ルソー『社会契約論』の中でも「一般意思」は極めつきに不思議な用語で、というのもルソー自身の説明が、控えめに言ってもそれほど親切ではないからだ。 一つの解釈は、世の中の人がてんでばらばらに持っている個々人の意思を「えいや」と棚上げして、共同体としてのまとまりを作りだすための「方法上の擬制」というもの。でもこれにしたって、じゃあどんなプロセスを経由して「一般意思」なるものを形成するんですかと読み進めてみても明快な回答はないんだから、訳が分からない。ある高名なルソー研究者は、「この問題で研究者の意見が最終的に一... > このページを見る
最終更新時間:
2011年12月06日11時26分








