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複数シーン実装についてまとめた背景 公式ドキュメントがない Unityでは、シーンを編集してゲームを作っていくのが基本です。 シーンは一つではなく複数使ってゲームを作ることができるのですが、詳しいやり方に関してはUnityの公式ドキュメントにはどこにも載っていません。 Unity公式ドキュメント「シーン」には、単一シーンの簡単な解説しかありません。 複数シーンの編集というページはあるのですが、基本的にはUnityエディタ上で複数のシーンを同時に編集する際のやり方であって、肝心の「実装方法」に関してはTIPS程度しかないようです。 ドキュメントではなくスクリプトリファレンスのほうには個別の機能の説明があるのですが、日本語訳がほぼされていません。 人によってやり方が違う Unityの複数シーンを使った実装方法自体は古くから議論されていています。 インターネット上にもいくつか情報がありますが、書
Unity5.6が本日(日本時間4/1。北米時間の3/31)にリリースされました。 ですが、Unity5.6はβ段階で判明しているバグが未修正のままリリースされてしまっています。 詳しくは、リリースノートのKnown Issues(既知の問題)を確認してもらえればと思います。 未修正の問題があったままリリースされること自体は珍しくないのですが、Unity5.6ではわりと地雷なバグがあるので、情報共有としてここでまとめておこうかと思います。 TransformからRectTransformへの自動変換の際に、そのオブジェクトのヒエラルキーの全オブジェクトにOnDisable→OnEnableが呼ばれる これはすでに、UnityのIssuTrackerでも報告されています。 また、リリースノートの「Known Issues」にも以下のように記述があります。 UI: Adding UI elem
最近出たUnityの本をまとめてみました。 自分の場合「ナナメ読みして後で必要になったら読み込む」というスタイルでナナメ読みしただけなので、評価としてはいい加減かも。 基本的には2015以降の本です。(それ以前だとuGUIに未対応でけっこうやり方が変わってしまうので) 初~中級者 Unity5入門 最新開発環境による簡単3D&2Dゲーム制作 Unityを始める人向けの定番。通称「ひよこ本」です。 スクショを多用して丁寧に手順を解説しているので、とりあえず触ってみて動かしてみるにはこの本を読むと良いでしょう。 UIやスクリプトなど最低限ゲーム制作に必要な部分をまとめているので、まずはこの本を読んでみると良いかと思います。 本文はC#ではなく、UnityScriptでの解説になっていますが、C#のサンプルもDL可能とのこと。 Unity5 3D/2Dゲーム開発実践入門 作りながら覚えるスマート
2015年のUniteでuGUIのUIの頂点をカスタムする拡張スクリプトの書き方の例として、「太いアウトラインを表示する」スクリプトの書き方を発表しました。詳しくはこちら 宴にも組み込まれている「RichOutline」コンポーネントです。 UIの頂点をカスタムする際の要点としては、「ModifyVerticesをoverrideすればUIの頂点が自由にカスタムできる」ということだったのですが、その後のUnityのバージョンアップでModifyVerticesが使えなくなってしまいました。 しかも、Unity5.1以前、Unity5.2.0、Unity5.2.1以降で微妙に書き方が違うため、けっこう面倒なことになっています。 ・・・というわけで、Unityのバージョンアップに対応したスクリプトを公開します。 using UnityEngine; using UnityEngine.Even
(この記事は、Unity Advent Calendar 2015の24日目の記事です) ゲーム製作はチームで行うことが多いので「何もないゼロの状態から作る」という人は意外に少なく、「すでに基本が作られているものの一部を編集、調整する」という人のほうが多いのではないでしょうか。 ここでは宴のサンプルシーンを例に、「すでに基本が作られているGUIを編集する最低限のやり方」をまとめていこうと思います。 ただし、Unity公式のuGUIを使うことを想定しています。NGUIなどの非公式なGUIアセットに関しては、操作方法が全く違うためご注意ください。 UI用の画像について まずは、UI用の画像について、いくつか基本的な説明をしておきます。 UI用の画像を追加するには 新しく画像を追加するには、ドラックアンドドロップで、プロジェクトビューに画像ファイルを追加します。 Unityは、pngやjpgなど
