#2 Ruby on Rails作者 David Heinemeier Hansson（後編） 「アーキテクト」って言葉を使ったら負け | gihyo.jp

WebアプリケーションフレームワークRuby on Railsの作者、David Heinemeier Hansson氏（以下、DHH）のインタビュー後編です。 編集部注） 本対談は2006年6月に行われたものです。 伽藍とバザールとレール 弾：Railsがもっと広いエリアで使われるには、あるいはRubyでは限界があるかもしれません。ほかの言語で“⁠○○ on Rails⁠”を作る予定は？ DHH：その計画はありません。他の言語版のRailsを作るくらいだったら、Rubyを啓蒙したほうがいい。これからもRuby on RailsでRubyの良さを証明していきたいと思います。 弾：アーキテクトで必要なものは何だと思いますか？ DHH：「アーキテクト」って言葉を使ったら負けだと思ってます。アーキテクトってとても怪しい言葉。何で怪しいかというと、僕自身は優れた建築というのは、設計だけでは絶対にで

[YassLab]

"最初はRailsをPHPでやろうとしたんだ。でも，できなかった。PHPはそこまでの抽象化ができない。それでRubyを使ったのだけど，Rubyを使うことによって，抽象化は言語の側で持たせて，整合性をフレームワーク側で確保する”

[ducky19999]

なつかしい／「ロードマップというものは信じてないんです」

[holypp]

ここからのやりとりがすごいな。＞弾：では，もし伽藍を発注されたとしたら？　　あとはこれ、いいな＞DHH：そう。生物はConfiguration（設定）をいじりまくるのではなく，Convention（規約）をそのまま援用している。

[janus_wel]

小さく簡単に表現することを大切にしている人なんだなぁ

[gakkiy]

「アーキテクト」って言葉を使ったら負け

[satoship]

「生物はConfiguration（設定）をいじりまくるのではなく，Convention（規約）をそのまま援用している。」深い / Ruby を選択した経緯が興味深い。

[msh_trumpet]

「僕自身は優れた建築というのは，設計だけでは絶対にできないと思ってます。実際にモノを作ってみてはじめて善し悪しがわかります。」

[pal-9999]

小さい会社だけど、考え方は資本集約的産業そのものだなぁ。

[KoshianX]

ソフトウェアで伽藍を作るべきではない。「ソフトウェアというのはあくまでも小さなものを作って，それらの組み合わせでやるべきだと。」