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反響の大きかった2023年の記事からジャンル別にトップ10を発表してきた。今回は集計の締切後に、実は大反響だった記事に注目。年間ランキングで忘れられがちな11月12月に公開した仰天ニュースから選ばれた、第1位の記事はこちら!(集計期間は2023年11月~2024年1月。初公開2023年12月18日 記事は取材時の状況) * * * 近年は全国的に縮小傾向にあるJRのみどりの窓口。それでも自動券売機が設置されているので購入に困ることはないが、こうした端末の操作が苦手な高齢者にとっては状況が異なる。券売機の前で買い方がわからず、四苦八苦している姿を見かけることも珍しくない。 今から半年ほど前、隣県に住む友人に会うため、その最寄り駅までの切符を買おうと券売機の前に並んでいた機械設備メーカー社員の香田佳宏さん(仮名・32歳)も券売機の前で困っている80歳くらいの年配男性に遭遇。そこで「よかった
2022年6月に施行された「AV出演被害防止・救済法」(通称・AV新法)。2年以内という見直し時期を目前にして、「この法律は現実にそぐわず、問題が多い」とAV女優たちが立ち上がった。2月23日、100人のAV女優らと、この活動に賛同する演出家のテリー伊藤氏(74歳)が銀座の街をデモ行進したのだ。 「AV女優の人権を守るため」に施行された法律が、なぜ当事者たちを苦しめているのか。いったい何が問題なのか? テリー伊藤氏と業界歴5年以上のベテラン女優、綾瀬麻衣子(51歳)と佐々木咲和(33歳)の3人が語り合った。 * * * デモ行進に参加したテリー伊藤氏はAV新法について「精査されずにできた法律。施行された後、弊害が出てきた。仕事を失った女優がいる。彼女たちは自分の体で勝負をしている。AVは立派な職業。助けてあげたい」と声を上げた。 テリー伊藤(以下、テリー) AV新法は、AV出演者の話を聞か
さまざまな事情を抱えた人たちが利用するラブホテル。一般的には、ドキドキ、ワクワクしながら、ときにはヒソヒソと向かう場所だ。一方で、その周辺に住んでいる人たちもいる。そこには利用者には見えない、ラブホ街の住人だからこそ知る情景があった。 今回は、実家がラブホ街にあり、学生時代にラブホで清掃員としてアルバイト経験もある前田裕子さん(仮名・20代)に、住人ならではのエピソードを聞いた。 ラブホ街では、「あのラブホ、潰れるんだって」というフレーズをよく耳にしたそうだ。 「一般的には馴染みのないワードだとは思いますが、『あのパン屋さん、なくなるんだって』と同じような感覚で、ラブホ街の住人にとっては日常会話なんです」 一口にラブホと言っても、さまざまなタイプが存在する。前田さんの実家は、かなり有名な温泉地にあり、ベランダ露天風呂や内湯付きの部屋をウリにしているラブホも多いのだとか。 「それでも潰れるん
ニートとひきこもりが2022年春に立ち上げたばかりの個人出版社『点滅社』が売り上げ好調、注目を集めている。昨年11月に編集・出版した『鬱の本』が、ジュンク堂池袋本店書店の文芸書カテゴリで2週にわたりランクイン。5000部の初版は完売、今年1月に増刷して8000部に。 『鬱の本』は点滅社での発行4冊目。それまでの3冊は赤字か“収支トントン”であり、代表の屋良朝哉さんは「これがダメだったら会社を潰す気だった、最後の冒険にしようと思った」と背水の陣だったと言う。 屋良さんが点滅社を立ち上げた理由は「最後にやりたいことをやって、生きるのを終わろうかと思った。ずっと本に救われてきたから」と、自分の作りたい本を作ってから死のうと思っていたそうだ。 この破滅的な理由ではじまった出版社は、現在は主に屋良さんともう一人、小室ユウヤさんで運営している。屋良さんが長年ニートだったのに対して、小室さんは元ひきこも
