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日産ゴーン社長、国内販売の戦略ミス認める
日産自動車は6月25日、横浜市のパシフィコ横浜で第114回定時株主総会を開催した。事業報告や質疑応答な... 日産自動車は6月25日、横浜市のパシフィコ横浜で第114回定時株主総会を開催した。事業報告や質疑応答など特段の波乱もなく進行、カルロス・ゴーン社長や全取締役の再任(任期2年)、剰余金の処分、取締役への株価連動型報酬付与の3議案は会社提案どおり可決された。所要時間は2時間7分、出席株主数は1379人でほぼ例年なみだった。 日産の前年度決算(2013年3月期)は4%の営業減益と、期末にかけての円安で潤った同業他社と比較すると物足りない結果に終わった。これについて志賀俊之COOは、「日本で軽自動車の販売が伸ばせなかったこと」「中国での尖閣問題」「米国での競合激化と生産混乱など主要市場での問題」などを理由に挙げ、いずれも解決方向にあると述べた。 見通しと質疑に答えたゴーン社長は、日本での不振について、軽自動車はスズキからのOEM(相手先ブランドによる生産)に完全に依存していたため商品供給が十分に行