評価経済社会とメリアム族の海ガメ漁のはなし - きりんの自由研究

Top Image via Australian Museum オーストラリアとパプアニューギニアの間にある小さな島々、トレス諸島のマレー島にメリアム族は住んでいます。 彼らは儀式がある時には、重量１４０キロを越す海ガメを何頭もごちそうとして宴に供します。それら、宴用の海ガメは、島の「海ガメ漁師」が無償で、気前よく提供しています。 彼ら漁師は何故、海ガメを無償で提供しているのでしょうか。その結果、何が起こるのでしょうか？ メリアム族の海ガメ漁 メリアム族は原住民族で、半径１キロに満たない小さな島マレー島に約４３０人で暮らしています。その中の数パーセントが海ガメ漁師です。 儀式がある数日前、儀式関係者がその島で一番腕の立つ海ガメ漁師に、海ガメ捕獲を依頼します。依頼された海ガメ漁師は、腕に自身がある若者を数名集め、海へ出ます。 海ガメ漁師は、長年の感を頼りに、大物の海ガメをラグーン（浅瀬）から

[TM2501]

この時期に岡田としおの評価経済社会論の記事を書くセンスを評価したい。

[muchonov]

今般の岡田斗司夫をめぐるドタバタ劇を念頭において読むとまた違った味わいがあるエントリ

[tsubo1]

実は、この逸話は日本社会を描くためのフェイクであり、ウミガメ漁とは⚪︎⚪︎のことであり云々のオチを期待しながら最後まで読んで裏切られた。

[repon]

「評価主義経済」は、岡田斗司夫さんの所業を見ても明らかですが、たんなる「血縁地縁主義への回帰と特権階級の永続化」ですよ http://d.hatena.ne.jp/repon/20120426/p1

[tikani_nemuru_M]

興味ないので知らなかったが、岡田斗司夫ってこういう話をしていたのかー。で、このあたりの話ならヴェブレンを読んだほうが百倍おもちろいと思うんだけどな。

[panda-no-sasimi]

100キロを超える海亀の養殖が楽だと？紐でもつけとくのか？

[hinatakokage]

なるほどー。すごくわかりやすかったです。皆立派な角を付けたり、きれいな翼を手に入れたりしているということなのか・・・。で、私には何があるのか・・・。

[y-mat2006]

マグレブ型とジェノア型の違いを連想したり。／文化人類学は興味深い世界だけど、「未開社会」に何かを仮託しちゃうこともあるから要注意なんだよな。

[rna]

「釣りや貝殻集めで、暮らしはおろか、他人に施しができるほど十分な稼ぎを得る事ができる」どうぶつの森みたい。

[SasakiTakahiro]

ようするに評価経済社会は、何も最近始まったわけではなく、生物界にごくありふれた現象だということ。

[fnoithunder]

「評価経済社会」ってのは別に荒唐無稽なものではなく、ごく普通の考え方だ、という訳ですな

[ytn]

経済人類学

[yusk_y]

評価経済社会とメリアム族の海ガメ漁のはなし - きりんの自由研究@Hatena Blog

[netafull]

“「あなたにとって良い存在である事を、大きなコストを払って証明する」それによって、評判から便益を得るのがシグナル理論です。”

[nobujirou]

面白かった。ポトラッチを思い出した。

[rain-tree]

"コストの高いシグナルを受信したものは、論理というよりも動物的本能に従って、それらを高く評価する"

[gerge0725]

面白い

[sateso350]

評価というものが社会生活に必然的に内在するものだというのはその通りと思うが、冒頭の事例は色々な解釈が成り立ちそう（単純に名誉と考えてというのでも）。文化人類学的にはまあそんな風に言うのが多そうだけど。