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目を覚まして時計を見ると午前6時37分だった。 昨日の夜遅くに、酒を飲みながらふとした瞬間、その日が... 目を覚まして時計を見ると午前6時37分だった。 昨日の夜遅くに、酒を飲みながらふとした瞬間、その日が十数年前に死んだ父の命日だったということに気が付いた。ずいぶん酔っていたせいもあったのか、何だかつい数日前まで父が生きていたような錯覚に陥った。そして懐かしくなって、以前に父から送られてきた何通かの手紙が無性に読みたくなり、手紙を探して部屋の収納の中にしまってあるダンボールをかき回していたら、ひとつのダンボールの中に見覚えのないおかしな人形が、詰め込まれた様々な書類の隙間から顔を覗かせていた。 「なんだこれ、こんなもの家にあったかな・・・。」と、ひとりでつぶやく。 それは薄汚れた木彫の操り人形のようなもので、四肢と胸と腰、そして頭が内部の糸で繋げられているような構造になっていて、手で持つとグニャグニャとのたうち回るように不規則に揺れ動いた。見た目は人間を模したもののようだったが、頭部だけが何