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おみそ汁
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2024年3月24日、Hakuju Hall(東京都渋谷区)に老若男女が集った。ひとりのピアニストの演奏を聴くためだ。高い天井を備えたホールはキャパシティ300名程度で、決して大きくはない。だが統一感のあるデザインが品の良さを際立たせている。 クラシックからポップスまでを弾き分け、MCでは随所で笑いを取る。しかしその笑いは計算し尽くされたものではなく、人柄がにじみ出るおかしみからくるものだ。 浅野涼――ピアニストにして、医師。 長江杯国際音楽コンクール第1位、ショパン国際ピアノコンクール in Asia 全国大会銀賞、エレーナ・リヒテル国際ピアノコンクール第3位など、錚々たる賞歴がある浅野氏は、ウィーン国立音楽大学においてトーマス・クロイツベルガーのマスタークラスを学費全額免除で修了するなど目覚ましい活躍が注目される。一方で、日頃はあかり在宅クリニックの医師として在宅医療に従事し、高齢者な
過去に日刊SPA!で反響の大きかった記事を漫画化! 今回は2023年12月に公開された「“激安焼肉食べ放題店”の元店員が語る『自分だったら絶対に注文しないメニュー』4選」をお届けする。 漫画/ハッシー橋本 ここからは、今回漫画の原作となった記事をお届けする。 * * * 止まらない物価高によって、我々の生活が圧迫され続けている今日この頃。こんなとき、安価の「食べ放題店」は頼りになる存在だ。 そんな食べ放題を提供している某焼肉チェーン店で、以前アルバイトをしていたという村田武さん(仮名)は、「自分がお客だったら絶対に注文しないメニュー」があると語る。 そこで今回は、元従業員がコッソリ教える「格安の焼き肉食べ放題店ではオススメしないメニュー」を紹介していこう。 村田さんが勤めていたのは、お肉以外にも様々な食材をバイキング形式で食べられる某チェーン店。そのお店のスタッフとして働いたことで裏側
人間が生存するために必要な要素を優先順に並べたものを、「セイクレッドオーダー」という。危機的状況に陥ったときに死なないためには、生存するための優先順位を知っておき、生存計画を立てることだ。第一に確保するべきなのは「体温」。そのために必要なのはまずウェアリング、そして、気温が下がり危険が増す夜の過ごし方を、『災害からテロ、ミサイル攻撃まで まさか⁉の非常事態で「死なない技術」』 (扶桑社ムック)の著者で、自衛隊危機管理教官の川口拓氏に解説してもらった。
貧困、障がい、宗教二世など、多様な困難を抱える男性をあらわした“弱者男性”という言葉がトレンド化している。弱者男性当事者への取材と膨大なデータ分析で話題を集める新書『弱者男性1500万人時代』では、ライターのトイアンナが「どうせモテない男が寝言を言っているだけ」と過少評価されてきた弱者男性たちの実態を明らかにする。あえて、これまで数量的に定義されていなかった「弱者男性の人口」の推計に踏み切った。 その結果、「最大で1500万人」、つまり男性の約24%、日本人の8人に1人は何らかの弱者性を抱えていることがわかった。決して少数派でない彼らのなかには、一見“強者”と思われがちな高学歴男性や高収入の男性もいる。共感が得られない、孤独な生きづらさの正体に迫った――。 今回は、早稲田大学で哲学を学んだという本田創丸さん(34歳)に迫る。高学歴なのに弱者に陥ってしまった彼に何があったのか。 貯金ゼロで、
