父がおいしそうにチョコレートをたべてくれたのは2月14日だった。 2月18日の朝、母と電話をしてすぐに病院にかけつけた。 父が全ての治療を拒絶したらしい。 私が病院に到着したとき、父の意識はなかった。 夕方、看護師さんに声を掛けられた。 チョコレートを持ってきてくれたほうの娘さんですか、と。 2月14日の夜、いつも無口な父が珍しく看護師さんに話しかけたらしい。 「娘がチョコレートを持ってきてくれたんだ」と。 うれしそうに大事そうにチョコレートの入った箱を持って、 おいしそうに一粒召し上がりましたよ、と看護... > このページを見る
最終更新時間:
2010年05月26日17時31分








