「ヘッダー入札」(もしくはheader bidding)というフレーズを最近目にするようになりましたが、日本では比較的馴染みのない言葉かと思いますので、どのようなものか自分なりに整理してみました。 ヘッダー入札とはなにか ヘッダー入札とは媒体の収益改善のための技術です。 もう少し具体的に説明すると、主にSSPが提供しているJava Scriptをウェブサイトのヘッダーに組み込むことでAd Exchangeに広告インプレッションのリクエストを渡す前にSSPがそのリクエストを受けることが可能になります。 なぜ注目されているのか 広告枠の買い付けをよりオープンにすることで、広告主はより質の高い広告枠へ出向できるチャンスが増え、メディアは広告枠単位でのCPM上昇が期待できるからです。 日本でも2010年以降にDSPが利用されるようになってからリアルタイム入札(RTB)が広がりましたが、多くの媒体は