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名誉毀損罪 -ネット書き込みで悪口はどこまで許されるか
飲食店やホテルを選ぶときに役立つ口コミサイト。実際に足を運んだユーザーが書き込むリアルな評価が人... 飲食店やホテルを選ぶときに役立つ口コミサイト。実際に足を運んだユーザーが書き込むリアルな評価が人気の秘密だ。しかし一方で、悪口を書き込んで店とトラブルになることもあるようだ。 真っ先に思い浮かぶのは民事における損害賠償請求だ。しかし、そもそも名誉毀損は犯罪行為でもある。3年以下の懲役もしくは禁錮または50万円以下の罰金という刑事罰に処される恐れがある(刑法230条)。 たとえばラーメン店がカルト集団と一体であるかのような書き込みをした男性が名誉毀損罪に問われた裁判では、2010年3月、最高裁が被告側の上告を棄却。罰金30万円の有罪判決が確定した。 どのような書き込みをしたら罪に問われるのか。ネットトラブルに詳しい宮本督弁護士は、「意見の表明なら、名誉毀損罪にあたらない」と指摘する。 「名誉毀損罪は、事実の摘示が要件の一つ。たとえば『店にゴキブリがいた』という事実を書いてはじめて名誉毀損罪に
2014/09/05 リンク