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デビューからわずか1年 ミステリー界に新たな巨匠候補が誕生!! | ダ・ヴィンチWeb
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デビューからわずか1年 ミステリー界に新たな巨匠候補が誕生!! | ダ・ヴィンチWeb
『生還者』(下村敦史/講談社) 下村敦史氏は2014年に江戸川乱歩賞を受賞し、作家デビューを果たした。... 『生還者』(下村敦史/講談社) 下村敦史氏は2014年に江戸川乱歩賞を受賞し、作家デビューを果たした。しかも、受賞作品である『闇に香る嘘』(下村敦史/講談社)はミステリー作家の登竜門と呼ばれている同賞の中でも近年まれにみる傑作という高い評価を得たのである。とは言え、彼の作家への道は順風満帆だったというわけではない。過去に4度、最終選考に残りながらも受賞を逃しているのだ。審査員の選評はいずれも「綿密な取材とそれに基づいた描写力は見事だが、物語の展開が拙い」というものだった。受賞作の卓越した構成力を目のあたりにすると信じられないコメントだが、それだけ著者の成長が著しかったということであろう。そして、著者の成長ぶりはデビュー3作目の『生還者』(下村敦史/講談社)でも十二分に味わうことができる。 本作の大きな魅力のひとつは大自然に立ち向かう登山家たちの姿だ。冒頭、猛吹雪の中での登山シーンからすでに