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「最高の乗り味」目指してチームを束ねる -マツダ 車両開発本部 竹内都美子さん【1】 | PRESIDENT WOMAN Online(プレジデント ウーマン オンライン)
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「最高の乗り味」目指してチームを束ねる -マツダ 車両開発本部 竹内都美子さん【1】 | PRESIDENT WOMAN Online(プレジデント ウーマン オンライン)
マツダの主幹として私が担当しているのは、今月(2014年9月)に発売された新型デミオです。実験統括と言... マツダの主幹として私が担当しているのは、今月(2014年9月)に発売された新型デミオです。実験統括と言って、クルマの「走る」「曲がる」「止まる」といった“味付け”の部分はもちろん、基本骨格を決める段階から各実験部の担当者とコンセプトを共有し、製品の全体の性能を取りまとめてきました。 例えばクルマのキャラクターというのは、無数の素材の一つひとつが共通のコンセプトのもとに調和してはじめて出来上がるものです。 ハンドルの重さ、ペダルの重さ、ステアリングを切った際の感覚――。 担当する技術者にはそれぞれにとっての理想がありますが、みんながまちまちの思いで開発をしたら乗り味がバラバラになってしまいます。そこで、設計段階から担当者と議論を重ね、イメージに合う他の車種を一緒に乗り比べながら、どのようなクルマを作るかという方向性を決めていく。 まずはどのようなクルマにしたいのかという理想を描き、それに近い