家を建てる借地権住宅のメリット・デメリット

先日、定期借地権住宅建築の相談を受けました。 借地関する法律は、平成3（1991）年に従来の借地法・借家法が廃止され、定期借地権制度が盛り込まれた新借地借家法が誕生しました。 借地については新たに「定期借地権」「建物譲渡特約付借地権」「事業用借地権」という制度が創設され、借家について「期限付建物賃貸借制度」が新設されました。 定期借地権、新法施行のきっかけは土地の流動化を促進する趣旨で、どちらかというと貸主側が貸しやすくするために期限を定めるようになったことです。 旧法で貸すと、借主の合意がなければ高額の立ち退き料が発生したり居座られたりするからです。 それでは、借地権住宅はどのようなメリット、デメリットがあるかまとめてみます。 ＜メリット＞ ・土地＋家を考えると、全体のコストが大幅ダウン ・固定資産税が家だけの固定資産税、都市計画税のみで収まる （土地の固定資産税は地権者が負担） ＜デメ

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定期借地権の法律は、新法施行のきっかけは土地の流動化を促進する趣旨で、