が存在する。 そのリストを示すことは、その人の無意識の心的傾向を知る上の重要な手がかりになるであろう。 私は『大菩薩峠』を選んだ。 白井喬二の『富士に立つ影』と並ぶ「めちゃめちゃ長い時代小説」の双璧であり、主人公の机竜之助がとちゅうでいなくなって、別の人が主人公になる(らしい。読んだことがない... > このページを見る

最終更新時間: 2008年11月11日12時04分
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  • 「知らないこと」周辺 2008/11/15
  • "残念ながら、「52人の読書家」のほとんどはアンケートの「未読の」という限定条件を(故意か無意識にか)見落とした。" "「自分の知性の限界や不調を主題化する作業からはほとんど反射的に目をそらす」" 2008/11/14
  • 未読本を紹介するのは勇気がいる話な訳で、それを紹介できる度量がある人が少ない、という話と勝手に理解した。恥の文化が根強いのかも知れない。 2008/11/13
  • 「しかし、残念ながら、「52人の読書家」のほとんどはアンケートの「未読の」という限定条件を(故意か無意識にか)見落とした」「これは貴重な精神分析的=民族誌的資料」 2008/11/12
  • "日本のインテリゲンチャたちの圧倒的多数が「自分の知性の限界や不調を主題化する作業からはほとんど反射的に目をそらす」という事実を開示してくれている" 2008/11/12
  • まるでボルヘスの短編のようなアンケート。(集合的無意識が選ぶ)未知の本の図書館。 2008/11/12
  • 未読書アンケートが迷子になってかわいそう。 2008/11/12
  • 「自分の賢さ」をショウオフすることよりも、「自分の愚かさ」の成り立ちを公開することの方が、世界の成り立ちや人間のありようを知る上ではずっと有用だ:前も見たような気がするけど、いい言葉だなぁ。 2008/11/11
  • 俺はGEB あれは手強いていうか無理だけど読みたい 2008/11/11
  • 面白い. 2008/11/11
  • これは内田センセの「味」だなあ。/「日本のインテリゲンチャたちの圧倒的多数が「自分の知性の限界や不調を主題化する作業からはほとんど反射的に目をそらす」」 2008/11/11
  • いつまでも読まずにとっとく本を決めたりしたい。 2008/11/11
  • 読み返したい本はマンの『魔の山』。スイス旅行行く前に。 2008/11/11
  • 「たぶん『失われた時を求めて』と『ユリシーズ』と『源氏物語』がトップ10にランクインしていると思う。」>そうだろうね。『失われた時を求めて』は入院中に読んだ。『ユリシーズ』はいづれ読む予定 2008/11/11
  • 作家の「末尾まで読まない」脳w 2008/11/11
  • 「先生の知らない本を教えてください」「そんな本は知らん!」みたいな 2008/11/11
  • 何となく内田先生が不憫だ 2008/11/11
  • 興味深い。『まだ読んでいない本」のリストを作るというのは、言い換えれば、「自分の知らないこと」について考えるということ』 2008/11/11
  • 人力に質問を投稿。 http://q.hatena.ne.jp/1226378871 質問終了後、エントリを起こす 2008/11/11
  • 巷間話題になってる件の"日本語本"もそんな感じ(=「自分の知性の限界や不調を主題化する作業からはほとんど反射的に目をそらす」)に楔を打つつもりで書かれたんですかねぇ。よしあしはともかく。 2008/11/11

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