2月4日、11日に前後編で放送された『ザ・ノンフィクション』(フジテレビ)の「結婚したい彼と彼女の場合 ~令和の婚活漂流記2024~」がSNSで大きな反響を呼んだ。番組の舞台となったのは、東京・青山の結婚相談所「マリーミー」。会員の3人が相談所代表の植草美幸氏の激励に導かれながら、婚活に奮闘する模様に密着した内容であった。 SNSでとりわけ“話題”となったのは、30歳の男性会員・進藤氏(仮名)だ。旧Twitter(現X)では、違法に切り抜かれた動画や静止画とともに、番組内での言動を揶揄する言説が多数飛び交っていた。無論、彼の婚活を応援する声も多く上がっていたのだが、悪質な誹謗・中傷も少なくなかったのである。 今回は放送を経て思うこと、そして婚活の現況について、植草氏との対談形式で進藤氏から話を伺った。 ——はじめに取材の経緯から教えていただきたいです。どうして進藤さんに密着することになった
相次ぐパチンコ店の閉店にメーカーの民事再生や廃業など、ここ数年暗い話ばかりのパチンコ業界。スマスロの登場でパチスロは回復の兆しがみえるが、30兆円産業と言われ隆盛を極めた時代にはまだほど遠い。 そこで今回は、関東地方で十数店舗展開する大手チェーンの営業統括部長のA氏に、パチンコの現状と未来についてお話を伺ってみた。パチンコ店が再び活気に満ち溢れる為には何が必要なのか。 立て続けにヒット機種が登場しているスマスロに対し、イマイチ盛り上がりに欠けている感が否めないスマパチ。どちらも、機能や出玉性能面では進化しているのだが、この違いはなんだろうか。 「スマパチに限らずパチンコは甘くしづらいんですよね。甘くすると見た目でわかるから打ち子軍団に占拠されておしまい(笑)。毎日来てくれる常連さんに還元できないなら甘くする意味がないし……。もちろん、お店のメイン機種となっている『エヴァ』や『リゼロ』はそれ
現在、JR東日本で発売中の『旅せよ平日!JR東日本たびキュン早割パス』(通称『キュンパス』)。利用期間は2月14日~3月14日の平日のみ、14日前までの購入など条件はあるが、1日1万円で同社管内の新幹線・特急を含む全列車とBRTが乗り放題(※指定席は2回まで)。さらに第三セクター鉄道の青い森鉄道線、いわて銀河鉄道線、三陸鉄道線、北越急行線、えちごトキめき鉄道線(直江津~新井間)の各路線も乗り降り自由のかなりお得な切符だ。 今回、筆者は利用開始日の2月14日にキュンパスを利用して乗り鉄の旅に出発。実際にこの周遊券を利用して気づいた点などを交え、旅の様子をレポートする。 当日早朝、始発6時8分発の上越新幹線に乗るべく東京駅に向かうと、ホームにはいかにも鉄道ファンという私服姿の男性たちが大勢いる。カメラやスマホで列車を撮りまくり、筆者と同じ車両の列に並んでいた神奈川在住の50代の男性会社員は「こ
「ナポレオンズ」でマジックの楽しさを知った人は少なくないはず。『笑点』(日本テレビ系)などの演芸番組を中心に活躍し、1988年にはマジックの世界大会で第3位を獲得。人気と実力を兼ね備えた唯一無二のコンビだったと言える。 しかし、コメディ色の強いナポレオンズのマジックにとって重要な“トーク”を担当する、パルト小石氏が肺炎のため2021年に逝去。その後、マジックを担当していたボナ植木氏は一人での活動を始めたが、その現在地とは――。 ――昔からマジシャンという職業に憧れはあったんですか? ボナ植木:子供の頃からマジックには親しんでいて、大学でもマジックのサークルに入りました。当時、老人ホームの慰問で披露したり、デパートのマジックショップのアルバイトをしていたんですが、「卒業したらプロマジシャンになってもいいかも」と思い始めていましたね。 ――ナポレオンズ結成のきっかけを教えてください。 ボナ植木
