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小口容子『ワタシの王子』

「常に自分が主役」で「必ず脱ぐ」孤高のマゾヒスト映像作家小口容子。その2005年作品『ワタシの王子』を拝見しました。 「王子」とは「理想的サディスト」を指す彼女の用語。 作品は、「王子」を求めSM伝言ダイヤルに電話する彼女の、無言のモノローグとして展開します。 正確には、そこにあるのは「展開」の無さ自体です。自意識を消滅させてくれる「王子」は、決して現れません。それを予期しながら、小口は電話をかけ続け、男と会い続ける。現れる男は「王子」に程遠く、善良で害がなく、ただ照れ隠しのような世間話を話続ける。 若い... > このページを見る

最終更新時間: 2011年01月28日10時16分
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