婚活をしていると「好きな人から好かれたい」「モテたい」といったお悩みを多く聞くことがあります。 どちらも共通して言えるのは、人から好かれるということ。 世の中を見てみると、既婚未婚関係なく、人から好かれている人と、なぜか人から嫌われ、孤立してしまう人がいると思います。 「どちらになりたいか?」と聞かれたら、例外なく前者になりたいと考えるでしょう。人間は社会的動物。会社や家庭などのコミュニティがあるから心理的安全を得られたり、社会的相互依存の関係があるから情報交換ができたりし、助け合うことができます。 共通の価値観を持つ人と一緒にいたり、誰かを喜ばせていたりすることこそ、実は人が一番幸せを感じることだと言われているんです。 今回は一瞬で人から好かれる人になれる会話の特徴についてお話しします。この方法を取ると、人から好かれ、さらに自分の持つ価値観も受け入れてもらいやすくなりますよ。 実際に私が
2023年7月末に未婚のまま出産し、シングルマザーとなったド底辺グラドル兼ライターの筆者(吉沢さりぃ)。 奇跡的に息子氏の親にしていただいて、もう8ヶ月が経った。その3日前にギリギリで7ヶ月検診を終えたのだが、同時に受けた予防接種では全く泣かず、成長に感動してこっちが泣きそうになった。息子氏はとても元気に育っており、筆者も仕事に恵まれて、人生でいちばん穏やかな日々を過ごしているかもしれない。先輩のママ友には「病んでなくてすごい!」と言われた。 「子供は可愛いけど、産んで半年くらいは本当にしんどかったから。全然そういう感じがしないのはすごい」 確かにいまだに1度も「子育て無理!」とか「自分の子供だけど可愛いとは思えない」なんて心境にはなったことがなく、息子氏かわいいフィーバーがずっと加熱している状態だ。 なんでだろうなぁ?と考えてみた。私の場合、そもそも産む前から“シングル”ってわかっていた
「新NISAを50代、60代から始めるのは、年齢的にやめた方がいいでしょうか?」という質問をよくいただきますが、50~60代からでもけっして遅くはないと思います。 50~60代の方は若い人に比べ、どうしても運用期間が短くなってしまいますが、それでも新NISAに興味があれば少額から始めてみるのはアリでしょう。今は人生100年時代とも言いますし、思いのほか運用を長く続けられるかもしれません。 また50~60代の人が今から新NISAを始めるその他のメリットは、定年退職して受け取った退職金を資産運用に回す際、失敗しないための経験を積める点も非常に大きいです。 退職金を受け取ると、銀行や証券会社などの金融機関から、資産運用の案内が届くことがあります。ただ、自分であまり調べずに、金融機関任せで運用してしまったことによる損失や後悔の声を多く聞くのが実情です。退職金の運用で失敗しないためにも、50~60代
謎の痛みやめまい、ふらつき。年齢を重ねると増えるそれらは大病の前兆かもしれない。体が発するサインを見逃すことなく、原因を初期段階で摑むにはどうすればいいのか。各ジャンルの名医たちが「意外な前兆」とその対処法を伝授する! “人食いバクテリア”と呼ばれる「劇症型溶血性レンサ球菌感染症」が、ひそかに急増している。感染者の約3割が48時間以内に死亡。感染症の中でも特に高い致死率があり、病状が急速に悪化することが特徴だ。感染症の専門家である菊池賢氏が話す。 「初期症状としては脚に赤みや腫れ、アザが現れることが多いです。そこから高熱が出て、腫れなどが急激に拡大。やがて意識がボーッとして赤く腫れた脚が黒ずむ。この段階になるとかなり危険な状態。脚の切断や、最悪の場合には多臓器不全や敗血症などにより死に至ってしまう」 しかし、早期に人食いバクテリアだと診断されることは少なく、それがこの感染症の恐ろしいところ