日本を代表する大学のひとつ、京都大学。「自由の学風」を重んじるこの大学には、日本中から優秀な学生が集まると同時に「変人」と呼ばれる人も数多く存在する。九月さん(@kugatsu_main)は、京都大学教育学部卒業後にお笑い芸人になったという稀有な経歴の持ち主であり、変人の1人と言えるだろう。 事務所無所属のピン芸人として、一人芝居風のコントを中心に活動中。劇場、アートギャラリー、バー、民家、廃墟、山、海など、場所を選ばないコントライブが特徴だ。そして、2023年に初のエッセイ『走る道化、浮かぶ日常』(祥伝社)を出版。多岐にわたる活動を行っている。 今回は、“妖怪になること”を目指して京大に入学したという九月さんに、京大が「変人が多い大学」と言われている理由や、実際に存在した変人たち、そして自身が目指している「妖怪像」についてお話を聞いた。 ――青森県出身の九月さんが京都大学に進学したのは、
2022年6月に施行された「AV出演被害防止・救済法」(AV新法)。2024年6月の法の見直しが迫るなか、現役のAV監督であり作家としても活動する二村ヒトシ氏が「AV産業の適正化を考える会」を発足。「業界を崩壊の危機から救いたい」というセクシー女優やスタッフなどの業界関係者たちが、2月9日より全国の9都道府県にて署名活動を開始した。 初日となる2月9日は、渋谷の駅前で署名活動が行われた。「一度でもAVを見たことがある方は、署名をお願いします!」と、発起人の二村ヒトシ氏や会に協力するAVメーカー・SODクリエイトのスタッフたちが声を張りあげるなか、デビューから13年目を迎えた現役セクシー女優である佐々木咲和さんも、行き交う人たちにオンライン署名のQRコードが入ったティッシュを配りながら懸命に語り掛けていた。 記者が佐々木咲和さんに声を掛けたところ、活動の最中にもかかわらず、快くインタビューに
日本で最も有名なカレー専門チェーン、「カレーハウスCoCo壱番屋(以降ココイチ)」。最近の人気メニューの価格を見ていくと、冬恒例のスープカレー「骨付きチキンスープカレー(ライス付)」が1170円、定番がっつり系の「ロースカツカレープラスチーズ」が1170円。1000円超の価格が並び、手軽に食べられるファストフードとは言いがたい状況になっているものの、ココイチを運営する(株)壱番屋の業績は決して悪くはありません。一体どうしてなのでしょうか? そこで今回はココイチが好調を維持し続ける理由について、日本の外食事情をふまえつつ、カレーを実食しながら考えてみました。 SNSの反応を見ていくと、ココイチの高価格を強く批判する声は、意外と少ないことに気がつきました。具体的には、「ココイチは机が広いし単価が高い高い関係でのんびり長居しやすい」、「ココイチの納豆トッピング、ちょっと高いけど量が多くて満足だし
湯島駅からも上野広小路駅・上野御徒町からもアクセスがよく、さりとて目立たない、猥雑な裏通りの飲み屋街を進んだ場所に、『嗜好品天国』という店の看板は出ている。入口に貼られた貼り紙には「スタッフがよく遅刻する店です……。スミマセン」の文字。「スミマセン」と謝罪ベースではあるものの、ここはスタッフの遅刻が許されるお店として“その界隈”では有名なのだとか。どの界隈なのか。 「うちのスタッフは発達障害や精神障害を抱えている子が多く、朝きちんと起きられなかったり、決まった時間に出社することが苦手だったりするんです。一般社会で働きながら出勤しているスタッフもいますが、みんな何かしら社会生活に“しんどさ”を抱えていて、お客さんもそうしたことに理解を示してくれる方が多くてありがたいですね」 そう話すのは、店長である「人生無理だねひるねちゃん」こと板橋愛花氏(29歳)だ。「人生無理だね」を冠する板橋氏もご多分
