サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
おみそ汁
www.drone.jp
当ウェブサイトでは、お客様のウェブ体験向上のためクッキーを使用します。また、広告と分析の用途でサードパーティークッキーにも情報を提供しています。詳細は プライバシーポリシー をご参照ください。
HOVERAir X1 Smart HOVERAIR X1は2023年に発売開始し、現在世界中の10万人以上のユーザーが活用しているという。 HoverAir X1は重さが125gあったため、日本の規制に適合するために100g未満の99gの軽量化を実現し、「HOVERAir X1 Smart」という名前で発売する。 HOVERAir X1 Smartは、ポケットサイズのフライングカメラで、リモコンなしで手のひらの上で離着陸する。AIを搭載し5種類以上の飛行モードがあらかじめプログラムされており、さまざまなアングルから映画のような写真や動画を撮影できる。 さらに、わずか99gの重量とポケットサイズのデザインにより、優れた携帯性を実現。ポケットやバッグに簡単に収まるため、持ち運びに便利だ。 製品特徴 「HOVERAir X1 Smart」は、簡単に撮影した写真を共有できる空飛ぶAIカメラマンだ
事業としては、ホバーバイク「XTURISMO」の製造・販売、ドローンの運用管理UTM「C.O.S.M.O.S」を開発、国土交通省都市局が主導する「Project PLATEAU」に参加。2019年には当時業界でも最大級の23億円にものぼる資金調達を実施し、出資者には京セラや三菱電機、三井住友海上、JR西日本など事業会社が並んでいた。ドローン業界において目立つ印象のスタートアップ企業だった。 日本ハムホーム開幕戦セレモニーにホバーバイク「XTURISMO Limited Edition」特別仕様モデルが登場 特に「XTURISMO」は、国内外で注目された。2018年にDRONE FUNDの2号ファンドのメディア向けイベントでコンセプト機が公開されて以来、2019年は開発中の機体でデモを行い、同年10月には東京モーターショー2019でスポーツカーを意識した特別デザインモデルを一般公開した。20
スプリットデザインのHD VTXマウントブラケットにより、主流のHDデジタルVTXモジュールの素早い取り付けをサポートし、GyroFlowスタビライゼーションソフトウェアとラバーダンパー振動減衰設計により、安定したスムーズなHD画像を保証するという。そのデザインは、屋内でも屋外でもクルージングに適している。 主な特長 スプリットデザインのHD VTXマウントブラケットは、DJI O3 Air Unit、Walksnail Avatar HD Pro、Caddx Vistaなどの人気モデルと互換性がある。サイドブラケット、ラバーダンパー制振設計、レンズホルダー、アンテナを強化し、低周波振動を抑え、HD VTXの安全性を高め、ハイビジョン映像を安定して出力する。また、VTXケーブルを接続し、バインドを完了するだけで、飛行開始できる。 DJI O3カメラレンズを保護し、飛行中に安定した高解像度ビ
その背景にあったのが、2000年代初頭に広まった「精密農業」の概念だ。これは文字通り、農地や農作物の状態を「精密に」把握してそれぞれに合った対応を取るというもので、農作物の収穫量を上げたり、農薬や肥料の使用量を減らしたりすることが目指されている。そのためには広大な農地を効率的に監視・管理するテクノロジーが欠かせないが、そこに民生用ドローンの急速な進化がタイミングよく訪れたというわけだ。 たとえば一般社団法人セキュアドローン協議会は、2015年に早くも「精密農業とドローン」と題した論考をウェブ上に掲載し、ドローン活用の利点として「調査の自動化や肥料量の分析、病気の診断と適切な農薬散布、灌漑などのメンテナンス費用の低減化などを実現すること」を挙げている。 セキュアドローン協議会による精密農業におけるドローンの活用イメージ(出典:セキュアドローン協議会ウェブサイト)こうしたユースケースは非常に具