中小企業コンサルタントの不破聡と申します。大企業から中小企業まで幅広く経営支援を行った経験を活かし、「有名企業の知られざる一面」を掘り下げてお伝えしていきます。 街の書店が姿を消していることが象徴しているように、紙の書籍は販売額の減少が止まりません。その一方で電子書籍は右肩上がりに伸びています。 市場をけん引しているのが電子コミック。サービスを提供する会社の多くが業績絶好調ですが、その裏で苦戦している会社もあります。 出版科学研究所によると、2023年の紙の出版物の販売額は1兆612億円。前年比6.0%の減少でした(「出版指標 2023年出版市場」)。ただ、電子書籍は6.7%増加し、5351億円となりました。2018年は2479億円。5年で電子書籍の市場は倍増したことになります。 とはいっても、この数字を電子書籍というフィルターだけで見ると、実態を見誤ります。販売額の9割を占めるのが電子コ
ファシリテーターはセックスワーカーの権利を求める活動を行う要友紀子氏が務め、AV産業の適正化を考える会からは、発起人の二村ヒトシ氏と顧問である制度アナリストの宇佐美典也氏、弁護士の平裕介氏が出席。 各政党からは、NHKから国民を守る党の参議院議員 浜田聡氏、国民民主党の東京都第29区総支部長 たるい良和氏、日本維新の会の衆議院議員 堀場さち子氏のほか、立憲民主党の参議院議員 川田龍平氏も参加。 さらにパネリストとして、AFEEエンターテインメント表現の自由の会代表の坂井崇俊氏、関西大学社会学部教授の守如子氏、現役セクシー女優の星乃莉子さんが登場。さらに、一般参加者50名、関係者50名の約100名も参加していた。
その女性は深々と、「本日はよろしくお願いします」と頭を下げた。スレンダーな肢体に黒髪のロング。清潔感があり、凛としている。多くの人が好感を抱くであろう容姿と態度に、いささかの違和感もない。ノースリーブから伸びた二の腕に、びっしりと刻まれた入れ墨を除いては。 乙葉さん、21歳。現在は“和彫りのおねえさん”としてSNSを中心に発信しながら飲食店などでアルバイトをしている。 二の腕だけでなく背中から臀部にかけても隙間なく墨が入っており、その整った容姿も相まってSNSで注目されている人物だ。彼女はなぜここまで広範囲にわたる入れ墨を施したのか。掘り下げていくと、意外な過去にその端緒を見つけた。 ここまであけすけな女性も珍しい。若さからくる万能感ではなく、さまざまな経験を経て自分なりに咀嚼したうえで、自己開示をしているようだ。たとえばこんなふうに。 「私、整形しているんですよ。トータルで500万円くら
鉄道事業者が217社も存在する世界有数の鉄道大国ニッポン。コロナ禍で利用者減少に悩まされながらも、公共交通機関として人々の足を支えている。本特集では首都圏で巻き起こる鉄道員の給与事情や鉄道を中心に巻き起こる知られざるバトルをお届けする!知れば毎日の乗車が楽しくなる! 日本の鉄道職員たちの平均年収は635万円(※令和2年賃金構造基本統計調査より)と日本人の平均年収より上だが、列車を走らせるために欠かせない現業職(車掌、運転士、整備士、技術系)は意外に薄給なのだ。 各社の平均年収を国土交通省 鉄道統計年報[令和3年度]より算出し一覧にした。 ①都営地下鉄 東京都が運営している地下鉄。全4路線を運行。平均年収は鉄道事業者ではトップクラス 平均年収:約622万円 福利厚生:東京都人材支援事業団の宿泊助成金(1500円)など 職場環境:管理職がマニュアル人間ばかり ②東京メトロ ’04年に営団地下鉄
歌手であり作詞・作曲家の吉幾三さんが、自身のYouTubeチャンネル「吉幾三チャンネル」の「一言いっちゃうよ!」シリーズの3月19日公開分において航空機内で見かけた国会議員が客室乗務員にクレームする姿が見苦しいと話した。これは昨年5月に同様の内容で流した動画の第2弾にあたる。 当初この国会議員が誰かとの名言は避けたものの、吉幾三さん宛てに届いたある客室乗務員からの告発レターによって「長谷川岳」であることが明かされ、のちに吉幾三さん本人もこれを認め、実名公開に踏み切ったようだ。 エアライン名は公開されていないが、ファーストクラス、Jクラスとの表記があることからJALであることが推測される。 名指しされた長谷川岳議員はどのような人物なのだろうか。愛知県出身の53歳。2010年に参議院議員通常選挙にて初当選した国会議員。北海道在住で出馬し、自由民主党副幹事長。現在、国土交通委員会筆頭理事と地方創