理不尽な上司やわがままな部下、さらには居丈高な取引先との軋轢から、誰しもメンタルをやられてしまうことはある。ストレスフルな時代と言われている今、強メンタルを手に入れるにはどうすればいいのか? 打たれ強く生きるためのノウハウを学ぶ。今回は、心と体を鍛え上げるハードな社員研修を取り上げる。 心と体を鍛え上げるハードな社員研修は令和でも必要とされている。食品大手の日清食品ホールディングスでは、コロナ前までは頻繁に「無人島サバイバル研修」を実施。文明社会から隔絶された自然の中で生活することで自活力を磨き将来の「骨太の管理職」を育成するという。 また、ゲームソフト制作大手のバンダイナムコエンターテインメントでも、新入社員向けに「MANZAI研修」を行い、大勢の厳しい視線が集まるなかオリジナル漫才を披露させ、自分の殻を打ち破る経験を積ませている。
“せんべろ”のイメージがある場所でも、インバウンド仕様でちょっと割高な価格設定になっている店をよく見かけるようになった。猫も杓子も値上げが続くなか、安くて美味い店を求めて日々さまよっているワケだが、困った時の『晩杯屋』頼みになることは飲兵衛にとっての“あるある”ではないか。 立ち飲み屋として、2024年1月現在で都内を中心に40店舗以上(関東38店舗・関西5店舗)を展開する同チェーン。昨今の物価高に少なからず影響を受けているはずでも、不思議なもので『晩杯屋』は、我々のふところに優しいままだ。運営する株式会社アクティブソースの人事総務部に所属する鈴木悠理氏に「なぜ安い価格でも大丈夫なのか」と、率直な疑問をぶつけてみた。 2009年に武蔵小山で1号店をオープンした『晩杯屋』。どのような思いを持って始めた店だったのだろうか。自衛官や焼肉チェーン店の店長などを経験し『晩杯屋』をはじめた創業者から、
反響の大きかった2023年の記事を厳選、ジャンル別にトップ10を発表してきた。今回は該当ジャンルがなかったが実は大人気だった記事を紹介する!(集計期間は2023年1月~10月まで。初公開2023年3月31日 記事は取材時の状況です) * * * 厚生労働省によると、実質賃金は昨年と比べ4.1%減。物価上昇に賃金の伸びが追い付かないならば、“カネを使わずに貯金する”という選択が堅実だ。たとえ収入が少なくとも貯蓄はできる。節約、副業、投資を軸に世帯年収300万円台でも再現可能な貯蓄術を紹介!
楽天の凋落が止まらない。 2023年1月から9月期の決算は5期連続の赤字、肝いりでスタートしたモバイル事業も黒字化にはほど遠い状況だ。そして投資家の大きな懸念材料となっている約9000億円の事実上の借金の償還が2025年までに続々と訪れる。 一部メディアでは、楽天グループ(以下、楽天)解体の可能性すらささやかれているが、その引導を渡すことになるかもしれない企業がある。 楽天のライバルと言えばAmazonというイメージが強いかもしれないが、2024年に楽天をさらなる業績悪化に追い込むかもしれないのは意外な企業だ。 その企業の正体はYahoo!(ソフトバンクグループのひとつ)で、より具体的に言うならば、Yahoo!が展開しているサービスのひとつである「Yahoo!ショッピング」だ。 筆者(田中謙伍)はAmazon日本法人に新卒入社し、現在はAmazonで商品を出品する企業のコンサルティング会社
『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』に声優として出演し、今年デビュー12年目を迎える声優アイドルユニット・i☆Risのメンバーとしても活躍する久保田未夢。1月24日には、i☆Ris24枚目のシングル「White Lyrical Kingdom/キセキ-ノ-フィラメント」を発売した。今回は発売中のシングルや自身の目標について話を聞いた。 ――まず、発売中の両A面シングルの楽曲「White Lyrical Kingdom」について教えてください。 少し前の冬曲、「12月のSnowry」がしっとり系だったから、それとは違う雰囲気でいいですよね。作詞の畑亜貴さんは、作品でご一緒したことがあったけど、i☆Risの久保田未夢として畑さんの詞を歌えるのはうれしいな、と思いました。難しい言葉を使わないのにかわいくておしゃれで、ワードチョイスが素敵。 〈今日は何をしようかな もうちょっとうれしく
