STAP幹細胞騒動に関して素人が心得るべきこと

理化学研究所発生・再生科学総合研究センターの小保方晴子氏が開発したとされる刺激惹起性多能性獲得（STAP）幹細胞を巡って、騒乱が続いている。最初は、若手女性*1研究者の大発見と言う物珍しさからの報道が続き、次に小保方論文の信憑性が疑われはじめた*2。これは発見自体が間違いであった可能性と、論文の根拠が捏造であった可能性の二つの意味がある。さて、こういう問題に関しては暗黙の作法「(´ー｀)ﾌｰﾝ」があるのだが、それをわきまえていない人が多いようだ。 1. 研究のサイクル この世には研究のサイクルと言うものがある。大雑把に、研究者は何か発見をし*3、それを論文を書いて専門雑誌に投稿を行い、編集部が研究が雑誌の趣旨と合致しているか判断したあとに、匿名の専門家である査読者が“もっともらしい”かを審査を行い、そこで問題がなければ受理される。こうして掲載された論文が他の研究者の目に止まると、追試を含む

[WareraPhotos]

小保方博士の論文について、マスコミの大騒ぎの後、こんどは疑義を呈する輩が盛り下げようと頑張っているかのよう。このブログのような冷静かつ平静な論評がもっと流布してもよいと感じる。

[xlc]

結果を出せなかったオリンピック選手を叩くのと同じ状態になってる。持ち上げすぎて引っ込みがつかないんだよね。きっと。

[RocRoc36]

完全分野外にしてはよくわかってる。例の医学系大学院生よりもよくわかってる雰囲気が行間からにじみ出ている。詳しい知りあいでもいるのかな？

[IthacaChasma]

「毀誉褒貶は抑制的であるべき」ほんとこれ。再現性、互換性についての検証を静かに待ちましょう。

[himomen]

了解です

[Cru]

研究者ではないので評価できないが、賛同はできる感じ…。"生物系だとかなり多くの研究の再現性が無いことが問題になっている"――そうなのか。暗黙知というか職人技の一振り？「簡単」というのは記述的条件が簡素と

[riocampos2]

2/26記事。『大発見に対する暗黙の作法とは、ポジティブなニュースにも、ネガティブなニュースにも距離を保つことだ。』これに尽きる。｜STAP幹細胞騒動に関して素人が心得るべきこと

[Miya]

知恵の言葉　>大発見に対する暗黙の作法とは、ポジティブなニュースにも、ネガティブなニュースにも距離を保つことだ。 // STAP幹細胞騒動に関して素人が心得るべきこと: ニュースの社会科学的な裏側

[quassia88]

理化学研究所発生・再生科学総合研究センターの小保方晴子氏が開発したとされる刺激惹起性多能性獲得（STAP）幹細胞を巡って、騒乱が続いている。最初は、若手女性*1研究者の大発見と言う物珍しさからの報道が続き、次

[Daniel_Yang]

親切で丁寧なアドバイスです。

[ykot]

なんという世界…

[paku7651]

あとでよむあれやれや。

[popolonlon3965]

なるほど。/「今回のケースでは最初の段階でメディアが小保方晴子氏をアイドルのように扱ったのがそもそも間違いなのだと思うが、手のひらを返すように叩き出すのも同様に問題」

[augsUK]

印象では全論文に占める論文取下げ率は低く、捏造でなくても取下げのインパクトと当該研究者への信頼低下は大きい例が多いように感じる。/磁化の測定値が不具合で大きく「新物質」二年分の研究が全取下げとかあった

[daybeforeyesterday]

うーむ

[sakidatsumono]

ニコ生の徹底解説についたコメントが捏造一色で不気味すぎた

[skt244]

理研と小保方研究員の両方が黙りすぎでは？

[shiwan]

良記事。自分の能力の範囲外についてはこういうスタンスにならざるをえないよねっていう。