最近ではコロナの影響も収まり、海外からの観光客も増加しています。海外からの観光客は大きな利益をもたらしてくれる一方で、異文化ならではの迷惑行為もつきもの。今回はそんな観光客にまつわる寿司店の苦悩をレポートします。 「いやあ長かったですね。補助金などの恩恵でなんとか店をたたまずにすみましたが、ここまで長引くとは思いませんでした」 新調したカウンターを満足そうに見ながら話す門田さん(仮名・49歳)。都内の下町で、親の代から受け継いだ老舗の高級寿司店を営む大将です。 「おやじの代からひいきにしてくれているお客さんに加えて、ここ最近では私と同年代の“ごひいき2代目”の面々も顔を出してくれるようになったんです。ただ、コロナによってお店は寂しくなりましたね。最初は軽く考えていたのですが、先が見えない状況に陥って正直マインドもやられそうでしたよ」 そんな中、門田さんはこの閑散とした状況を逆手にとって店内
「太極拳」の動きを取り入れ、格闘ゲームや漫画などのキャラクターの動きを細部まで再現する女性がいる。「イナミ先生のもふもふ太極拳」を運営するイナミ氏だ。 日本でも馴染みの深い中国武術の一派ではあるが、それにしてもなぜ太極拳なのか。四肢を自在に操り、二次元と三次元の垣根を超えた動画を数多くアップするイナミ氏の半生と素顔に迫った。 実際に話してみると、画面のなかの鬼気迫る表情とはまったく印象の異なる人物だった。 「実はもともとしゃべることが苦手なんです。どちらかと言うと目立つのが好きではなく、当初は動画で顔出しをすることもかなり躊躇したほどです」 そう打ち明けると、イナミ氏は緊張気味の表情を少し緩めて笑った。 第18回JOCジュニアオリンピックカップ武術太極拳大会 総合太極拳・42式太極剣女子2位、2013年全日本武術太極拳競技会 自選難度太極剣 2位のほか、総合太極拳は5度優勝など、全日本大会
最後は無印得意のチノパンツ。 メンズの永久定番みたいに捉えられるチノパンですが、もちろんトレンドもちゃんと存在します。わかりやすいのはシルエットですが、もう一つ印象的なのは「タック」です。10年前ほどはノータックが主流で、「タックパンツ=ダサい」と捉えられていました。 ウエスト周りにゆとりと膨らみを持たせるため、腰回りにタック(つまみ)を入れたパンツは、お腹が出た中年おじさんのイメージが強く若い人たちからは敬遠され続けていました。いまだにビジネススーツなどは中年向けのものはタックが多く、若者向けのものはノータックが主流ですが……ここ10年でカジュアルシーンにおいては激変。むしろ「タック入り」のほうが好まれるようになってきたのです。 クラシックな装いやディティールを良しとするトレンドがこの10年で急浮上。近年もヴィンテージトレンドなどが強く、昔ながらのディティールやデザインを現代に取り入れる
中小企業コンサルタントの不破聡と申します。大企業から中小企業まで幅広く経営支援を行った経験を活かし、「有名企業の知られざる一面」を掘り下げてお伝えしていきます。 コロナ禍で外食産業を取り巻く環境が激変し、グルメメディアも多大な影響を受けました。長らくライバル関係にあった「ぐるなび(楽天ぐるなび)」が「食ベログ」に大きく水をあけられる結果となったのです。 この差は消費動向とも関係があり、逆転するのは簡単ではありません。