日本が世界に誇る「ロボティクス」「アニメーション/ゲーム」「自動車」の分野の要素を詰め込んだArchax -アーカックスはSFに出てくるような大型ロボットに実際に乗り込んで操縦するという、子供のころから多くの人が憧れた夢の体験を提供すべく誕生した。 アーカックスは搭乗型ロボットという全く新しいマーケットを形成することを目的としており、超高級車や自家用ジェット機のようなラクジュアリー市場を当社製品のベンチマークとしている。主たる顧客は富裕層を想定しており、国内だけでなく海外向けの受注販売を今後予定しているという。 アーカックスのモードチェンジにおける全高 ロボット開発の特徴 アーカックスのコックピットへ搭乗する様子 ・建設機械や大型エンターテインメント装置の開発経験者によるハード/システム設計。 ・メカデザイナーをメンバーに加え、メカの可動とデザイン性を両立。 ・主に日本国内のサプライヤから
同ロボットは、UCLAのRobotics and Mechanisms Laboratory(RoMeLa)の研究者が、不整地での二足歩行に特化した汎用ヒューマノイドロボットとして設計。身長4フィート8インチ、体重85ポンドで、荒れた不安定な路面での歩行や走行、ジャンプが可能。また、強く押されたり、邪魔をされたりした場合でも、ARTEMISは安定した動きをすることができる。 UCLAの研究者によると、研究室でのテストでは、ARTEMISは1秒間に2.1メートル歩くことを記録しており、これは世界最速の歩行ヒューマノイドロボットという。また、学術的に設計されたヒューマノイドロボットとしては初めてであり、全体でも3台目であると考えられている。 このロボットの大きな特徴は、アクチュエーター(エネルギーから動きを生み出す装置)が、生物の筋肉のように動くようにカスタムデザインされていることだ。一般的な
主な特長 人間が最も感受性の高い周波数帯のノイズを低減 消費電力や重量を増加させる補強部品を必要とせずノイズを低減 回転するプロペラが、ドローンの軌道上にある物体や表面を切断、捕捉、またはクリップする可能性を低減 マルチロータードローンに匹敵する推力を実現 積層造形での確実な製造が可能であり、様々なマルチローター用プロペラのカスタマイズが可能 このトロイダルプローラーにより、小型のマルチローター無操作飛行機(ドローン)は、プロペラ形状を持つ現在のドローンに比べ、より静かに飛行することができるようになったという。このプロペラの採用により、音に煩わされないドローンが実現できれば、空輸、映画撮影、工業・インフラ検査、農業モニタリングなど、幅広い用途でドローンの普及が加速することが期待されるとしている。 DJIのクアッドローターで使用されている従来のプロペラ(a)とトロイダルプロペラ(b)の比較。
新制度施行の12月5日が来る前に 来るべきドローン操縦ライセンス(免許)制度が実施される12月5日まで約1ヶ月あまり。再度おさらいをしてみましょう。これまで7月25日に国土交通省から「『航空法等の一部を改正する法律の一部の施行に伴う関係告示及び通達の制定について』に対する意見の募集について」というパブリック・コメントが公開になり、8月3日の小型無人機に係る環境整備に向けた官民協議会では、「レベル4の実現に向けた新たな制度整備等」に関する資料も更新となりました。これらの資料では、新制度が12月5日施行となることや、案段階ではありますが国家操縦ライセンス制度に関する学科授業の教則(講習テキストのベースとなるもの)、実地試験の内容について資料などが公開になっています。
以前Vol.20で紹介したDJI FPVの派生機で、FPVによる飛行に特化したものです。DJI FPVより小型で、全体がダクトのようなガードで保護されているため、室内や人に近づいて撮影できるドローンです。このタイプのドローンはCINE WHOOPと呼ばれるジャンルで、今までも存在はしましたが、自作機の域のものしかなく、完成度は業務に使うには頼りないものでした。これで不具合の解消を機数で補う運用とおさらばできるかと思った矢先にこの事態です。 これはドローンでも「おま国」現象が起きてしまうのではないかと、ちょっと恐怖心さえ出はじめています。「おま国」とはネットスラングで、「お前の国では売ってやらない」の略です。 主にゲームでの話で、日本はゲームの表現に対する審査団体の規制が厳しく、海外のゲームを日本で発売する際に、内容を変えたり、表現を変える必要があるため、海外では発売されたゲームが、日本では