今国会(2024年1月26日~6月23日までの150日間)で「離婚後共同親権を定める民法改正法案」が可決される見込みだ。日本は片方の親だけが親権を持つ、単独親権だ。単独親権の国は、他にも、インドやトルコがあるが、その他の多くの国では単独親権だけでなく共同親権も認められている。 単独親権は、片親が実子を連れ去る、親権確保のために精神疾患やDV加害者にでっち上げるなど、多くの問題も指摘されている。子の連れ去りやDVのでっち上げは、妻・夫のどちらにも起こる。片方で共同親権にも、DVをされた側の親が、恐怖に怯えながら子どもの面会交流を続けなければならないなど課題がある。今回の改正案はどんなものなのか。離婚後の親権問題に詳しい、東京都豊島区南大塚にある東京あかつき法律事務所の岩本拓也弁護士(55歳)に聞いた。 「共同親権が今国会で審議されますが、法務省から出ている法務省案が去年公開されました。その内
1月からスタートした新NISAを使い倒せば、1億円の資産を築くことも夢じゃない! 投資貧者も「労せずして1億円築く方法」を有識者に伝授してもらった。 【新NISA関連特集はコチラ】⇒勝ち組の[新NISA]戦略【MySPA!マンスリー特集】全10記事 新NISAを活用して、“最短”で1億円つくりたい! そんな誰もが夢見る投資法はあるのか……? 「リスクはありますが。テンバガー銘柄(10倍株)を狙うのが最短距離でしょう」 そう話すのは割安感のある成長株に投資するスタイルで2億円超の資産を築いたはっしゃん氏。“テンバガーウォッチャー”としても知られる個人投資家だ。 「私が億り人になるのに貢献してくれた銘柄の1つは、すき家やはま寿司などを展開するゼンショーHD(東証PRM・7550)。リーマン・ショックの直後から買い始めたところ、15年には20倍に値上がりしました。こういう銘柄を上限240万円の成
ドライバー歴22年の杉野明さん(仮名・42歳)が勤める運送会社の大荷主は、とある大手企業。そこで製造される製品の配送から原材料の調達まで一手に担っている。 「少なくとも一日13時間は拘束され、休みは週1日程度。年収は500万円ほどですが、時給換算すると1400円程度にしかならない」と嘆くが、それには理由がある。 「中抜きです。配達を依頼する大荷主と僕らの間には、配達ルートの設定やトラックの手配を行う管理会社が入っていて、マージンが差し引かれます。結果的に僕らドライバーの人件費が安くなるわけです。僕の勤め先も慢性的にドライバー不足で、業務がキャパを超えていたら、ほかの会社に仕事を回すことも。この業界は3次請け4次請けは当たり前ですよ」 杉野さんが配送する製品は、コンビニの棚に必ず陳列されている生活必需品。そのため、物流が滞らないようシビアな配送依頼が多いという。 「台風が上陸して高波警報が出
弁護士ドットコム株式会社が2023年に行ったアンケート調査によると、煽り運転を行った加害者の約6割は「後悔していない」と回答している。巻き込まれる側からすると、たまったものではないが、そういった人々が存在する以上は常に危険を察知しつつ運転する必要があるだろう。 会社員の大倉優太さん(仮名・26歳)も、“歪んだ思考を持つドライバー”から煽られて、冷や汗が止まらなくなった経験があるという。 「自分だけならまだしも、助手席に座る彼女の身にも危険が及ぶ出来事でした。今思い出しても虫唾が走ります」 それは今から3年ほど前のこと。大倉さんには付き合って3カ月になる彼女がいた。買ったばかりの軽自動車で温泉旅行に向かったそうだ。 「高速を走っていると、白いセダンがピッタリ後をついてくるんです。ですが、自分がいたのは追い越し車線ではなく走行車線でしたし、ノロノロと走っている訳でもなく、煽られる理由がわからず