メンズファッションバイヤー&ブロガーのMBです。洋服の買いつけの傍ら、「男のおしゃれ」についても執筆しています。連載第473回目をよろしくお願いします。 ここ近年で無印良品はファッション向けに大きくシフトしています。 得意のコンパクトシルエット、実用性のみを強く意識したデザインディティールを捨て、ここ数年はトレンドをしっかり取り入れたファッションアイテムを強く打ち出しています。 実用性重視の方はワークマンやユニクロなどに流れる可能性がありますが、僕たち「服好き」なら今は無印こそが買い! ブランド見えするような驚くほど高クオリティのアイテムがたくさんあります。今回はそんな無印良品マストバイ3選! 今回、紹介するアイテム、ほとんどの人が見落としているはず……読み終えた後は正直、「あ〜今年はユニクロの○○買わなくてよかった!」と思うでしょう。ユニクロと価格はほぼ変わらず「上位互換品」をお教えしま
みなさんは、学歴には意味があると思いますか? 学歴社会を否定する声は数多く上がりますが、私の見ている限りでは、未だにその効力は強い。その証拠として、特に首都圏を中心とした受験ブームは衰えを知りません。 早くは幼稚園入園以前から受験の準備は始まります。私立の幼稚園に入れて勉強をさせ、私立の小学校に入学。特別なカリキュラムを通して学力を高め、そのまま付属の中高一貫校に進学、さらに上位の大学を目指す……。 こういった教育を施す親の真意は、「少しでも子どもに良い学歴を身につけさせたいから」だといいます。どこまでが本音かはわかりませんが、根幹をなすのは「子どもに幸せになってほしいから」なのでしょう。 となれば、中学受験は子どもに幸せになってもらうために最適な手段かを考えなくてはいけません。ただ、私が見る限りでは、どうやらそうも考えられない。 私は、2月20日に『東大合格はいくらで買えるか?』を上梓し
経済本や決算書を読み漁ることが趣味のマネーライター・山口伸です。『日刊SPA!』では「かゆい所に手が届く」ような企業分析記事を担当しています。さて、今回は株式会社サンマルクホールディングスの業績について紹介したいと思います。 サンマルクHDは「サンマルクカフェ」や「鎌倉パスタ」、「神戸元町ドリア」などを展開するカフェ・レストラン企業です。以前は無借金経営を標榜し、直営店主体でありながら営業利益11%と高い利益率を維持していましたが、コロナ禍では業績が大幅に悪化し店舗数も大幅に減少しました。しかし、現在は不採算店の閉店で収益性は改善しつつあります。サンマルクHDが高利益率を実現した背景や特徴的な戦略、近年の業績についてまとめました。 飲食チェーンのなかでもサンマルクHDの歴史は比較的新しく、同社は1989年に株式会社大元サンマルクとして開業しました。「ベーカリーレストラン・サンマルク」1号店
以前の記事でもお伝えした通り、昨今家計を悩ましているのが住宅の光熱費。実は、他の先進国に比べて、日本は光熱費が家計を圧迫する割合が高く、まさに“光熱費地獄”にはまっていると言っても過言ではありません。 他の国と何が大きく違うのか? その一つの要素として、「パッシブデザイン」を取り入れているかどうかが挙げられます。 例えば、最近の家は「箱」のようなデザインのものが多く、庇(ひさし)がついていない家も見かけます。そういった家に、「真南の壁に大開口の窓」がついていると想像してみてください。真夏であれば、その窓から太陽の光がさんさんと入ってきて家の中があっという間に温室状態になってしまいますよね。 ちなみに夏至の太陽高度は78.4度程度。窓の上すぐに1m程度の庇がついていれば、お昼時の太陽光をしっかり遮ることが可能です。そして冬になると太陽高度が下がってくるため、同じ場所に1mの庇があったとしてて