操縦ライセンス制度とは? 操縦ライセンス制度の概要 「操縦ライセンス制度」は、国が新たに設立するいわゆる国家ライセンス制度です。これまでのドローン関連資格・ライセンスは民間管理団体が設立したものでしたが、自動車の運転免許のように国が設立・管理していくものとなります。 かねてより2022年の実現を目指している「レベル4飛行(都市部などの有人地帯における補助者なし目視外飛行)」の実施にあたり安全性を担保するためや、現状では飛行の許可・承認が必要な飛行ルールについても合理化・簡略化することを目的に同じく新設される「機体認証制度(機体の安全性を認証、第三者上空飛行が可能な第一種と第三者上空を飛行しない機体の安全を認証する第二種がある)」「運航管理要件(運航ルール)」とともに2022年末よりスタートする予定です。 操縦ライセンス制度の種類 操縦ライセンスには、これまで原則飛行禁止としてきた"第三者上
これはウクライナの首都キエフ(最近はよりウクライナ語の読みに近い「キーフ」や「キーウ」という表記がなされることも増えている)の近郊にあるBorodyankaという町の被害状況を撮影したものだ。集合住宅と思われる大きな建物や、周囲にある一軒家、そして車両などが破壊されたり、燃えて黒焦げになったりしている様子が映し出されている。 この空撮映像は英国の報道機関であるSky Newsが撮影したものだが、同様にドローンを活用して、報道や調査、あるいはロシア軍の動向を把握するために、多くの民間ドローンが活用されていると報じられている。もちろんドローンによる空撮がいかに有益なものであるかは、平時である私たちも十分に理解しているが、いつ新たな攻撃にさらされるか分からない状況下において、ドローンを使った調査が大きな効果を発揮している。 そうした状況から、ウクライナ国防相は2月24日、ソーシャルメディアのFa
2020年6月に公布された改正航空法により、無人航空機(ドローン)の機体登録制度が創設されます。それに伴い、2021年11月25日に発表された「無人航空機登録要領」により2022年6月20日に義務化される登録制度の内容が明らかになりました。 機体登録しないとどうなるの?リモートIDってどうしたらいいの?など、機体登録制度はドローンを趣味で楽しむ人も仕事で活用する人も気になる点がたくさんあると思います。そこで今回は、気になる機体登録制度の内容をざっくりと読み解いて行きたいと思います。 機体登録制度ってどんなもの? 2022年6月20日以降は、基本的に全ての無人航空機の機体登録が義務となります(100g未満の機体、研究開発中の機体、屋内を飛行させる機体は除く)。 国土交通省発行の登録記号を記したラベル等を貼り、「リモートID」機能を搭載する必要があります。機体登録の義務を怠ると、50万円以下の
東京オリンピック2020大会で、印象に残ったシーンはいくつもありましたが、今大会で注目を浴びた競技のひとつに、新種目スケートボードが挙げられると思います。ストリートの堀米雄斗選手と西矢椛選手、パークの四十住さくら選手が金メダルを獲得し、日本でもこのスケートボードという競技への注目度が一気に高まりました。 実況でも解説されていましたが、スケートボードは単なるスポーツとしては括りきれない、極めてカルチャーに根ざした競技であり、むしろカルチャーそのものと言っても過言ではない存在です。 僕は以前から、スケートボードとドローンとの間にはなんとなく似た部分があると感じていて、それは、スケーターとドローンパイロットという人間たちが、互いに共通した感覚を持っていることに起因しているからではないかと思っています。 そこで今回は、オリンピック開催を機に、スケートボードとドローンの類似性について考えてみたいと思
