キュウリのサンドイッチの描写が良かった - 話半分で聞いてください

2014-10-23 キュウリのサンドイッチの描写が良かった 物語やエッセイの感想を聞かれると、「キュウリのサンドイッチの描写が良かった」なんて調子でまず最初に言ってしまうほど、テキストで描かれる食事のシーンが好きで、よく覚えている。むしろ、それしか覚えていなかったりする。 アガサ・クリスティ「そして誰もいなくなった」に出てくる朝食のトーストの上には、ポーチドエッグが2つも載せられていただとか、椎名誠さんが「ひるめしのもんだい」に書いていたキャンプ料理の、鰹節とマヨネーズと醤油で和えただけのスパゲッティは旨そうだっただとか、そういうのである。 気に入ってつい覚えてしまうのは、単純に美味しそうな料理に惹かれているためというのもあるが、描かれているシチュエーションでそんなものを食べられる登場人物を羨ましく思うからというのもある。例えば、白石一文さんの「私という運命について」では、主人公でキャリ

[NAMEOVER]

この気軽に行けるお店が好き、というのいいな。

[ayanolog]

子どもの頃、『つばめ号とアマゾン号』の食事描写に、妙に胸ときめかせてたのを思い出した。で、最後のリクエストですが、川上弘美『センセイの鞄』はどうかなと。居酒屋で飲みながらいろいろ話すシーンが妙に多かっ

[xacoux]

江國香織さんの『うんとお腹をすかせてきてね』は最後の食事シーンがそんなかんじの串揚げ屋で瓶ビールが出てきます。銘柄は忘れてしまった…。