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おみそ汁
sp.yomiuri.co.jp
格差問題を掘り下げた世界的なベストセラー「21世紀の資本」を書いた仏経済学者のトマ・ピケティ氏(43)。日本に滞在した1日までの4日間、「人口減の日本と欧州は世襲社会に戻りつつある」「若者に有利な税制改革が必要」などの指摘は大きな注目を集めた。 一方、「累進課税強化は世界に逆行する」「格差が拡大し続けるとの考えは無理がある」などの批判もある。 ◇来日中のピケティ氏の主な発言は次の通り。(読売新聞とのインタビュー、日本記者クラブでの記者会見などから) 【格差の状況】 20世紀初頭まで、(各国の)貧富の差は大きかった。2度の世界大戦で(インフラなどの)資本が破壊され、格差はいったん縮小した。1970年代までは戦後復興の高度成長で格差はそれほど広がらなかったが、80年代以降、日米欧いずれも格差が拡大している。特に米国でその傾向が顕著だ。 「資本の収益率(r)は経済成長率(g)を上回る」という数式
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