反響の大きかった2023年の記事からジャンル別にトップ10を発表してきた。今回は集計の締切後に、実は大反響だった記事に注目。年間ランキングで忘れられがちな11月12月に公開した仰天ニュースから選ばれた、第1位の記事はこちら!(集計期間は2023年11月~2024年1月。初公開2023年12月18日 記事は取材時の状況) * * * 近年は全国的に縮小傾向にあるJRのみどりの窓口。それでも自動券売機が設置されているので購入に困ることはないが、こうした端末の操作が苦手な高齢者にとっては状況が異なる。券売機の前で買い方がわからず、四苦八苦している姿を見かけることも珍しくない。 今から半年ほど前、隣県に住む友人に会うため、その最寄り駅までの切符を買おうと券売機の前に並んでいた機械設備メーカー社員の香田佳宏さん(仮名・32歳)も券売機の前で困っている80歳くらいの年配男性に遭遇。そこで「よかった
2022年6月に施行された「AV出演被害防止・救済法」(通称・AV新法)。2年以内という見直し時期を目前にして、「この法律は現実にそぐわず、問題が多い」とAV女優たちが立ち上がった。2月23日、100人のAV女優らと、この活動に賛同する演出家のテリー伊藤氏(74歳)が銀座の街をデモ行進したのだ。 「AV女優の人権を守るため」に施行された法律が、なぜ当事者たちを苦しめているのか。いったい何が問題なのか? テリー伊藤氏と業界歴5年以上のベテラン女優、綾瀬麻衣子(51歳)と佐々木咲和(33歳)の3人が語り合った。 * * * デモ行進に参加したテリー伊藤氏はAV新法について「精査されずにできた法律。施行された後、弊害が出てきた。仕事を失った女優がいる。彼女たちは自分の体で勝負をしている。AVは立派な職業。助けてあげたい」と声を上げた。 テリー伊藤(以下、テリー) AV新法は、AV出演者の話を聞か
ニートとひきこもりが2022年春に立ち上げたばかりの個人出版社『点滅社』が売り上げ好調、注目を集めている。昨年11月に編集・出版した『鬱の本』が、ジュンク堂池袋本店書店の文芸書カテゴリで2週にわたりランクイン。5000部の初版は完売、今年1月に増刷して8000部に。 『鬱の本』は点滅社での発行4冊目。それまでの3冊は赤字か“収支トントン”であり、代表の屋良朝哉さんは「これがダメだったら会社を潰す気だった、最後の冒険にしようと思った」と背水の陣だったと言う。 屋良さんが点滅社を立ち上げた理由は「最後にやりたいことをやって、生きるのを終わろうかと思った。ずっと本に救われてきたから」と、自分の作りたい本を作ってから死のうと思っていたそうだ。 この破滅的な理由ではじまった出版社は、現在は主に屋良さんともう一人、小室ユウヤさんで運営している。屋良さんが長年ニートだったのに対して、小室さんは元ひきこも
2月4日、11日に前後編で放送された『ザ・ノンフィクション』(フジテレビ)の「結婚したい彼と彼女の場合 ~令和の婚活漂流記2024~」がSNSで大きな反響を呼んだ。番組の舞台となったのは、東京・青山の結婚相談所「マリーミー」。会員の3人が相談所代表の植草美幸氏の激励に導かれながら、婚活に奮闘する模様に密着した内容であった。 SNSでとりわけ“話題”となったのは、30歳の男性会員・進藤氏(仮名)だ。旧Twitter(現X)では、違法に切り抜かれた動画や静止画とともに、番組内での言動を揶揄する言説が多数飛び交っていた。無論、彼の婚活を応援する声も多く上がっていたのだが、悪質な誹謗・中傷も少なくなかったのである。 今回は放送を経て思うこと、そして婚活の現況について、植草氏との対談形式で進藤氏から話を伺った。 ——はじめに取材の経緯から教えていただきたいです。どうして進藤さんに密着することになった