Leicaは、世界初のLiDAR完全統合型ドローンBLK2FLYを発表した。BLK2FLYは折りたたみ式で2.6kgで軽量小型だ。世界初のLiDARが本体に実装されたドローンとなる。 高度な障害物回避機能を備えた自律飛行型レーザースキャナーで、空から簡単にキャプチャー可能になる。同社の製品BLK2GOハンドスキャナーがドローンに実装されたと言っても良いだろう。 飛行中に建物の外観や構造物、環境などをスキャンする。BLK2FLYは、カラー化された3D点群をボリュメトリックキャプチャーし、3Dモデル、図面、ビジュアライゼーションを実現する。屋上やファサードなどタブレットを数回タップするだけで、建物の外観の特徴や寸法を自律的に大型機では不可能だったアクセスできない場所をキャプチャする。 BLK2FLYに搭載された密閉型のフルドームレーザースキャナーは、全方向の3D点群をキャプチャする。またGra
筆者も3日間、セミナーの講師やJapan Drone Best Awardの審査員などを行うかたわらで、各ブースを見たり、ドローン関係者と話をした。直接お会いするのは久しぶりな方も多く、色々と進んでいることを実感した。 各キャリア3社のドローンへの本気度がみえる展示やSONYの魅力的なAirpeakなど見どころも多い展示会であったと感じたが、筆者にとっての一番の驚きは、Ardupilotの拡がりであった。 Ardupilot拡大の背景 以前から中国製ドローン(主にDJI)への様々な懸念はあったものの、DJI機の扱いやすさや機能の高さもあり、DJIの汎用機のシェアは圧倒的だった。そして、国産の産業用ドローンも、DJIがNAZA-Mのようなフライトコントローラー、そしてSシリーズ(S600など)といった作りやすいフレームを提供していたこともあり、DJIのフライトコントローラーを採用している機体
これまでのドローン産業の動向はDJIの動きとともにあったのは間違いないが、米中対立という流れもあり、ここに来て潮目が大きく変わってきている。 Drone1.0(空撮用機体の競争)~2016年 空撮プロの間では、2012年ぐらいからカスタム機体に1眼レフカメラなどを搭載した形での空撮が拡がってきていた(この頃から空撮業務を行っている人にとっては儲かった時代であった)。2014年ぐらいから、DJIのPhantomが登場し、バージョンを追うごとに機体も安定していき、Inspireといったプロ空撮機なども登場した。その中でHD、フルHD、4Kと搭載カメラの解像度も上がっていき、空撮が身近で、しかも高品質になった。 と同時に、2015年はホワイトハウスや首相官邸への落下により、社会的事件として「ドローン」が注目を浴び、気軽に飛行させることが難しくなった(日本ではラジコンvsドローンという形での構図も
本事業の概要 本事業の期間は2020年度~2021年度。16.1億円の予算をつけて、2つの研究開発を進めている。1つは、政府調達向けを想定したドローンの標準機体設計・開発とフライトコントローラーの標準基盤設計・開発だ。もう1つは、ドローンの主要部品の設計・開発支援と、量産から廃棄までの一連の体制の構築支援である。 最大の目的は、画像やフライトログなどのデータ流出や、場合によっては乗っ取りされるリスクの回避だ。災害対応、インフラ点検、捜索や監視といった、政府や公共部門のニーズを満たす"安心安全"なドローン基盤技術を開発して、さらにフライトコントローラーのAPIと主要部品のインターフェースを公開することで、電力会社やインフラ事業者をはじめとする民間での産業利用拡大、ドローン産業の国際競争力強化を図るのが狙い。 プロジェクト推進の中心はACSLが担う。そこにヤマハ発動機、NTTドコモ、ザクティ、
ドローンメーカーであるDJIが将来的に自動車業界に参入すことはすでに示唆されていた。ドローンが最先端の障害物回避技術を実装使用することを考えると当然のことだろう。さらに子会社にはLiVoxがある。 DJIが新しいDJI Automotiveを公式発表したことは大きい。現段階で車両の発表はなく、DJIは独自の自動運転車を製造していないが、取り組んでいる自動運転に関する技術を紹介している。特に自律走行システムおよび関連するコアコンポーネントの研究開発、生産、販売に注力するのが当面のところだろう。 3つの自動運転ソリューションは、DJI Driving D130 series(0〜130kphの速度の高速道路および高速道路の運転用)、DJI D80 series(都市で0〜80kphの低速での運転に適用)、およびDJI Parking System(駐車システム)だ。 DJI Automotiv