デビュー12年目を迎えた声優アイドルユニットのi☆Risが、1月24日に24枚目のシングル「White Lyrical Kingdom/キセキ-ノ-フィラメント」を発売した。今回はメンバーの山北早紀、芹澤優、若井友希にMVの見どころや楽曲、お互いのソロ活動について話を聞いた。 ――「White Lyrical Kingdom」「キセキ-ノ-フィラメント」、どちらもアニメ好きが思わず沸いてしまう著名クリエイターとのコラボでしたが、コラボ決定を知ったときのご感想や、楽曲やMVの見どころについて教えてください。 若井 i☆Risって「声優アイドルユニット」といいつつ、ちょっと異色の存在だったと思うんです。だからこうやってアニメ業界でみんなが喜んでくれるクリエイターの方に曲を書いてもらえることで、i☆Risってちゃんとアニメ業界にいていいんだな……と思いますね。自信を持って「声優アイドル」だぜ、み
タレント・ビートたけし(77)。芸歴50年を超える言わずと知れた大ベテランだ。80年代の漫才ブームでツービートとして活躍していた頃から“毒舌”トークでお茶の間をわかしてきたが、そんなたけし本人は「お笑い芸人こそ常識が必要」と語る。その理由の一端を、1月30日に上梓する新刊『人生に期待するな』から抜粋してお届けする。 よく芸人が非常識なことを言ったりやったりしたとき、芸人なんだからしょうがない、なんて擁護にもなんないことでまとめようとするヤツがいる。だけど、お笑い芸人に限っていえば、常識がない芸人は大成しないんだよ。 なぜなら、笑いってのは、常識的な日常の中に潜んでいるもんだし、常識がないと笑いとヤバい発言とのギリギリの際がわからないからだ。 常識を持つっていうのはけっこう難しくて、芸人じゃない一般人にも常識のないヤツはけっこう多い。一般常識っていうように、誰でも知ってることを知ってたり、一
その傍ら、ライターとしても活動しており、これまでに私がお酌をさせていただいたおじさま方との実体験をもとに、夜遊びやモテに関する情報を発信をしています。 お笑い芸人の松本人志さんが、2015年に高級ホテルでとある女性に性的な行為を迫ったという話などが、昨年12月の「文春オンライン」で報じられました。今回の疑惑について所属先の吉本興業は否定しており、法廷闘争に注力することを理由に活動休止が発表されました。まっちゃんと言えば、私にとっては大好きな芸人さんのひとりでしたので、裁判の行方が気になります。 ともあれ、「ホテル」「性的な行為」という言葉を目にして、思い出したことがあります。というより、水商売に従事する女性のほとんどがホテルでお客様と2人きりになる、などの経験をしていると思います。私もそうです。 例えば、枕営業とか。枕営業とは、ホステスがお客様と性的な関係になることで、ホステスにとって物事
インターネットの主流が動画コンテンツになって久しいが、悪質な配信者たちは次々と過激な動画を配信し続け、ユーザーとプラットフォーマーのイタチごっこはやむことがない。偽ブランド品をたたき売りする者も…その最前線を追った! 最近、TikTokのライブ配信で奇妙な光景を目にするようになった。 「ミタイ商品アレバ言ッテクダサイネ~」 配信者である中年女性は、イントネーションに若干、違和感のある日本語でそう視聴者に語りかけた。背後の棚にはシャネルにグッチ、セリーヌ……欧米の高級ブランド品が並んでいる。 「3番見せて」と視聴者からコメントが入ると、ルイ・ヴィトンのバッグをカメラに寄せ、デザインや機能の説明を始めた。話し終えると、女性は掲示してあるLINEのアカウントを指さし、「詳しくはこちらで話しましょう」と言った。