相次ぐパチンコ店の閉店にメーカーの民事再生や廃業など、ここ数年暗い話ばかりのパチンコ業界。スマスロの登場でパチスロは回復の兆しがみえるが、30兆円産業と言われ隆盛を極めた時代にはまだほど遠い。 そこで今回は、関東地方で十数店舗展開する大手チェーンの営業統括部長のA氏に、パチンコの現状と未来についてお話を伺ってみた。パチンコ店が再び活気に満ち溢れる為には何が必要なのか。 立て続けにヒット機種が登場しているスマスロに対し、イマイチ盛り上がりに欠けている感が否めないスマパチ。どちらも、機能や出玉性能面では進化しているのだが、この違いはなんだろうか。 「スマパチに限らずパチンコは甘くしづらいんですよね。甘くすると見た目でわかるから打ち子軍団に占拠されておしまい(笑)。毎日来てくれる常連さんに還元できないなら甘くする意味がないし……。もちろん、お店のメイン機種となっている『エヴァ』や『リゼロ』はそれ
現在、JR東日本で発売中の『旅せよ平日!JR東日本たびキュン早割パス』(通称『キュンパス』)。利用期間は2月14日~3月14日の平日のみ、14日前までの購入など条件はあるが、1日1万円で同社管内の新幹線・特急を含む全列車とBRTが乗り放題(※指定席は2回まで)。さらに第三セクター鉄道の青い森鉄道線、いわて銀河鉄道線、三陸鉄道線、北越急行線、えちごトキめき鉄道線(直江津~新井間)の各路線も乗り降り自由のかなりお得な切符だ。 今回、筆者は利用開始日の2月14日にキュンパスを利用して乗り鉄の旅に出発。実際にこの周遊券を利用して気づいた点などを交え、旅の様子をレポートする。 当日早朝、始発6時8分発の上越新幹線に乗るべく東京駅に向かうと、ホームにはいかにも鉄道ファンという私服姿の男性たちが大勢いる。カメラやスマホで列車を撮りまくり、筆者と同じ車両の列に並んでいた神奈川在住の50代の男性会社員は「こ
「ナポレオンズ」でマジックの楽しさを知った人は少なくないはず。『笑点』(日本テレビ系)などの演芸番組を中心に活躍し、1988年にはマジックの世界大会で第3位を獲得。人気と実力を兼ね備えた唯一無二のコンビだったと言える。 しかし、コメディ色の強いナポレオンズのマジックにとって重要な“トーク”を担当する、パルト小石氏が肺炎のため2021年に逝去。その後、マジックを担当していたボナ植木氏は一人での活動を始めたが、その現在地とは――。 ――昔からマジシャンという職業に憧れはあったんですか? ボナ植木:子供の頃からマジックには親しんでいて、大学でもマジックのサークルに入りました。当時、老人ホームの慰問で披露したり、デパートのマジックショップのアルバイトをしていたんですが、「卒業したらプロマジシャンになってもいいかも」と思い始めていましたね。 ――ナポレオンズ結成のきっかけを教えてください。 ボナ植木
日本を代表する大学のひとつ、京都大学。「自由の学風」を重んじるこの大学には、日本中から優秀な学生が集まると同時に「変人」と呼ばれる人も数多く存在する。九月さん(@kugatsu_main)は、京都大学教育学部卒業後にお笑い芸人になったという稀有な経歴の持ち主であり、変人の1人と言えるだろう。 事務所無所属のピン芸人として、一人芝居風のコントを中心に活動中。劇場、アートギャラリー、バー、民家、廃墟、山、海など、場所を選ばないコントライブが特徴だ。そして、2023年に初のエッセイ『走る道化、浮かぶ日常』(祥伝社)を出版。多岐にわたる活動を行っている。 今回は、“妖怪になること”を目指して京大に入学したという九月さんに、京大が「変人が多い大学」と言われている理由や、実際に存在した変人たち、そして自身が目指している「妖怪像」についてお話を聞いた。 ――青森県出身の九月さんが京都大学に進学したのは、
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