投稿日:2015年12月18日 | 最終更新日:2019年10月5日 (この記事は、Unity 2 Advent Calendar 2015の22日目の記事です) ある程度Unityを使っている人は、こんな画面を一度は見たことがあると思います。 これはスクリプトやテクスチャが「行方不明」になっているときに起きるエラーで、Unityプロジェクトが壊れる原因はほぼこの「アセットが行方不明」ということが原因です。 うまく直せれば問題ないのですが、直せないとテクスチャやスクリプトをオブジェクトごとに手作業で設定しなおす羽目になります。下手すると何百というオブジェクトに設定しなおす必要がある上に、どこで行方不明がおきているかもわかりづらいので、なかなか厄介な現象です。手作業で修正するのは大変ですし、スクリプトが行方不明になったからと新しく設定しようとしても、インスペクターの値の設定なども全部やり直し
(この記事は、Unity 2 Advent Calendar 2015の22日目の記事です) ある程度Unityを使っている人は、こんな画面を一度は見たことがあると思います。 これはスクリプトやテクスチャが「行方不明」になっているときに起きるエラーで、Unityプロジェクトが壊れる原因はほぼこの「アセットが行方不明」ということが原因です。 うまく直せれば問題ないのですが、直せないとテクスチャやスクリプトをオブジェクトごとに手作業で設定しなおす羽目になります。下手すると何百というオブジェクトに設定しなおす必要がある上に、どこで行方不明がおきているかもわかりづらいので、なかなか厄介な現象です。手作業で修正するのは大変ですし、スクリプトが行方不明になったからと新しく設定しようとしても、インスペクターの値の設定なども全部やり直しになってしまいます。深刻な場合は復旧は絶望的で、実質的には「プロジェク
先日、Unityのブログhttp://blogs.unity3d.com/2015/02/05/the-asset-store-and-unity-5/ で「Unity5は古いバージョンと完全な互換性がないから、AssetStoreに出品してる開発者は対応してね」というアナウンスがありました。完全な互換性がなくなったことを踏まえて、今まではできなかった「Unity4用のAsset」と「Unity5用のAsset」を同時にStoreに置くことができるようになったとのこと。 そして、ここからが本題。提出のやり方が変わりました! AssetStoreへの提出用のツール「AssetStoreTool」も、バージョンアップされたのでまずはこれをアップデート。 ですが、これを使ってみると、なぜか提出できない! Unity5からじゃないとアップデートできなくなったのかな?と思い、Unity5で宴をチェッ
宴とは サンプルゲームをプレイ(WebGL) 「宴」はビジュアルノベルをUnityで簡単に作成するためのツールです。 シナリオデータはExcelでシンプルに書けるので、複雑なスクリプトの文法を覚える必要はありません。 Unityを使っているためPCだけでなく、スマホートフォンやブラウザ用のアプリを作ることもできます。 ビジュアルノベルに限らず、ゲームの会話シーンを作ることもできます。 第1回アセットストアコンテスト グランプリ CEDEC AWARDS 2016 エンジニアリング部門 優秀賞 特徴
宴とは サンプルゲームをプレイ(WebGL) 「宴」はビジュアルノベルをUnityで簡単に作成するためのツールです。 シナリオデータはExcelでシンプルに書けるので、複雑なスクリプトの文法を覚える必要はありません。 Unityを使っているためPCだけでなく、スマホートフォンやブラウザ用のアプリを作ることもできます。 ビジュアルノベルに限らず、ゲームの会話シーンを作ることもできます。 第1回アセットストアコンテスト グランプリ CEDEC AWARDS 2016 エンジニアリング部門 優秀賞 入門書が発売されています Unity&宴「ノベルゲーム」開発入門という入門書が発売されています。 付録のPDFが本文を超えるほどの大容量となっていて、公式ドキュメントにはない「実際に使ってみる際のノウハウ」も色々詰まっています。 詳細はこちら 特徴
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