化学メーカーで勤務を行う傍ら、経済本や決算書を読み漁ることが趣味のマネーライター・山口伸です。 『日刊SPA!』では「かゆい所に手が届く」ような企業分析記事を担当しています。さて、今回は株式会社アダストリアの業績について紹介したいと思います。 アダストリアは「GLOBAL WORK」や「niko and …」、「LOWRYS FARM」などのブランドを展開し、アパレル大手として存在感を示してきました。業界ではファーストリテイリング、しまむらに次ぐ3位の規模をほこります。SPA(Speciality store retailer of Private label Apparelの略)、マルチブランド展開を武器に成長してきた同社ですが、近年ではEC強化はもちろんのこと、何故かアパレルとの相性を見出しにくい飲食業態にも進出しているようです。アダストリアの歴史と近年の施策、そして飲食業態進出の狙い
人生100年時代。“労働無限地獄”“第3号被保険制度廃止”など、定年後への不安は尽きない。お金に困らない老後を手に入れるためにも、年収プラスαを生み出す副業はマストだ。60歳を過ぎてからでもしっかり稼げる副業を知り、死ぬまで稼ぎ続ける極意を今から学ぼう! 代行業や治験など稼げる副業がある一方で、シニアの日雇い労働環境は、安全と言える環境下にはないとの見方も。 「派遣業界においてシニア層に夢はありません」 そう断言するのは、自身も派遣労働者として働きながら執筆するノンフィクションライターの中沢彰吾氏だ。 「特に某百貨店での化粧品会社の催事で行列整理に派遣されたときはひどかった。シルバー人材が20人ほど集められたのですが、百貨店の社員たちから『汚ねぇな、出ていけ!』と罵倒されて揉めました。その日は始業3時間ほどで強制解散。賃金は予定通りもらえたので、まだよかったのかもしれません」 多めに呼んで
メンズファッションバイヤー&ブロガーのMBです。洋服の買いつけの傍ら、「男のおしゃれ」についても執筆しています。連載第462回目をよろしくお願いします。 “コンビニエンスウェアで3990円のスウェットを買うなら33000円で生地の良いスウェットを買ったほうが安いと思う。これが分からない人にはどれだけ言葉を尽くしてもきっと何も分かってもらえない。” 先日、ファッション関係者のそんなツイートが炎上していました。ここで言う「コンビニエンスウェア」とはファミマのプライベートレーベルのこと。最近リリースされた3990円スウェットシリーズを指します。 投稿者本人はおそらく(説明不足なだけで)悪意はないと思いますし、まさか今時「3990円のスウェット買うやつはアホだ」みたいな思考を持ってる業界人なんていないと信じていますが……それはさておき。 ここで話題になってる「ファミマのアパレル」ってどんなものでし
連日値上げラッシュが報じられるなか、小売りの雄・スーパーマーケットはいま地殻変動の真っただ中にある。近年は独身男性をターゲットにしたこだわり商品に力を入れる店舗も急増。もはや「スーパーは主婦の主戦場」という固定観念は破壊されつつあるのだ。そこで今回、男のオアシス化した業界の歩き方を指南する。 いま、スーパーマーケット界隈は激しい戦国時代を迎えている。「東」は昨年10月に銀座に進出し大きな話題となったオーケーから、「西」は天下無双の関西スーパー&イズミヤ&阪急オアシス連合まで、安さと品質を同時に兼ね備えた大型チェーンが、中小にM&Aを仕掛けるなど弱肉強食の国盗り合戦が繰り広げられているのだ。 これに比例するように、「売り場」も大きな進化を遂げている。埼玉県を中心に展開するヤオコーは、総菜コーナーにオープンキッチンを設置。“見える化”させて積極的に試食販売を行っているほか、東京・神奈川を拠点に
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