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おみそ汁
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2019/01/05 新宿武蔵野館 あらすじ 主人公リンは天才女子高生。勉強はもちろん日常から頭が切れまくる。ある日バカだけど可愛い友人グレースが、このままでは大事なテストを落第しちゃうとリンに助けを求める。そこでリンは天才的手法でカンニングをさせ助ける。 その功績を知ったグレースの彼氏パットはカンニングビジネスをリンに持ちかけるが… 感想 これは良作ではない。傑作だ。 観客を引き込む緊迫感は今まで観てきた映画で一番だったかもしれない。『アルゴ』が緊迫感映画でパッと浮かぶんだけど、今作には遥かに持ってかれた。 映画館なのに没入しすぎて周りに人いるのマジで忘れちゃいました。自我も周りも無くなり、ピンチのシーンで手をボキボキって鳴らしちゃって「うわっここ映画館だった」て我にかえるぐらい。 カンニングのドキドキ感って、実際してなくても学校のテストやセンター試験とかで誰でも腹の底で共感しちゃう。観
2017/02/01 鑑賞 これまた長すぎて敬遠してきた名作。腹をくくって初鑑賞 おはなし NYに拠点を構える5大マフィアの一つ“コルレオーネ家” 初代ヴィトー・コルレオーネのカリスマ性による家族意識の強さによって強固な団体を築いていた。しかし初代が襲撃され入院。復帰するも息子のマイケル・コルレオーネに立場を譲る。その他マフィアに地位を脅かされる中、二代目はどう切り抜けるのか… 感想 わたしは群像劇と一代記が苦手です。 なぜならどこに注目して見たら良いのかわからなくなっちゃうからです。 なので今回も難しかったですが、マフィアという独特の集団における独自の家族意識は伝わってきました。 そんな強固な仲間意識があり信頼し合っているのに、初代のようなどっしり構えた器の大きな人間は居ないんですよね。 やっぱりその圧倒的カリスマ性にみんなついてきている。 マフィアという集団観と共に、初代の凄さが浮き上
2017/03/02 鑑賞 あらすじ 6歳の弟が主人公。姉と母親の3人暮らしで、離婚した父親とも2週間に一度会う。そんな4人の進学や再婚、それに伴う人間関係の変化と成長。アメリカの一般家庭のふつうのホームドラマを、実際に役者も12年の時間を過ごして演じる。 感想 映画の可能性を広げる 2時間とか一定の時間内で、作品中ものすごい長い時間を描く作品はある。だれかの一代記とかなら、主役は劇中年をとる。撮影期間の分は実際に老化するがそれ以上にメイクや演技、演出でヨボヨボまで表現する。子供時代は別の子役を使ったりもする。それがフィクションであって、別になんの違和感もなく作品を楽しめる。 対してこの映画はフィクションとしての老化は無い。作り手が人間を老けさせずに、実際の時間で加齢した姿を使う。この実在感はすごかった。実際の年月の経過を映画に落とし込んで、観客はフィクションを感じない。 人は人を視覚的に
来年度も開催が決定し、上映作品が発表になりました。 午前十時の映画祭8 デジタルで甦る永遠の名作 作品タイトル アメリ ライフ・イズ・ビューティフル ショーシャンクの空に 裏窓 雪之丞変化 アンタッチャブル 突然炎のごとく イヴの総て セント・オブ・ウーマン/夢の香り グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち ローマの休日 麗しのサブリナ 昼下りの情事 おしゃれ泥棒 泥の河 トリュフォーの思春期 野良犬 天国と地獄 グロリア 悪魔のような女 戦場のメリークリスマス 夜叉 ペーパー・ムーン アニー・ホール バグダッド・カフェ ニュー・ディレクターズ・カット版 ギルバート・グレイプ 麦秋 麦秋 招かれざる客 しょうじきほぼ名前すら知りません この4年間は宇都宮南部と水戸が活動範囲だったので、午前十時の映画祭は一度(スタンドバイミー)しか観たことないんですが、来年から東京勤務なので出来るだけ観に行き
