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「書物の夢、印刷の旅」書評 「速く遠く」が開いた近代の扉|好書好日
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「書物の夢、印刷の旅」書評 「速く遠く」が開いた近代の扉|好書好日
書物の夢、印刷の旅 ルネサンス期出版文化の富と虚栄 著者:ラウラ・レプリ 出版社:青土社 ジャンル:... 書物の夢、印刷の旅 ルネサンス期出版文化の富と虚栄 著者:ラウラ・レプリ 出版社:青土社 ジャンル:産業 出版文化と印刷技術の創成期、そこに生きる人たちはどのような仕事をし、どのような富と栄光、そして屈辱の中にいたのか−。ルネサンス期のヴェネツィア、書籍と出版の世界に生きた知… 書物の夢、印刷の旅―ルネサンス期出版文化の富と虚栄 [著]ラウラ・レプリ 原題は『富か栄誉か』。中世から近代への移行期を、印刷産業を通して記述した「歴史ノンフィクション」である。舞台は16世紀の伊・ヴェネツィア、主人公は校正者。編集者である著者と重なる。 1469年、ドメニコ会修道士は「ペンで書かれた文字は純潔だが印刷は汚れている」と糾弾した。その頭越しに、ヴェネツィア政府がドイツ人に「書籍の印刷術」を遂行する特権を授与した時「近代への門を開いたのである」。俗語がラテン語に勝利し宗教改革の帰趨(きすう)が決まった。