■色彩感覚というのは、文化である。日本人はとくに、色彩に敏感ではないだろうか。えび色、にび色、とき色 はな色、利休鼠、あさぎ、あかね…微妙な色合いにまで固有の名前をつける。そのほとんどは自然の中にある色のように思う。伝統衣装の和服の色も、和菓子の色も、どこかぼんやり、やわらかい。一方、中国にいて気づくのは、中国人は、あざやかな色が好き、ということだ。 ■とりわけ赤。鮮烈な赤は、春節にやってくる怪物・年獣が嫌う魔よけの色であり、道教的世界観でいえば、南の方角を象徴する朱雀の色であり、政治的にいえば革命の色、... > このページを見る
最終更新時間:
2007年05月03日15時47分