2017/02/24 シネプレックス水戸 鑑賞 はじめに 今までで最も感想を書くのが難しい。このブログを始めて以来の最大級に褒められている作品であるのに、僕個人としては面白くなかったからだ。どうしよう。 このブログを書くうえで唯一決めたことが「嘘をつかないこと、ありのまま見栄を張らず知ったかぶらず書くこと」うーん。でもこの作品分からないって恥ずかしいな。 とはいっても映画素人がこのネット世界の片隅で感想を書きなぐってるだけなんだから思いの丈をそのまま書きます。こんだけ褒められてるんだからお金払った素人がひとり感想を言ってもいいだろう。ひとり映画リテラシーの無さをさらけ出してもいいだろう。 この映画を楽しめなかった要因を考える ミュージカル映画を求めてなかった。ぼくは大ばか者だった。 結局ぼくの求める映画にはミュージカルが必要なかった。だって普通にセリフを言ったり行動をしたりする場面で、歌っ
2017/02/03 鑑賞 この世で最も怖い話 心霊写真や怖い話をまったく信じてない。怖がるわけじゃなく完全娯楽としては楽しんでる。ただひとつ本気で怖かったのが、近年明らかになって首謀者自殺と後味悪く完結した「尼崎事件」だ。これを知った時こんなこと本当に起こるのか?と現実の出来事なのにフィクションのように感じてた。 調べていくとこれと同様な手口で、日本の犯罪史議論で必ず上がる三大凶悪事件の一つ「北九州監禁殺人事件」にたどり着いた。いろんな本が出版されてて読んだが、これ以上ない恐怖だ。どんな創作物では出せない恐怖。こんなことが実際に起きるのかと。「人間が人間を支配し人生を奪い取る」なんてことが現代日本で完遂されたという事実。怖い。 題材のパワー この事件が元になった小説が原作。原作未読ですがやっぱりストーリーにパワーがある。だって人間の倫理観を超える行動を映画にしてるわけだから。着地点は当た
2017/02/07 鑑賞 長時間にビビッて観るの遅くなっちゃった。重くてまじめなテーマでこの長さはきついよって思ってた自分を悔やんでる。 感想 私にはまったく分からない世界のはなし。 歴史の授業で断片的に聞いたときも「踏めや!自分の命より大事な思想なんてないだろ!!」と思ってた。 この映画は決して「キリスト教いいでしょー」って押し付けてこないし、「キリスト教はこういう要素があって人々に信じられている」って情報を出しても来ない。だからこれを観たところでキリスト教というものに対して好意を抱いたりするものじゃない。 私にはまったく理解できない物を、スクリーンの向こうでは信じぬくか否か命を張って考えている。この構図だけ見たら理解できず置いてきぼりを喰らった映画体験かなと思うんだけど全然違った。 日本人には本質的に分からない世界だろう。 劇中でも日本人のキリシタンは結局本家キリシタンとは違うとも言
2017/01/30 鑑賞 『7人の侍』も『荒野の7人』も観ようと思いつつ観てないので比較が出来ませんが、観てきました。 おはなし とある村を奪おうと資本家が傭兵を従えて乗り込んできた。 村の娘は隣町に行き、凄腕ガンマンに助けを求める。 そして荒くれ者をスカウトし、計七人で村を防衛するべく戻ってくる。 良い点 今確認して驚いたけど、これ133分もあったんだね。 普段120分超えると辛くなるのに、これはあっという間だったからこんなにあったとは。 予告編レベルでもうストーリーの全容は分かっちゃう。そして全く裏切らない。 そんな安心感ある話を、普通にかっこよく普通に面白く、まぁ結果満足できる映画です。 観ていてやってほしいことは全部やってくれる。盛り上がりそうなことも全部やってくれる。そんなサービス精神あふれた映画ではある。 具体的に何が良かったのと言われてもはっきりと出てこない。 どこかで見た
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