マシスン『縮みゆく男』新訳に解説書きました - 映画評論家町山智浩アメリカ日記

大好きな作家リチャード・マシスンの『縮みゆく男』の新訳文庫が本日発売されますが、巻末に町山智浩が解説を書きました。 縮みゆく男 (扶桑社ミステリー) 作者: リチャード・マシスン,本間有出版社/メーカー: 扶桑社発売日: 2013/08/31メディア: 文庫この商品を含むブログ (12件) を見る 僕らはみんな縮みゆく男たちである。 「私はリチャード・マシスンに会ったことはありません。でも、彼は偉大な人でした。あなたがたとえマシスンのことを知らなくても、彼の書いた物語は知っているはずです」 2013年7月のリチャード・マシスンの逝去に際し、『サンドマン』『コララインとボタンの魔女』などで知られる作家ニール・ゲイマンはツイートで追悼した。太字の部分はどういう意味か。 まず、マシスンの作品は数々の映画やテレビになってきた。『地球最後の男』は64年、71年（『地球最後の男オメガマン』、2007年