【日本の民主主義に新風を吹き込む、杉並区長・岸本さとこ。 欧州・市民運動のなかで育んだ「公共」再生のためのポリティックス!】 民営化の嵐で疲弊した欧州市民の怒りが、街を動かした。 「恐れぬ自治体」が立ち上がり、「ミュニシパリズム(地域自治主義)」の精神でつながった。 やがてその脱・民営化/再公営化の運動は、破綻していた地域経済や人々のつながりまでも「再生」していったのだ。 そのとき市民と自治体のブリッジを果たしたのは、NGOで働くひとりの日本人女性・岸本さとこ。 彼女が日本に伝えた新しいデモクラシーの方法とは? 地殻変動が始まった、民主主義の最前線が、ここにある! 【斎藤幸平さん(『人新世の「資本論」』)も絶賛!】 「誰もが必要とする水やエネルギー。 それを大企業からみんなの手に取り戻し、<コモン>=(公共財)として再建する。 その方法を新・杉並区長が具体的に伝える、豊かで魅力的な一冊!」