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最近、お話に出てくる幽霊って怖くないよね、という話。―疑似的な第二の人生と成仏に纏わる矛盾― - ぼっちQ&A!~小川麻衣子作品感想ブログ~
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最近、お話に出てくる幽霊って怖くないよね、という話。―疑似的な第二の人生と成仏に纏わる矛盾― - ぼっちQ&A!~小川麻衣子作品感想ブログ~
――幽霊は悪魔とちがつて、徹頭徹尾凄味あるのみ、甘さやユーモアは微塵もない。ひとつには人間の本能に... ――幽霊は悪魔とちがつて、徹頭徹尾凄味あるのみ、甘さやユーモアは微塵もない。ひとつには人間の本能にひそむ死への恐怖が幽霊と必然的に結びついてゐるためもあるが、又ひとつには「死んで恨みを晴らさう」といふ笑ひの要素の微塵もない素朴な思想が、幽霊の本質的な性格を規定してゐるためである。(坂口安吾『幽霊と文学』より抜粋) ・幽霊ってなぜ怖いのか 以前『あの花』を観ていたときにふと思ったことがある。物語に出てくる幽霊ってもっとこう、怖いものではなかっただろうか?と。しかしそもそも幽霊とはなぜ怖いのだろうか。それを考えるための手がかりとして、まず坂口安吾の『幽霊と文学』から軽く抜粋してみた。 幽霊というのは大雑把に死んだ人間の魂なりなんなりが成仏できずにこの世に留まってしまうものを言う。彼らは生前果たせなかったことや酷い仕打ちを受けたことを悔やみ恨み、そのせいで成仏したくてもできないのである。 それが