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おみそ汁
penguinist-efendi.hatenablog.com
突然だが、私はフルーツが大好きだ。嫌いな野菜はタマネギだが、嫌いなフルーツはなく、強いていえばイチジクは大して好きではないが、あれもジャムにしたりするとまあ食ってやってもよいかなという気になる。 「男の一人暮らし」とフルーツ 大学生のときなど、親戚やその他ランダムなおっさんに、「男の一人暮らしだから野菜とか果物とか食べないだろう」と言われることが多々あったが、私はほぼ毎食後何らかのフルーツを食べており、だいたい冷蔵庫には常時2-3種類のフルーツがあって、毎回同じものを食べなくても済むようになっている。 ついでに言えばもう一人暮らしを始めて10年以上になるが、野菜だって意識して食べてきたつもりだし、いったいこの「男の一人暮らし」に対する偏見って何なの、とずっと思っている。これはその対立概念としての「女の一人暮らし」に対する自炊プレッシャーとも表裏一体で、くだらなさで言うとだいたい地上波の午後
海外で引越しの多い生活をしていたせいで、できるだけモノを増やさない生活を心がける癖がついた。Marie Kondoよろしく、私もspark joyしないものは所有しないようになり、論文などというものは概して人間のjoyをsparkすることはないので、紙媒体ではなく電子版で全部読むようになった。 そういう生活をしているとプリンタというものを所有する必要性も下がってくるのだが、時々配布物や郵送物などのためにそれが必要になることがあり、一応大学の研究室に一台設置している。 あまり使わないので忘れていたのだが、このプリンタというものは、とにかく我慢する力に欠けている。大して印刷もしていないのに、「インクがなくなりそうです」などと泣き言を繰り返し、しかし印刷してみても別にかすれたりはしていない。なので無視していると、「ほんとにインクがなくなりそうです」と言ってくるが、その時点でも別に印刷に支障はない
夕食後は一切研究をしないようになって、そろそろ2年が経つ。 多くの院生と同様、もともと私は昼夜の別なく、勉強や研究をやってしまう性質だった。考えてみれば中学受験の塾からして、学校が終わった後に始まり、夕食を挟んで夜まで授業が行われていたのだから、こうした習慣はかれこれ10年以上も続いていたことになる。もっとも、小学校から大学まで、学校というシステムは日中のほとんどの時間を拘束するものだから、宿題や予復習を考えれば、夜も勉強することが前提になっている。 その延長で、いわゆる研究者の卵として大学院に入り、毎日授業を受けるという意味での「勉強」から解放され、「仕事」としての研究に従事し始めてからも、私は昼夜を問わず研究活動に勤しんでいた。もちろん、四六時中研究をしていたわけではなく、休みも取っていたのだが、特に就業時間を決めずに、休みたい時に休んでいたのである。 やりたいときにやりたいことをやる
はじめに 以前2回に分けてIQMRサマースクールの体験記(①・②)を執筆したが、今回は、オックスフォードで授業を履修する中で感じ、IQMRに参加してある程度まとまった、政治学の質的方法論に対する私見というか、私なりの理解をまとめたいと思う。もっとも、以下は私の2018年7月時点の認識で、おそらく欠落している視点も多いであろうし、また将来的に同じ考えを維持しているかも不明である。むしろ、今後議論の中で考えを修正、発展させていきたいと思う。 その要諦を先に箇条書きにまとめると、以下のようになる。 ・政治学の質的方法論は、従来、体系化・定式化されないまま研究者の「職人技」「名人芸」によって暗黙のうちに用いられてきた。 ・しかし、量的方法論側からの批判を受けたことで、質的方法論自体を対象とする研究が発展した。 ・そのため初期からのほとんどの研究は、量的方法論と比した場合の質的方法論の独自性とその長
論文は先行研究の積み重ねの上に成立するものであって、論文を書くには論文や本を読まねばならない。そして読んだ文献を引用しなければならない。分野や引用形式にもよるだろうが、「~ということが従来言われてきた(Takahashi 2010; Tanaka 2011; Suzuki 2013)」みたいな引用方法の場合は、最低限大雑把にその論文が何を言っているものか覚えていればいいとしても、直接引用をする場合やもう少し詳しい議論の内容を引用するなどという場合には、論文の内容について詳しく記録を取っておかないと書く時に出典を探してあたふたすることになる。そこで文献ノートを作成する必要が出てくる。 しかしどうやって文献ノートを作成すればいいのかということは、大学の授業では普通教えてくれない。少なくとも自分の場合、大学院に行ってもそういうことを誰かから教えてもらったという記憶はない。ではみんなどうやっている
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