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装丁を味わう
ker-cs.hatenablog.com
①逮捕されないのは何故か 結論から記すと、逮捕拘留期間は限られてる(最大20日)ため骨折治療中に逮捕してもそもそも満足に取り調べ出来ないから、というのが現状に即しているかと思われます。逃亡の恐れというのもこれに絡んだ事でしょう。要するに、逮捕したところで取り調べ中に身体の痛みを訴えられたら続行不可能なので、それで20日間逃げ切られたら拘留期間が無駄になるという事です。他には、もし負傷状態での逮捕を強行すればその手の人権団体や弁護士もうるさいでしょう。もし自分が悪徳弁護士の立場なら、前述の方法で拘留期間を無駄撃ちさせて不当逮捕だなんだ騒ぐ方略を取り、満足に取り調べされなかった点を利用して証言の矛盾を追及する事で裁判を有利に進めます。 そんな無駄なやり取りをするくらいなら、任意で取り調べした方が後々に検察側が不利になりません。正直、逮捕を強行するよう主張されてる方が多い現状については、いったい
『SSSS.GRIDMAN』最終話、本当に心動かす素晴らしいアニメでした。 でも、11話まで観た段階では、裕太が実はグリッドマン本人だったという展開に対して、凄く梯子を外された気持ちになっていたんですよ。じゃあ、合コンのストーキングしてたのは何だったんだとか、マックスさんに六花との事を聞かれて耳真っ赤にしてたのはどういう事だとか、百合で畳むのもそれはそれで良いけど、裕太がヒーローとして積み上げた関係性はどうなるんだとか。 それがまさか、アカネと六花の関係性、裕太の六花への想い、裕太がグリッドマンとしてアカネを救う理由、全てを説明し得る完璧な解答があるなんて思いもしませんでした…。本項ではその辺の諸々をざっくり書いていければと思います。 ・整理整頓 <裕太は六花に何を言ったのか> 裕太にグリッドマンが憑依する1話直前の時系列では、おそらく裕太は六花に告白かそれに準ずる事をしていて、六花がbe
神山健治監督作『ひるね姫』、初日にさっそく観て来ました。個人的にはとても満足出来る内容だったし、凄く面白かったです。観賞しながら色々と想像出来る、とても楽しい映画でした。しかし、主要な映画レビューサイトの得点が異様に低い…、これはどういう事でしょうか? 個人的な見解としては、映画のストーリーを理解する上で、監督が設定したいくつかのポイントが、上手く観た人に伝わらなかったのではないかと思います。この記事では、そのポイントをいくつか抑えて考察していこうと思います。 ・機械の国「ハートランド」について "機械こそが人々を幸せにする"そのような王様の思想の元、24時間体制で国民が総力を上げて自動車を生産し続けるハートランド。その王国に生まれた王の愛娘エンシェンは、生まれながらにして機械を従える魔法を扱う魔法使い。幼いお姫様の魔法は人々を魅了するが、お姫様は同時に、国にオニを呼び寄せる魔女の力を持っ
昨日の記事では、観賞のポイントについて少しだけ考察しましたが、今回はネタバレ有りで補足して色々と書いていこうと思います。 さて、自分がこれまでに観てきた神山監督の作品ですが、『攻殻機動隊SAC』シリーズ全作、『精霊の守り人』、『東のエデン』シリーズ全作、『サイボーグ009 RE:CYBORG』となっています。だいたい観てますね。参加作品も含めると『人狼』も観てます。全体的にSF寄りの社会派作品が多い印象で、今作の『ひるね姫』は随分方向性を変えてきたなと思いました。しかし、冒頭でエンシェンがタブレット端末を使って機械を操る描写を観て、「あ、魔法使いってのはそういう意味か!!この娘が今作のウィザード(ハッカー)なんだな。ファンタジーに見せかけて、ガッツリSFやるんじゃないか!!」と、ここでこの映画にどういうスタンスで向き合うべきなのかという心算が出来ました。同時に、次はどんなメタファでSFを表
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