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おみそ汁
blog.goo.ne.jp/taku6100
※PCでご覧の方で、文字が小さく感じられる方は、左サイドバーの「文字サイズ変更」の「大」をクリックしてお読み下さい。 いろんな媒体の映画レビューを見ても「絶賛の嵐」状態の『この世界の片隅に』。 たとえば、「Yahoo!映画」のユーザーレビューでは、 5点満点で4.57(2016年11月23日現在)と高得点を記録しており、 主だったレビューのタイトルを列記してみると、 「後世に残る、いや、残すべき大傑作!」 「劇場で観るべき生まれながらに古典の傑作」 「エンドロールまで泣けた」 「ただ息を呑んで涙が溢れた」 「もしかしたら生涯で一番の作品かもしれない」 「涙が止まりませんでした」 「こうの史代の世界がそのまま実現された名作」 「普通というしあわせがここに描かれている」 「間違いなく、2016年度の邦画で一番の傑作」 「映画館出た後もずっと泣く」 など、「ほんまかいな?」というような絶賛が続く
今年(2013年)の6月22日に公開された映画であるが、 佐賀では上映館がなく、 6月公開時には、 <福岡まで見に行かなければならないか……> と思っていたのだが、 佐賀のシアターシエマで10月下旬に公開されることを知り、 首を長くして待っていた。 そして、やっと見ることができた。 見たいと思った一番の要因は、 やはり、真木よう子が主演だということ。 真木よう子は私の好きな女優であるし、 『ベロニカは死ぬことにした』以来、7年ぶりの単独主演作でもあるので、 是非とも見たいと思っていた作品なのだ。 原作である吉田修一の小説は、 刊行時の2008年に読んでいた。 前年(2007年)に読んだ『悪人』の印象が強烈であった所為か、 この『さよなら渓谷』についての印象は、正直薄かった。 それほどの力作とも思えなかった。 で、映画の方であるが、 映画『さよなら渓谷』のキャッチコピーを見て驚いた。 「ごく
昨日に続いてのブログ更新。 忙しい毎日ゆえ、 2日連続で更新することはあまりないのだが、 今日は特別。 池田知沙子『みんなちさこの思うがままさ』(山と溪谷社)のレビューを書くのに、 今日(2月15日)でなければならない理由があるのだ。 その理由は最後に書く。 最初に、著者である池田知沙子について、短く紹介する。 昭和22年7月29日、東京に生まれる。 21歳で、所属していた劇団の研究生同士だった池田俊樹と結婚。 28歳で夫婦ともども北海道に移り住み、帯広わらじの会に入会して登山を始める。 32歳、埼玉県新座市の現住所に居を構え、 翌昭和56年1月、浦和浪漫山岳会に入会以後、地域研究を標榜する当会とともに歩み、 奥利根、会越、下田・川内をはじめとする各地の山と谷に膨大な足跡を残す。 入会から18年を経た1999(平成11)年、自宅において脳内出血のため急逝。 享年51歳7ヶ月。 遺稿集の発行
10月に刊行されたばかりの沢木耕太郎著『ポーカー・フェース』(新潮社)を読んだ。 『バーボン・ストリート』(1984年) 『チェーン・スモーキング』(1990年) に続く、大人のエッセイ第3弾だ。 この本では、高峰秀子、尾崎豊、サリンジャーなど、 様々な人々のエピソードが語られている。 13編のエッセイが収められているが、 どれもが面白く、じっくり読ませる。 全部を紹介することはできないが、 山好きの皆さんが興味ある人物…… 山野井泰史・妙子夫妻について書かれてある部分を、 ちょっとだけ抜粋してみようと思う。 まずは山野井妙子について。 3年半ばかり前に、このブログ「一日の王」で、 『白夜の大岩壁に挑む クライマー山野井夫妻』 という本を紹介したとき、 私は山野井妙子のことをこう書いた。 ……ひとつだけ私の興味を惹いたものがあった。 山野井泰史の妻・妙子の生き方である。 映像で見たとき、妙
アウトドア関係の雑誌は好きでよく読むが、毎号「買って」あるいは「手に入れて」読んでいる雑誌は、そう多くはない。 『BE-PAL』(月刊)、 『Green Walk』(季刊)、 『フィールドライフ』(季刊・無料)、 『山と溪谷』(月刊)、 くらいか――。 雨の降る日は、これら雑誌のバックナンバーの頁をめくっていることが多い。 『BE-PAL』は、号によって当たり外れがあるが、最近の本誌はなかなか良い特集を組んでいる。4月号「バックパッカー」、6月号「屋久島」、7月号「富士山」などは特に読みごたえがあり、何度も読み返した。 『Green Walk』は九州の山を中心に編集されているので、山登りに関しては最も参考になる。この雑誌は創刊号からほぼ揃えている(2号だけがない)ので、これも繰り返し読んでいる。 『フィールドライフ』は、アウトドアのお店で無料でくれる雑誌だ。無料の雑誌でこれほど内容の充実し
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