ドローン・ロボティクス業界にいち早く参入して活躍するプレイヤーの方々のキャリアに焦点を当て、その人となりや価値観などを紹介する連載コラム[空150mまでのキャリア~ロボティクスの先人達に訊く]第11回は、再生可能エネルギーを使った自動帆船ドローンを開発する、エバーブルーテクノロジーズCEOの野間恒毅氏にインタビューした。 同社が見据えるのは、日本が脱炭素社会を実現するため、風力、波力、潮力などの再生可能な海洋エネルギーが必須となる未来。5年、10年、さらに先かもしれない。それでも、「海から陸へ、エネルギーを運ぶ船も、クリーンに」を掲げて、風を動力源として自律航行できる産業用の帆船ドローンの開発と実用化を着実に進めている。 全長2m帆船型ドローン「Type-A」 地球温暖化は"この10年がタイムリミット"ともいわれている。いま同社には、SDGs世代である10代、20代からのプロボノ参加志願も
「操縦ライセンス」制度が導入されると、法律や環境はどのように変わるのでしょうか?そこで今回は、気になるドローンパイロット環境の近未来についてざっくりとまとめてみたいと思います。 なぜ必要なの?操縦ライセンス制度導入の背景 ■操縦ライセンス制度新設の経緯 2015年11月、当時の安倍首相による「ドローンを使った荷物配送を可能とすることを目指します」という発言がスタートとなります。 その後「小型無人機の環境整備に係る官民協議会」にて提言された「小型無人機の利活用と技術開発のロードマップ」において2022年度を目処にレベル4(都市部などの有人地帯での補助者なし目視外飛行、「都市部におけるドローン物流」などがあたる)を実現する…という計画に基づいてさまざまな分野が動いています。新設される「操縦ライセンス」もそのひとつです。 ■操縦ライセンス制度の狙い 現在は"有人地帯での補助者なし目視外飛行"は禁
2.7Kカメラ、三軸ジンバルを備えた199gのDJI MAVIC mini(日本版)が2019年10月31日に発表された。前日に北米で発表されたDJI MAVIC miniと機体仕様は同じだが、機体重量が249gと199gでそれぞれ異なる。同じスペックで重量を199gに抑えた事は今回賞賛すべきことではないだろうか。 日本仕様の199gは、申請なしで飛行可能ということになる。同様にグローバル版も申請無しの飛行が可能だ。改めて生産完了したSPARKとTelloのポジションをカバーするために投入されたということになる。 DJI MAVIC miniは、まさしくドローンであるが、Everyday Flying Camと銘打たれているのだ。言うなれば、“映える”ための空飛ぶカメラとしての位置付けだ。ティザーに女性が起用されていたこともうなづける。 機体に右横に「ULTRA LIGHT 199g」と印
専門家の「耳」を手に入れるAI 現在は「第3次AI(人工知能)ブーム」の最中にあると言われ、AI理論の進歩だけでなく、具体的な価値を生み出すアプリケーションが次々に生まれてきている。中でも有望な分野のひとつが、AIを活用した診断だ。人体や建築物など、対象はさまざまだが、従来は専門家しか行えなかった高度な判断を、機械によって自動的に行うことが可能になっている。 たとえばGoogleの親会社Alphabet傘下でAI研究に取り組むDeepMindは、ロンドンの臨床医らと共同で、網膜をスキャンした画像をAIで診断する装置を開発した。この装置はAIによる画像解析を活用して、糖尿病性網膜症や緑内障といった眼疾患の有無を、たった30秒で確認できるそうだ。 しかもその精度は、一流の眼科医にも劣らないとDeepMindは主張している。また中国のBaidu(百度)も、眼底検査にAIによる画像解析を応用し、各
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『DRONE | ドローン専門メディア』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く