【「ザ・レイプ」東陽一 1982】を見ました。 おはなし 路子(田中裕子)は恋人の植田(風間杜夫)との逢瀬のあと、夜道を歩いていたところレイプされます。翌日、再び植田との逢瀬のあと、植田の不用意な発言を聞いた路子はレイプした男を告訴することにするのですが。 正直言って、こういうテーマは荷が重いです。無論、自身が泥棒でもないのに犯罪映画は語れない、とか巨大化したことも無いのに怪獣映画を語るのはどうか(って違)ということは無いと思うので、自由に語ってよいはずなのですが。 ともあれ、表面的にストーリーを追っていくと、路子は裁判において、自分の性生活を暴露され、弁護士からは「自分で腰を動かしたんじゃないか」などの侮辱的なことを言われます。さらに恋人との間も徐々にギクシャクしてくる中、裁判は進み検事が男に5年の求刑をするところで終わります。テーマとしては、「レイプ被害者は、(裁判の過程において)社会